オウンドメディア運用代行おすすめ12社を比較。費用相場と失敗しない選び方

オウンドメディアを立ち上げたものの記事が積み上がらない、あるいは記事数は増えたのに問い合わせが増えない。この2つは、オウンドメディア運用代行を検討するきっかけとしてもっとも多いパターンです。

私は大手広告代理店でアカウントプランナーとして企業のコミュニケーション設計に携わり、その後スタートアップで広告部門のマネージャーを経験しました。現在は株式会社イールドマーケティングの代表として、自社でも複数のオウンドメディアを運営しています。発注する側と、実際にメディアを回す側の両方を経験したうえで断言できるのは、運用代行会社選びは「どこが優れているか」ではなく「自社のフェーズと目的にどのタイプが合うか」でほぼ決まるということです。

この記事では、オウンドメディア運用代行を手がける会社を、支援タイプ別に整理して比較します。あわせて依頼できる業務範囲、費用相場、契約前に確認すべきポイントまで解説します。

目次

オウンドメディア運用代行とは?依頼できる業務範囲

オウンドメディア運用代行とは、自社メディアの戦略設計からコンテンツ制作、分析改善までを外部の専門会社に委託するサービスです。まずは、混同されやすい隣接サービスとの違いから整理します。

運用代行・記事制作代行・SEOコンサルの違い

同じ「オウンドメディアの外注」でも、担ってくれる範囲はまったく異なります。

サービス種別主な担当範囲向いている状況
オウンドメディア運用代行戦略設計、KW設計、企画、制作、入稿、分析改善まで一括社内に専任担当がいない、立ち上げから任せたい
記事制作代行指定されたキーワードでの執筆・納品戦略と管理は社内にあり、制作リソースだけ不足
SEOコンサルティング技術的施策の助言、キーワード戦略の設計社内に実行部隊があり、方向性の助言がほしい

もっとも失敗が多いのは、社内に判断できる人がいない状態で記事制作代行だけを発注してしまうケースです。納品物の良し悪しを評価できないまま記事が積み上がり、半年後に「アクセスは増えたが問い合わせはゼロ」という結果になります。

判断の目安

社内にメディア運営の意思決定ができる人がいるかどうかが分岐点です。いない、もしくは兼務で手が回らないのであれば、戦略設計から含む運用代行を選ぶべきです。

依頼できる業務範囲

運用代行会社に依頼できる業務は、大きく6領域に分かれます。

戦略設計・KPI設計

メディアの目的、ターゲット、ゴール指標を定義する工程です。ここが曖昧なまま制作に入ると、後工程すべてが方向を見失います。

キーワード設計・コンテンツ企画

検索ボリュームと商材との距離を踏まえて、記事テーマを設計します。純粋な検索需要だけでなく、自社商材につながる導線があるかで優先度を決める工程です。

編集部構築・ライター管理

ライターの採用、マニュアル整備、品質基準の設定を担う領域です。長期運用を前提とするなら、ここを任せられるかどうかが会社選びの分水嶺になります。

コンテンツ制作・取材

SEO記事の執筆に加え、インタビューや事例取材といった一次情報コンテンツの制作も含まれます。取材対応の可否は会社によって大きく差が出る部分です。

CMS入稿・サイト運用

WordPressなどへの入稿、画像選定、内部リンク設計といった実務です。地味ですが工数を最も食う領域で、外注効果が出やすい部分でもあります。

分析・改善・リライト

Google Analytics 4やSearch Consoleを用いた効果測定と、既存記事の改善提案を行います。

内製と外注のコスト・スピード比較

自社で採用して内製する場合と、運用代行に外注する場合を比較すると以下のようになります。

比較項目内製運用代行に外注
初期の立ち上がり速度遅い(採用と育成に数か月)速い(契約後すぐ着手可能)
月額コスト人件費として固定で発生契約内容に応じて変動
ノウハウの蓄積社内に残る会社によっては残りにくい
品質の安定性担当者のスキルに依存編集体制がある会社なら安定
撤退・縮小のしやすさ難しい契約期間終了で調整可能

編集経験者を1名採用する人件費と、運用代行の月額費用は実はそう変わりません。違うのは、採用の場合は成果が出るまでの数か月も固定費がかかり続ける点と、その人が辞めた瞬間にメディアが止まる点です。

立ち上げ期は外注でスピードを出し、軌道に乗ったら内製に切り替えるという段階設計が、コスト面でももっとも合理的だと考えています。

オウンドメディア運用代行会社12社の比較一覧表

まずは12社の全体像を把握してください。詳細は次章で1社ずつ解説します。

【早見表】12社の対応範囲・料金目安・得意領域

会社名支援タイプ得意領域料金目安
株式会社ルーシー(バズ部)総合支援・内製化伴走型コンテンツマーケティング、自走体制構築要問い合わせ
株式会社THE MOLTS総合支援型事業成果からの逆算、データ分析要問い合わせ
有限会社ノオト編集プロダクション型企画・取材・編集品質要問い合わせ
ディレクターバンク株式会社内製化伴走型ディレクター人材の柔軟なアサイン月額21.4万円〜(見積例)
株式会社4X(旧サムライト)総合支援型戦略設計、記者経験者による制作要問い合わせ
株式会社イノーバ総合支援型BtoBコンテンツマーケティング要問い合わせ
アイオイクス株式会社総合支援型SEOとメディア運営の知見要問い合わせ
CROCO株式会社編集部構築型社内編集部の立ち上げ支援要問い合わせ
Appmart株式会社企画・制作特化型SEO記事と取材コンテンツ6万円〜(記事制作)
サイトエンジン株式会社企画・制作特化型多言語対応を含むコンテンツ制作要問い合わせ
テクロ株式会社業界特化型(BtoB)リード獲得から育成まで月額40万円〜
株式会社LIG制作一体型サイト制作とコンテンツの同時進行要問い合わせ

