営業職におすすめの転職エージェント12選。特化型と総合型を目的別に徹底比較

「営業の求人はいくらでもあるのに、自分に合う1社が見つからない」

営業職の転職でこの壁にぶつかる人は少なくありません。原因はシンプルで、営業職は求人の母数が圧倒的に多いぶん、商材・営業スタイル・評価制度の違いが求人票からは読み取れないからです。同じ「法人営業」でも、無形商材のインサイドセールスとルートセールスでは求められるスキルも年収レンジもまったく違います。

私は大手広告代理店でアカウントプランナーとして営業と制作の間に立ち、スタートアップでは広告部門のマネージャーとして採用の意思決定側に回ってきました。応募者の職務経歴書を見る立場で感じたのは、「営業の実績を、採用側が評価できる言葉に翻訳できているかどうか」で通過率がはっきり分かれるということです。そしてこの翻訳作業こそ、営業職に詳しいエージェントを使う最大の価値だと考えています。

この記事では、営業職の転職に強い転職エージェント12社を、営業特化型・総合型・ハイクラス型に分けて比較します。あわせて、未経験・20代・経験者の年収アップといった目的別の組み合わせ方まで解説するので、読み終える頃には登録すべき2〜3社が決まっているはずです。

目次

営業職の転職エージェントおすすめ比較一覧表

まずは12社を横並びで確認しましょう。気になるサービスがあれば、そのまま公式サイトから無料登録できます。

スクロールできます
サービス名タイプ得意な営業領域おすすめの年代・経験未経験対応エリア
SQiL Career Agent営業特化型無形商材・SaaS・IT営業20〜30代の営業経験者全国(首都圏中心)
hape Agent営業特化型法人営業全般20〜30代前半全国(5拠点)
マイナビ転職 営業エージェント大手総合型の営業専任チーム法人・個人・代理店営業20〜30代全国
type転職エージェント特化型に近い中堅総合型IT営業・法人営業20〜30代首都圏中心
セールスキャリアエージェント営業特化型管理職・高年収営業30〜40代の経験者×全国
マーキャリNEXT CAREER営業特化型SaaS・デジタルセールス20〜30代全国(首都圏中心)
ASSIGN若手ハイエンド特化型無形商材・コンサル営業20〜30代前半全国
リクルートエージェント大手総合型全業界の営業職全年代全国
doda大手総合型+スカウト全業界の営業職全年代全国
ワークポート総合型地方・IT営業全年代全国
ビズリーチハイクラススカウト型営業マネージャー・幹部30〜50代×全国
ハタラクティブ未経験特化型未経験歓迎の営業職20代・第二新卒全国(首都圏中心)

一覧表の見方と、最初に決めるべきこと

表を眺める前に決めておきたいのは、「営業経験を活かして年収を上げたいのか」「未経験から営業職に入りたいのか」の2択です。ここが違うと、登録すべきエージェントはまったく別物になります。

前者なら営業特化型が主戦場、後者なら未経験特化型と総合型の組み合わせが基本になります。判断がつかない場合は、後述する「タイプ別の選び方」で該当するパターンを確認してください。

まずは特化型2社+総合型1社の併用が基本

営業職の転職において、1社だけの登録はおすすめしません。理由は3つあります。

  • 求人の重複が少ない:営業特化型が持つ非公開求人と、大手総合型が持つ求人はほとんど被りません
  • 担当者の質にばらつきがある:営業職の評価制度を理解している担当者かどうかは、実際に面談してみないとわかりません
  • 年収の相場観を持てる:複数社から提示される想定年収を比べることで、自分の市場価値を客観的に判断できます

採用側にいた経験から言うと、同じ候補者でも紹介経路によって企業側の受け取り方は変わります。営業職を理解しているエージェントからの推薦は、推薦文の解像度が高く、書類段階での印象が明確に良くなります。逆に「とりあえず数を送ってくる」エージェント経由の応募は、それだけで見送りの確率が上がるのが実情です。

