株式会社イールドマーケティングは、公益財団法人アイヌ民族文化財団が中心となって実施している「イランカラㇷ゚テ」キャンペーンに賛同いたします。
「イランカラㇷ゚テ」キャンペーンについて
アイヌ文化等の普及啓発をより一層推進するため、公益財団法人アイヌ民族文化財団が中心となり、民間企業や行政機関、学術機関等の連携により、アイヌ語のあいさつ「イランカラㇷ゚テ」を、「北海道のおもてなし」のキーワードとして普及させるキャンペーンを展開しています。
「イランカラㇷ゚テ」という言葉について
「イランカラㇷ゚テ」はアイヌの人々のあいさつで、「こんにちは」という意味です。 アイヌ語の教本などでは、やや丁寧なあいさつと紹介されています。
アイヌ語は、カタカナやローマ字を基本としながら、独自のルールによって表記されるのが一般的です。「イランカラㇷ゚テ」の「ㇷ゚」について、なぜこのような表記になっているかと言うと、アイヌ語には、日本語にはない音があり、アイヌ語の独特の発音を表すため、プやク、シ、ム、ラなどの字を少し小さく書く表記法がよく使われます。
「イランカラㇷ゚テ」の「ㇷ゚」は、日本語で札幌(サッポロ)と言うときの「ッ」のように、くちびるを閉じた状態の音を表しています。
また、元参議院議員の萱野茂氏によると、「イランカラㇷ゚テ」という言葉の原義を「あなたの心にそっと触れさせていただきます」と解釈しています。
この萱野茂氏の、温かく、ホスピタリィ溢れる解釈を、「イランカラプテ」という言葉の意味ではなく、「イランカラプテ」キャンペーンのメッセージとして、お伝えしているようです。
「イランカラㇷ゚テ」キャンペーン実施の背景
近年、我が国が持つ文化の多様性の一面としてアイヌ文化が注目されており、とりわけ、北海道の特に観光分野において、「雄大な大自然」「豊かな食」といった従来の魅力に加わる新たな要素として脚光を浴びてきており、また、北海道内の民間企業等においても、アイヌ文化に対する関心が高まりつつあります。
当社としてできること
株式会社イールドマーケティングは、「イランカラㇷ゚テ」キャンペーンサポーター企業に参画し、アイヌ文化の発信に取り組んでいます。また、従業員に対しても、アイヌ文化に対する関心を深めるとともに、日本が持つ文化の多様性の理解を深めることで、ダイバーシティの促進を図り、従業員が安心していきいきと働くことができる環境づくりを推進しています。