料金は依頼範囲によって大きく変動するため、公式サイトの資料請求で最新のプランを確認してください。

タイプ別分類

12社は、支援スタイルで4タイプに分類できます。自社の状況と照らし合わせてください。

総合支援型

戦略設計から制作、分析改善までを一括で任せられるタイプです。社内に専任担当がいない企業に向いています。ルーシー、THE MOLTS、4X、イノーバ、アイオイクスが該当します。

編集プロダクション型

編集者・ライターの品質管理に強みを持つタイプです。取材コンテンツやブランディング目的のメディアに向いています。ノオト、Appmart、サイトエンジンが該当します。

内製化伴走型

最終的に社内運用へ移行することを前提に、体制構築を支援するタイプです。ディレクターバンク、CROCO、そしてルーシーがこの性格を強く持ちます。

業界特化型

特定業界や商材に特化したタイプです。BtoB商材ならテクロ、サイト制作から一体で進めたいならLIGが候補になります。

オウンドメディア運用代行のおすすめ12社

ここからは12社を個別に解説します。各社の対応範囲、実績、どんな企業に向くかを整理しました。

株式会社ルーシー(バズ部)

項目内容
運営会社株式会社ルーシー
支援タイプ総合支援・内製化伴走型
対応範囲戦略設計、キーワード設計、サイト制作、記事制作、内製化支援
得意領域・強み自社メディア「バズ部」で培ったコンテンツマーケティング手法
料金目安要問い合わせ
最低契約期間要問い合わせ
支援実績・導入事例支援先で累計売上106億円、問い合わせ月4,400件以上の事例あり
記事制作体制5年以上の経験を持つメンバーが戦略設計から伴走
自社オウンドメディア運営実績あり(バズ部)
内製化支援あり(マニュアルとトレーニングによる自走体制構築)
こんな企業におすすめ最終的に社内でメディアを回せる体制を作りたい企業
公式サイトURLhttps://lucy.ne.jp/

オウンドメディア支援の文脈で必ず名前が挙がる会社です。同社は自社メディアのバズ部を通じて、オウンドメディア経由で50億円以上の売上を創出しており、支援したクライアントの中には累計売上106億円、問い合わせ月4,400件以上という成果を出しているメディアもあります。

特筆すべきは内製化への姿勢です。10年以上運営してきたノウハウを再現可能な形に落とし込み、定例ミーティングでのフィードバックとレクチャーを通じて、クライアント側でコンテンツ制作を継続できる体制づくりまで支援します。

丸投げして記事を納品してもらう形ではなく、社内に担当者を置いて一緒に手を動かす前提の会社です。裏を返せば、社内リソースがまったく割けない企業には向きません。

こんな企業には向かない

担当者を1人も立てられない、完全に外部へ任せきりにしたいという企業には合わない可能性があります。その場合は次に紹介するTHE MOLTSやAppmartのほうが現実的です。

株式会社THE MOLTS

項目内容
運営会社株式会社THE MOLTS(MOLTSグループ)
支援タイプ総合支援型
対応範囲オウンドメディアのコンサルティング・運用代行、コンテンツSEO、広告運用、データ分析
得意領域・強み事業成果から逆算したマーケティング設計
料金目安要問い合わせ
最低契約期間要問い合わせ
支援実績・導入事例設立から5年で300社以上のデジタルマーケティング支援実績
記事制作体制各領域のプロフェッショナルによるチーム編成
自社オウンドメディア運営実績あり
内製化支援あり(インハウス化支援)
こんな企業におすすめメディア単体でなく事業KPIから設計してほしい企業
公式サイトURLhttps://moltsinc.co.jp/

2016年3月に創業し、大企業からスタートアップ、事業会社からマーケティング支援会社まで多様な企業とのプロジェクトを推進してきた会社です。設立から5年で300社以上のデジタルマーケティング支援実績を持ちます。

コンテンツSEOのコンサルティングや記事制作代行、オウンドメディアの運用代行に加えて、GA4の導入・活用支援、運用型広告、LPO改善まで幅広く手がけています。

この会社の価値は、オウンドメディアを独立した施策として扱わない点にあります。広告やCVR改善と並べたうえで「今この事業にとってオウンドメディアが最適なのか」から議論してくれます。メディアありきで話が進まないぶん、経営層を説得する材料も揃いやすいはずです。

依頼前に整理しておくべきこと

事業KPIから逆算する進め方をとるため、自社の売上構造や現在のCPAを開示できる状態にしておくと初回の議論が深まります。

有限会社ノオト

項目内容
運営会社有限会社ノオト
支援タイプ編集プロダクション型
対応範囲コンテンツ企画、取材、執筆、編集、メディア運営
得意領域・強み20年超の編集プロダクションとしての品質管理体制
料金目安要問い合わせ
最低契約期間要問い合わせ
支援実績・導入事例大手メディアの企画・制作・運営実績
記事制作体制編集者による多段階のチェック体制
自社オウンドメディア運営実績あり(品川経済新聞など)
内製化支援要問い合わせ
こんな企業におすすめ取材コンテンツやブランディング目的のメディアを作りたい企業
公式サイトURLhttps://note.fm/