だからこそ、営業特化型を軸に据えつつ、求人の網羅性を総合型で担保するという設計が合理的です。

【目的別】あなたが登録すべきエージェントの早見表

あなたの状況登録すべき組み合わせ
営業経験者で年収を上げたいSQiL Career Agent+リクルートエージェント+ビズリーチ
20代・第二新卒で営業職を続けたいhape Agent+マイナビ転職 営業エージェント
未経験から営業職に挑戦したいハタラクティブ+hape Agent+リクルートエージェント
SaaS・IT営業にキャリアチェンジしたいマーキャリNEXT CAREER+SQiL Career Agent
管理職・年収600万円以上を狙うビズリーチ+セールスキャリアエージェント
首都圏で法人営業を探したいtype転職エージェント+doda
地方・UIターンで営業職を探したいワークポート+リクルートエージェント

営業職におすすめの転職エージェント12選

ここからは12社を個別に解説します。各社のスペック表と、実際にどんな人に向いているかをセットで確認してください。

SQiL Career Agent|営業特化で年収アップを狙うなら最有力

項目内容
営業職の求人数46,000件以上(非公開求人含む)
タイプ営業特化型
得意な営業領域無形商材・SaaS・IT営業・インサイドセールス
おすすめの年代・経験20〜30代前半の営業経験者
未経験の可否一部可(営業経験者向けの求人が中心)
対応エリア全国(東京を中心とした首都圏がメイン)
サポート内容営業スキルの可視化、職務経歴書テンプレート提供、面接対策、年収交渉
運営会社株式会社セレブリックス
公式サイトURLhttps://sqil-career.com/

SQiL Career Agent(スキルキャリアエージェント)は、営業代行・営業コンサルティングを手がける株式会社セレブリックスが運営する営業職特化の転職エージェントです。

最大の特徴は、営業スキルを「言語化」して市場価値を可視化するアプローチにあります。運営元が1,200社以上の営業支援実績を持っているため、「顧客属性」「商材の種類」「営業手法」といった軸で営業職を細かく分解し、各領域で評価されるスキルをデータとして保有しています。この知見をもとに、あなたの経験が採用側にどう評価されるかを整理してくれます。

職務経歴書の「翻訳」が最大の価値

同社が無料公開している職種別の職務経歴書テンプレートは50種類以上にのぼり、業界・職種ごとの評価ポイントを踏まえた構成になっています。

採用側の視点で補足すると、営業職の職務経歴書で見送りになる典型は「売上◯◯万円達成」だけで終わっているパターンです。採用担当が知りたいのは金額そのものではなく、目標に対する達成率と、その成果を出したプロセスです。SQiL Career Agentのスキル可視化は、まさにこのギャップを埋める作業にあたります。

こんな人におすすめ

  • 営業経験を活かして年収を上げたい20〜30代の人
  • 自分の営業スキルをどう伝えればいいかわからない人
  • SaaS・IT系など無形商材の営業にキャリアチェンジしたい人

注意点

営業職に完全特化しているため、営業以外の職種も並行して検討したい人には求人の幅が足りません。企画職やマーケティング職も視野に入れているなら、リクルートエージェントなどの総合型を必ず併用してください。また、求人は首都圏に集中する傾向があるため、地方在住の場合は紹介数が限られる可能性があります。

hape Agent(エイプエージェント)|書類通過率の高さで選ぶ営業特化型

項目内容
営業職の求人数16,000件以上(非公開求人含む)/未経験歓迎求人10,000件以上
タイプ営業特化型
得意な営業領域法人営業全般・未経験歓迎の営業職
おすすめの年代・経験20代〜30代前半、第二新卒
未経験の可否可(未経験歓迎求人が豊富)
対応エリア全国(東京・大阪・名古屋・福岡・宮城に拠点)
サポート内容初回カウンセリング60分、求人紹介60分、面接対策90分の長時間サポート
運営会社株式会社hape
公式サイトURLhttps://agent.hape.co.jp/

hape Agent(エイプエージェント)は、営業職に特化した一気通貫型の人材紹介サービスです。求職者を担当するキャリアアドバイザーと、企業を担当するリクルーティングアドバイザーがチームで動くため、求人票に載っていない社風や求める人物像まで踏み込んだ情報を得られます。