20年超の編集プロダクションとしての品質管理体制を持ち、SEO記事からコラム記事まで幅広く対応しています。徹底的なペルソナ設定と独自性のあるコンテンツテーマの開発を強みとし、SEOを意識した記事構成とデータ分析に基づく改善を組み合わせるのが同社のコンテンツの特徴です。

代表の宮脇淳氏はフリーマガジン『R25』の創刊外部編集者を務めた経歴を持ち、企業サイトのメディア化を主要業務としてきました。

SEO一辺倒ではないコンテンツを作りたい場合、編集プロダクション出身の会社は選択肢として非常に有効です。検索上位を狙う記事と、読み物として指名検索やSNS経由で読まれる記事では作り方がまったく違い、後者を任せられる会社は限られます。

検索流入だけを求めるなら別の選択肢を

短期でSEO流入を最大化したい場合は、編集品質よりもキーワード設計と制作量を重視する会社のほうが噛み合います。

ディレクターバンク株式会社

項目内容
運営会社ディレクターバンク株式会社
支援タイプ内製化伴走型
対応範囲オウンドメディアの企画・運用支援、コンテンツマーケティング、SNS運用、MA導入支援
得意領域・強み経験豊富なWebディレクターを週1日から柔軟にアサイン可能
料金目安記事制作プラン月額21.4万円(見積もり例)
最低契約期間要問い合わせ
支援実績・導入事例事業会社から大手マーケティング会社まで支援実績多数
記事制作体制250名以上のWebマーケティング特化ディレクターのネットワーク
自社オウンドメディア運営実績あり(Web担当者向けメディアの企画・運営)
内製化支援あり(伴走型で運用改善と内製化を支援)
こんな企業におすすめ社内のWeb担当者を補強する形で外部人材を入れたい企業
公式サイトURLhttps://www.directorbank.co.jp/

250名以上の経験豊富なWebマーケティングディレクターのネットワークを活用し、オウンドメディアの運用改善と内製化を伴走型で支援する会社です。即戦力のマーケターを週1日からアサインできるため、自社の課題に応じて柔軟に体制を組めます。

事業内容はWeb担当者向け各種メディアの企画・運営、オウンドメディアとコンテンツマーケティングの企画・運用支援、マーケティングオートメーションの導入・運用支援などです。

社内にWeb担当者が1人はいるものの、その人が広告もサイト改修も兼務していて手が回らない。この状態の企業にもっとも噛み合います。会社に業務を委託するというより、経験者を週1日だけチームに迎える感覚に近い形態です。

週1日のアサインで足りるかの判断軸

記事本数を増やすフェーズなら制作体制を持つ会社、方針の整理とディレクションが課題なら同社のような人材アサイン型が適しています。

以下、2/3です。株式会社4X(旧サムライト)から株式会社LIGまでの8社を収録しています。

株式会社4X(旧サムライト)

項目内容
運営会社株式会社4X
支援タイプ総合支援型
対応範囲戦略設計、サイト制作、コンテンツ企画制作、SEO、改善コンサルティング
得意領域・強み記者経験者を含む制作陣、大手クライアントへの支援実績
料金目安要問い合わせ
最低契約期間要問い合わせ
支援実績・導入事例大手企業を含む導入実績多数
記事制作体制専門チームによる制作、校正・校閲のみの部分依頼にも対応
自社オウンドメディア運営実績あり(グループでウェブメディア運営)
内製化支援要問い合わせ
こんな企業におすすめ品質を最優先しつつ戦略設計から任せたい企業
公式サイトURLhttps://4x-corp.com

もともとサムライト株式会社として、コンテンツマーケティングを軸にオウンドメディア支援を手がけてきた会社です。朝日新聞社の連結子会社として、朝日インタラクティブ、朝日デジタルラボ、ディーイーシー・マネージメントオフィスと統合し、株式会社4Xとして発足しました。

統合後の事業領域は、ブランド戦略支援、記事広告、動画制作、広告制作、マーケティング支援、ウェブメディア運営、イベント企画・運営と広範です。オウンドメディア領域では、戦略策定からサイト制作、コンテンツの企画制作、SEOによる集客推進、改善コンサルティングまで一気通貫で対応してきました。

記者経験者に依頼できる点と、校正・校閲のみの部分的な依頼も可能な点が、他社にはない特徴です。すでに社内に制作フローがあり、最終品質だけ担保したいという場合にも相談できます。

依頼前に確認したいこと

統合により事業領域が広がっているため、オウンドメディア運用代行が現在どのプランで提供されているかは、問い合わせ時に確認しておくと話が早く進みます。

株式会社イノーバ

項目内容
運営会社株式会社イノーバ
支援タイプ総合支援型
対応範囲コンテンツ戦略設計、記事制作、ホワイトペーパー制作、リード獲得設計、MA支援
得意領域・強みBtoBコンテンツマーケティング
料金目安要問い合わせ
最低契約期間要問い合わせ
支援実績・導入事例BtoB企業を中心に支援実績多数
記事制作体制業界特化のライターネットワーク
自社オウンドメディア運営実績あり
内製化支援あり
こんな企業におすすめ記事から商談化までの導線を設計したいBtoB企業
公式サイトURLhttps://innova-jp.com/

代表の宗像淳氏はコンテンツマーケティングの第一人者として知られ、著書『いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本』などを通じてこの領域の啓蒙を担ってきた人物です。同社自身もオウンドメディアやホワイトペーパーを通じたリード獲得を実践しており、支援内容と自社の運用が地続きになっています。

強みはBtoB領域です。記事制作だけでなく、ホワイトペーパーの制作、リード獲得導線の設計、マーケティングオートメーションとの連携まで踏み込んで支援します。

BtoB商材のオウンドメディアは、検索順位よりも「資料ダウンロードから商談につながる導線があるか」で成果が決まります。記事単体ではなく獲得したリードをどう扱うかまで含めて相談できる会社は貴重です。

記事単体の発注には向かない可能性

戦略設計とリード獲得設計をセットで提供するスタイルのため、記事を数本だけ作ってほしいという依頼には向きません。

アイオイクス株式会社

項目内容
運営会社アイオイクス株式会社
支援タイプ総合支援型
対応範囲SEOコンサルティング、コンテンツ制作、GA4導入支援、サイトリニューアル
得意領域・強み20年以上のSEO知見と海外最新情報へのアクセス
料金目安要問い合わせ
最低契約期間要問い合わせ
支援実績・導入事例問い合わせ0件から1年で330件を達成した事例あり
記事制作体制コンサルタントが構成案作成から関与
自社オウンドメディア運営実績あり(SEO Japan)
内製化支援要問い合わせ
こんな企業におすすめ専門性が高く記事構成に難しさがある業界の企業
公式サイトURLhttps://www.ioix.com/

2002年設立、20年以上にわたって国内・海外の両面から企業のSEO課題に向き合ってきた会社です。海外のSEO最新情報を収集して国内に発信するメディア「SEO Japan」の運営元としても知られています。

同社が自社資料で挙げている失敗例が示唆的です。SEOにはコンテンツが大事だと聞いて記事を作ってみたが、ほとんど問い合わせが増えなかったという声に対して、記事を作るだけでは成果につながりにくいと明言しています。

支援事例としては、税務という難易度の高い領域でコラムの構成案作成からサイトリニューアルまで支援し、安定的に問い合わせを獲得できる状態にしたケースや、時計修理店のWeb集客をゼロから立ち上げて1年後に問い合わせ330件を達成したケースがあります。

士業や医療、専門技術など、書き手の力量だけでは記事が成立しない業界では、構成案の段階からSEOの専門家が入る体制が効きます。

コンサルティング色が強い点に注意

制作リソースの提供よりも、設計と助言に重心がある会社です。手を動かす部分をすべて任せたい場合は制作体制の範囲を確認してください。

CROCO株式会社

項目内容
運営会社CROCO株式会社
支援タイプ編集部構築型
対応範囲現状分析、戦略策定、コンテンツ企画・制作、効果測定、社内編集部構築サポート
得意領域・強み大量の記事制作と自然言語処理による品質チェック
料金目安要問い合わせ
最低契約期間要問い合わせ
支援実績・導入事例記事作成クラウドソーシングで国内最大級の生産量
記事制作体制大規模なワーカーネットワークと独自の重複チェック
自社オウンドメディア運営実績要問い合わせ
内製化支援あり(社内編集部構築サポート)
こんな企業におすすめ一定量の記事を継続的に供給しつつ将来は内製化したい企業
公式サイトURLhttps://cro-co.co.jp/

記事作成特化型のクラウドソーシング「Shinobiライティング」を運営してきた会社です。ワーカー登録数は40万人を超え、記事作成の外注先として国内最大級の規模に成長しました。

技術面の特徴は、自然言語処理のデータ解析技術によって、他サイトのコピー記事や過去記事との重複を精査できる点にあります。著作権侵害のリスクを回避したオリジナルコンテンツを担保する仕組みを、制作フローに組み込んでいます。

オウンドメディア運用代行サービスでは、現状分析から戦略策定、コンテンツの企画・制作、効果測定までを包括的にサポートし、SEOコンサルティングや社内編集部構築サポートも展開しています。

記事本数を確保しながら、同時に社内に編集機能を作っていきたいというニーズに対して、両方を同じ会社に任せられる構成になっています。

品質の幅は事前に確認を

大規模なワーカーネットワークを活用する性質上、案件ごとの品質担保の仕組みは事前に確認しておくべきポイントです。サンプル記事の提示を依頼してください。

Appmart株式会社

項目内容
運営会社Appmart株式会社
支援タイプ企画・制作特化型
対応範囲オウンドメディア制作・運営代行、コンテンツマーケティング、Webコンテンツ制作
得意領域・強みSEOコンテンツと取材型コンテンツの両方に対応
料金目安SEOコンテンツ6万円〜、取材型コンテンツ8万円〜、戦略代行プラン20万円〜
最低契約期間要問い合わせ
支援実績・導入事例セッション数368%増を達成した事例あり
記事制作体制編集体制を持つ制作チーム
自社オウンドメディア運営実績あり
内製化支援要問い合わせ
こんな企業におすすめ記事制作と編集体制をまとめて外部化したい企業
公式サイトURLhttps://appmart.co.jp/

東京都千代田区に本社を構え、オウンドメディア制作・運営代行事業、コンテンツマーケティング事業、Webコンテンツ制作事業を展開する会社です。

料金体系がもっとも明確で、SEOコンテンツは6万円から、取材型コンテンツは8万円から、戦略代行プランは20万円からという目安が公開されています。支援実績としては、セッション数368%増を達成した事例があります。

予算の上限が決まっていて、その範囲で何ができるかを先に知りたいという企業には、この明朗さが判断材料になります。

また、SEO記事と取材記事の両方に対応している点も実務上ありがたい構成です。検索流入を狙う記事と導入事例やインタビューを別々の会社に発注すると、トンマナの調整だけで担当者の工数が消えていきます。

記事単価で判断しない

単価が明示されていると比較しやすい反面、単価だけで発注先を決めると失敗します。含まれる工程(構成案作成、取材、画像選定、入稿の有無)を揃えたうえで比較してください。

サイトエンジン株式会社

項目内容
運営会社サイトエンジン株式会社
支援タイプ企画・制作特化型
対応範囲オウンドメディア戦略立案、コンテンツ制作、SEO、運用、ウェビナー支援
得意領域・強み大規模サイトのSEOとコンテンツ制作のワンストップ対応
料金目安要問い合わせ(セカンドオピニオン診断は5万円)
最低契約期間要問い合わせ
支援実績・導入事例実績数500件以上、大手企業への支援実績あり
記事制作体制制作マニュアルと校正・校閲ルールを整備した体制
自社オウンドメディア運営実績あり
内製化支援あり(運用状況の診断サービスを提供)
こんな企業におすすめ既存メディアの運用が正しいか第三者に検証してほしい企業
公式サイトURLhttps://www.siteengine.co.jp/

2008年の創業から一貫してデジタルに特化してコンテンツの企画や制作を行ってきた会社です。経営理念に「改善のタネを広める」を掲げ、月間1,000万PVを超えるような大規模サイトのSEO対策やオウンドメディア運用の実績を持ちます。

注目したいのは、SEOやコンテンツマーケティングの実施状況を第三者の視点から診断するセカンドオピニオンサービスです。診断項目には、メディアのコンセプト、想定読者のペルソナ、キーワード調査のマニュアル、記事骨子作成の方法、トーン&マナーのレギュレーション、校正・校閲マニュアル、工程ごとのコストまで含まれます。

すでに別の会社に運用を委託していて成果が出ていない場合、いきなり乗り換えるより先に現状を診断してもらうほうが合理的です。何が原因で成果が出ていないのかが分からないまま発注先を変えても、同じ結果になる可能性が高いからです。

他社に委託中でも相談できる

現在の委託先との契約を維持したまま診断だけ受けることも可能です。契約更新の判断材料としても使えます。

テクロ株式会社

項目内容
運営会社テクロ株式会社
支援タイプ業界特化型(BtoB)
対応範囲オウンドメディア運用、コンテンツ制作、メルマガ、MA連携
得意領域・強みBtoB専業、購買プロセス全体の一貫サポート
料金目安月額40万円〜
最低契約期間要問い合わせ
支援実績・導入事例BtoB企業への支援実績多数
記事制作体制BtoB領域に特化した制作チーム
自社オウンドメディア運営実績あり
内製化支援要問い合わせ
こんな企業におすすめリード獲得から育成まで一貫して任せたいBtoB企業
公式サイトURLhttps://techro.co.jp/

2016年10月設立、Webメディア運用・Webマーケティング事業・DX支援事業を手がける会社です。Fukuoka PRO Marketへの上場企業であり、12社の中では数少ない上場企業になります。

BtoB専業という立ち位置で、オウンドメディア運用からメルマガ、マーケティングオートメーション連携まで、購買プロセス全体を一貫してサポートします。

BtoBのオウンドメディアは、記事を読んだ人がその場で問い合わせることはまずありません。資料をダウンロードし、メルマガを受け取り、数か月後に検討フェーズに入ってはじめて商談が生まれます。この時間差を前提にした設計ができるかどうかが成否を分けるため、メルマガとMA連携まで同じ会社が見る構成には合理性があります。

料金は月額40万円からと、12社の中では下限が高めに設定されています。ただしBtoBの商談単価を考えれば、年間で数件の受注につながれば十分に回収できる水準です。

上場企業である意味

発注側にとっては、事業継続性と情報管理体制の面で判断材料が増えます。稟議を通す際の説明もしやすいはずです。

株式会社LIG

項目内容
運営会社株式会社LIG
支援タイプ制作一体型
対応範囲Webサイト制作、オウンドメディア構築・運用、コンテンツ制作
得意領域・強みサイト制作力とメディア運営ノウハウの両立
料金目安要問い合わせ
最低契約期間要問い合わせ
支援実績・導入事例制作・運用ともに実績多数
記事制作体制自社メディア運営で培った編集体制
自社オウンドメディア運営実績あり(LIGブログ)
内製化支援要問い合わせ
こんな企業におすすめサイト構築とコンテンツ運用を同時に進めたい企業
公式サイトURLhttps://liginc.co.jp/

自社で運営するLIGブログによって、オウンドメディアの成功事例そのものとして知られる会社です。Web制作会社としての実績と、長年自社メディアを運営してきた知見を併せ持っています。

同社が公開しているオウンドメディア支援会社の比較記事では、記事量産型の支援会社は成果が出ないとして選定から除外していると明記しています。この基準を自社で掲げている点は、発注先を選ぶ側にとっても参考になる姿勢です。

サイト自体をこれから作る、あるいは既存サイトが古くて改修が必要という段階なら、制作とコンテンツを分けずに一社にまとめるメリットは大きいです。制作会社と運用会社が別だと、記事を追加するたびにCMSの制約で揉めることになります。

制作から入る場合の注意点

サイト制作の初期費用が別途発生するため、総額での予算組みが必要です。制作費と運用費を分けて見積もりを依頼してください。

オウンドメディア運用代行会社の選び方6つ

12社を比較したうえで、最終的に絞り込むための判断軸を整理します。

自社と同じ商材・同じKPIの支援実績があるか

まず確認すべきは実績の中身です。支援社数の多さではなく、自社と近い商材・近いKPIの事例があるかを見てください。

BtoCの単価が低い商材と、BtoBの検討期間が半年に及ぶ商材では、必要な記事もCV導線もまったく違います。前者の成功事例しかない会社にBtoB商材を任せると、アクセスは伸びても商談が生まれません。

確認する質問

「弊社と近い業界で、問い合わせ数がどう変化した事例はありますか」と具体的に聞いてください。答えられない場合は経験がない領域だと判断できます。

戦略設計まで任せられるか、実務代行だけかを見極める

同じ運用代行という名称でも、戦略から入る会社と、決まった方針のもとで手を動かす会社があります。

社内に判断できる人がいない状態で後者に発注すると、方向性の決定が宙に浮いたまま記事だけが溜まります。逆に社内に明確な方針がある場合、戦略設計込みのプランは費用が過剰になります。

編集・校閲の品質チェック体制が社内にあるか

記事の品質を決めるのは、ライターの腕よりも編集体制です。誰が構成案をチェックし、誰が初稿にフィードバックし、誰が公開前に校閲するのか。この工程が会社の中に定義されているかを確認してください。

編集者を介さずライターの納品物がそのまま届く体制だと、記事ごとの品質のばらつきを発注側が吸収することになり、外注した意味が薄れます。

見分け方

制作フローの資料を求めてください。工程が図で説明できる会社は体制があり、口頭の説明だけで終わる会社は属人的な可能性が高いです。

取材コンテンツに対応できるか

検索上位の記事が似通ってきた領域では、一次情報の有無が差になります。導入事例、顧客インタビュー、社内の専門家への取材といったコンテンツを作れるかどうかを確認してください。

取材対応の可否は会社によって明確に分かれます。SEO記事のみを扱う会社に取材を依頼すると、外部のライターを都度手配する形になり、品質もスケジュールも安定しません。

レポーティングと改善提案の頻度・粒度

毎月のレポートが順位とセッション数の羅列で終わる会社と、その数字を受けて次に何をするかまで書いてくる会社があります。後者でなければ、発注側が分析をする羽目になります。

契約前にレポートのサンプルを見せてもらってください。これを断る会社は避けたほうが無難です。

将来的な内製化まで見据えた支援があるか

オウンドメディアは短くても1年、通常は2年から3年かけて資産になる施策です。その間ずっと外注費を払い続けるのか、どこかで社内に移すのかは、最初に決めておくべき論点です。

内製化を視野に入れるなら、マニュアル整備やトレーニングを提供している会社を選んでください。契約が続くほど売上になる構造上、内製化支援を明示している会社はむしろ信頼できます。

【状況別】自社に合う運用代行会社の選び分け

ここまでの内容を、状況別に整理します。

メディアを立ち上げる段階の企業

ゼロから始める場合、最初の3か月で決めるべきことがコンセプト設計、ターゲット定義、キーワードマップ作成、サイト設計と多岐にわたります。この工程を経験のある会社と進められるかで、その後2年の成果が変わります。

戦略設計から入れる総合支援型を選んでください。ルーシー、THE MOLTS、4X、イノーバが候補になります。サイト自体をこれから作るならLIGも選択肢です。

記事はあるが成果につながっていない企業

このケースでもっとも避けるべきは、原因を特定しないまま制作会社を乗り換えることです。キーワード選定が間違っているのか、記事の質なのか、CV導線なのかで打ち手が変わります。

まず現状を診断してもらうアプローチが有効です。サイトエンジンのセカンドオピニオン診断、あるいはアイオイクスやTHE MOLTSのような分析に強い会社への相談が適しています。

リソース不足で制作だけ切り出したい企業

社内に方針を決められる人がいて、手が足りないだけであれば、制作特化型が費用対効果で優ります。Appmart、CROCO、サイトエンジンが候補です。

ディレクションだけ補強したいならディレクターバンクのような人材アサイン型も検討してください。

採用広報・ブランディング目的の企業

検索流入をKPIにしない場合、SEO偏重の会社は合いません。企画力と取材力で選んでください。ノオト、4X、Appmartの取材型コンテンツが該当します。

BtoB・専門性の高い商材を扱う企業

リード獲得から商談化までを設計できる会社が必要です。テクロ、イノーバが専門性を持ちます。専門領域の記事構成に難があるならアイオイクスも候補になります。

オウンドメディア運用代行の費用相場

予算感を掴んでおくと、提案を受けたときの判断がしやすくなります。

月額費用の相場と内訳

オウンドメディア運用代行の費用相場は、平均で月額67.6万円というデータがあります。ただしこれは戦略設計から制作、分析改善までを含むフルパッケージの水準です。

業務別の目安は以下のとおりです。

業務内容月額の目安
戦略設計・コンサルティング20万円〜
記事制作(本数による)20万円〜
分析・改善提案10万円〜30万円
フルパッケージ40万円〜70万円程度

実例としては、テクロが月額40万円から、ディレクターバンクが記事制作プランで月額21.4万円という見積もり例を提示しています。

記事制作1本あたりの単価相場

記事作成の料金の目安は1本5万円前後です。Appmartの場合、SEOコンテンツが6万円から、取材型コンテンツが8万円からという設定になっています。

単価の内訳を確認する

同じ5万円でも、構成案作成から画像選定、CMS入稿まで含む場合と、テキスト納品のみの場合があります。入稿作業を自社で行うと担当者の工数が月に数十時間単位で発生するため、総コストで比較してください。

取材記事・専門家監修が入る場合の追加費用

取材が入ると、企画、アポイント調整、取材同行、文字起こし、原稿確認の工程が加わるため、SEO記事の1.5倍から2倍程度が目安になります。

医療や金融など、専門家監修が必要な領域では監修費が別途発生します。監修者を自社で手配できるか、会社側で用意してもらうかで費用が変わるため、見積もり時に確認してください。

安すぎる運用代行が成果につながらない理由

1本1万円を切るような単価の場合、編集者のチェック工程が入っていないか、ライターへの報酬が極端に低いかのいずれかです。

前者は品質のばらつきとして、後者は書き手の入れ替わりの激しさとして現れます。どちらも記事が積み上がるほど修正コストが膨らむ構造で、結果的に高くつきます。

私自身、単価を下げた外注と組んだ時期がありましたが、納品物のリライトに費やした時間を人件費換算すると、最初から相場どおり払ったほうが安いという結論になりました。

費用対効果の判断指標

オウンドメディアの投資判断は、問い合わせ単価で見るのがもっとも実務的です。

月額50万円で月10件の問い合わせが生まれれば、問い合わせ単価は5万円です。これをリスティング広告の獲得単価と比較してください。広告より高いなら、記事が資産として残る点をどう評価するかの議論になります。

判断は1年目では下さない

1年目は記事が検索に評価されるまでの期間があるため、単価は必ず悪化します。累積で見て2年目以降に逆転するかどうかで判断してください。

オウンドメディア運用代行に依頼するメリット・デメリット

発注を検討する段階で、両面を把握しておいてください。

メリット|立ち上げ速度とコンテンツ品質が安定する

社内で採用して育成する場合、戦力になるまで数か月かかります。外注なら契約後すぐに着手でき、編集体制を持つ会社なら初月から一定品質の記事が出てきます。

メリット|社内にノウハウが蓄積される

内製化支援を提供する会社を選べば、記事が増えるのと並行して社内に制作ノウハウが溜まります。マニュアルとチェック体制が残れば、契約終了後も運用を継続できます。

デメリット|自社の熱量や一次情報が薄まりやすい

外部のライターが書く記事は、どうしても一般論に寄ります。自社にしかない知見や現場の実感が抜け落ちた記事は、検索順位は取れても読者の心には残りません。

これを防ぐには、社内の担当者が取材を受ける、あるいは構成段階で自社の見解を必ず差し込むといった運用ルールが必要です。

デメリット|成果が出るまで時間がかかる

新規ドメインなら検索流入が安定するまで半年から1年かかるのが一般的です。この期間を許容できないなら、広告など即効性のある施策を優先すべきです。

オウンドメディア運用代行で失敗しないための注意点

契約前後で押さえておくべきポイントを挙げます。

成果が出るまでの期間とKPIを契約前に握る

3か月で問い合わせが増えると約束する会社は警戒してください。現実的なタイムラインと、各フェーズで何を達成指標とするかを文書で合意しておくことが、後のトラブルを防ぎます。

記事量産型の提案は成果につながりにくい

月30本、月50本といった本数を前面に出す提案は注意が必要です。本数が目的化すると、狙うべきキーワードから外れた記事が量産されます。

本数ではなく、どのキーワード群をどの順序で押さえるかの設計が示されているかを見てください。

コンテンツの著作権・納品データの取り扱い

納品された記事の著作権が誰に帰属するかは契約書で確認してください。契約終了後に記事を使い続けられない、あるいは改変できないという条件が入っているケースがあります。

あわせて、キーワードリストや構成案といった中間成果物を受け取れるかも確認しておくと、内製化への移行がスムーズです。

生成AIの活用方針をすり合わせておく

現在、記事制作の現場では生成AIの活用が急速に広がっています。問題は使うか使わないかではなく、どう使うかです。

リサーチと構成案作成にAIを使い、一次情報と人の検証を必ず入れる運用なら品質は上がります。一方、AIの出力をほぼそのまま納品する運用では、事実誤認が混入し、内容も他社と似通います。

発注時には、AIをどの工程で使っているか、ファクトチェックは誰が行うかを聞いてください。明確に答えられる会社は運用ルールを持っています。

開示を求めることは失礼ではない

AI活用の有無を聞くと関係が悪くなると考える必要はありません。品質管理の話であり、誠実な会社ほど説明できます。

担当者のスキルと稼働体制を確認する

営業担当と実務担当が別の会社では、提案時の印象と実際の進行が食い違うことがあります。契約前に実務担当者と話す機会を設けてもらってください。

無料相談・問い合わせ前に準備しておくべき5つの情報

問い合わせをためらう最大の理由は、要件が固まっていないことです。以下の5点さえあれば相談は成立します。

メディアの目的とゴール指標

問い合わせ獲得なのか、採用応募なのか、ブランド認知なのか。ひとつに絞れなくても、優先順位をつけておけば十分です。

想定予算と契約期間

月額でいくらまで出せるか、何か月継続する想定かを伝えてください。予算を隠すと過剰な提案が返ってきて、比較の手間が増えます。

社内の稼働可能リソース

担当者を何人、週何時間割けるか。ここが提案内容を大きく左右します。ゼロならその前提で提案してもらうべきです。

現状の課題と過去施策

これまでに試したこと、うまくいかなかったことを共有してください。同じ失敗を繰り返す提案を排除できます。

比較検討する会社は3社程度に絞る

相見積もりは取るべきですが、5社以上に声をかけると比較だけで1か月以上溶けます。タイプの異なる3社に絞るのが実務上もっとも効率的です。

この記事のタイプ別分類を使って、総合支援型から1社、制作特化型から1社、内製化伴走型から1社という選び方をすれば、提案の幅を確保しつつ比較の負荷を抑えられます。

オウンドメディア運用代行の導入から成果までの流れ

一般的な進行は以下のとおりです。

問い合わせ・ヒアリング

各社のフォームから問い合わせ、初回の打ち合わせで目的と予算を共有します。ここまでは無料の会社がほとんどです。

現状分析とコンテンツ戦略設計

競合調査、キーワード調査、ペルソナ設計を経て、記事テーマの優先順位を決めます。期間は3週間から1か月程度です。

制作・公開・運用

構成案の確認、初稿のフィードバック、公開というサイクルを回します。最初の数本は目線合わせに時間がかかるため、発注側も必ず時間を確保してください。

効果測定とリライト

公開から3か月ほど経った記事から、順位と流入を見て改善対象を選定します。新規制作とリライトの配分を見直しながら運用を続けます。

オウンドメディア運用代行に関するよくある質問

何記事くらいから成果が出ますか?

商材と競合状況によりますが、検索流入が体感できるまで30本から50本、問い合わせが安定するまで100本程度が目安です。ただし本数そのものより、狙うキーワード群を面で押さえられているかが重要です。

途中から内製に切り替えられますか?

可能です。ルーシーやディレクターバンク、CROCOのように内製化支援を明示している会社を選び、契約時にマニュアルやレギュレーションの提供範囲を確認しておいてください。

取材記事も依頼できますか?

会社によります。ノオト、4X、Appmartは取材型コンテンツに対応しています。SEO記事専門の会社に依頼する場合は、取材の可否と追加費用を事前に確認してください。

相見積もりは取るべきですか?

取るべきです。ただし同じ条件を提示しないと比較になりません。目的、予算、希望本数、社内リソースを揃えた依頼文を用意して、3社程度に同時に送ってください。

生成AIで記事を作っても問題ないですか?

AIを使うこと自体は問題ありません。重要なのは、事実確認を人が行い、自社にしかない一次情報を加えることです。AIの出力をそのまま公開する運用は、品質面でもリスク管理の面でも避けるべきです。発注先にはAIの活用範囲とファクトチェック体制を確認してください。

契約期間の縛りはありますか?

6か月から1年の最低契約期間を設ける会社が多いです。オウンドメディアは短期で成果が出ない施策のため、一定期間の縛りがあること自体は不自然ではありません。ただし解約条件は必ず確認してください。

まとめ|目的とタイプを整理したうえで3社程度に無料相談しよう

オウンドメディア運用代行会社は、どこが優れているかではなく、自社のフェーズと目的にどのタイプが合うかで選ぶべきです。

改めて整理すると、戦略設計から任せたいなら総合支援型のルーシー、THE MOLTS、4X、イノーバ、アイオイクス。編集品質と取材力を重視するならノオト、Appmart、サイトエンジン。内製化を見据えるならディレクターバンク、CROCO。BtoB商材ならテクロ、イノーバ。サイト制作から一体で進めるならLIGが候補になります。

発注で失敗する最大の要因は、社内の目的が曖昧なまま制作だけを外注することです。逆に言えば、目的とKPI、予算、社内リソースの3点さえ整理できていれば、相談の精度は一気に上がります。

まずはタイプの異なる3社に絞り、同じ条件で提案を受けてください。提案内容の差そのものが、自社にとって何が必要かを教えてくれます。

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この記事を書いた人

木本旭洋のアバター 木本旭洋 株式会社イールドマーケティング代表取締役

株式会社イールドマーケティング代表。大手広告代理店でアカウントプランナー、スタートアップで広告部門のマネージャーを経験後、2022年に当社を創業。AI/Webマーケティング支援を得意としている。会社員(大手とスタートアップ)/フリーランス/経営者/採用責任者すべて経験しておりキャリア情報も発信。

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