公表されている書類選考通過率は90%以上で、面接後は3人に1人が内定を獲得しているとされています。この数字を支えているのが、1社ごとの過去の面接データに基づく対策です。

「時間をかける」ことを武器にしたサポート体制

hape Agentが他社と明確に違うのは、面談にかける時間です。初回カウンセリングに60分、求人紹介に60分、面接対策に90分と、大手エージェントの一般的な面談時間を大きく上回ります。

求人紹介の場面でも、機械的に求人票をメール送信するのではなく、社内で整理したうえで5〜10社に厳選し、一社ずつ口頭で説明する形式をとっています。「大量に紹介されて疲弊した」という総合型エージェントの不満を解消したい人には相性が良いでしょう。

こんな人におすすめ

  • 未経験から営業職に挑戦したい20代・第二新卒の人
  • 書類選考でなかなか通過できずに悩んでいる人
  • じっくり相談しながら転職活動を進めたい人

注意点

営業職中心のサービスであるため、事務職やエンジニア職も含めて幅広く比較したい人には向きません。また、拠点が5エリアに限られるため、拠点から離れた地域の求人は手薄になる可能性があります。

マイナビ転職 営業エージェント|20〜30代の営業転職に強い大手の営業専任チーム

項目内容
営業職の求人数非公表(独占求人・非公開求人を多数保有)
タイプ大手総合型の営業専門チーム
得意な営業領域法人営業・個人営業・代理店営業・ルートセールス・MR
おすすめの年代・経験20〜30代
未経験の可否可(若手層の未経験転職に実績あり)
対応エリア全国(38拠点)
サポート内容応募書類の添削、面接対策、独占求人の紹介、入社後フォロー
運営会社株式会社マイナビ
公式サイトURLhttps://mynavi-agent.jp/sales

マイナビ転職 営業エージェントは、株式会社マイナビが運営する営業職専門の転職エージェントです。総合型である「マイナビ転職エージェント」の中に、営業職に特化した専任チームが置かれている構造になっています。

大手ならではの企業とのパイプを持ちながら、担当者は営業業界の知識を持った専任アドバイザーという点が強みです。特化型の専門性と、総合型の求人量を両取りしたい人に向いています。

20代の支援実績と丁寧な選考対策

マイナビは20〜30代の若手層からの支持が高く、書類添削と面接対策の丁寧さで評価されています。全国38拠点でサポートを展開しているため、地方在住でも対面での相談がしやすい点も見逃せません。

また、マイナビのみが取り扱う独占求人を保有しており、他社では出会えない企業に応募できる可能性があります。営業職は求人の重複が多い職種なので、独占求人の有無は併用先を選ぶうえで重要な判断軸です。

こんな人におすすめ

  • 20代・30代前半で初めて転職する人
  • 営業職を軸にしつつ、企画職なども含めて相談したい人
  • 地方在住で対面サポートを受けたい人

注意点

営業専任チームがあるとはいえ、ベースは総合型のため、マンツーマンの密度は営業特化型に一歩譲ります。年収アップの交渉力を重視するなら、SQiL Career Agentなど特化型との併用を前提に考えてください。

type転職エージェント|首都圏の法人営業・IT営業に強い

項目内容
営業職の求人数全体で約16,000件以上(うち営業職は約2,300件、非公開求人含む)
タイプ中堅総合型(IT・営業に強み)
得意な営業領域IT営業・法人営業・無形商材営業
おすすめの年代・経験20〜30代の営業経験者
未経験の可否可(若手層向けの未経験求人あり)
対応エリア首都圏中心(東京・神奈川・千葉・埼玉)
サポート内容キャリアカウンセリング、書類添削、模擬面接、年収交渉
運営会社株式会社キャリアデザインセンター(東証プライム上場)
公式サイトURLhttps://type.career-agent.jp/

type転職エージェントは、転職メディア「type」「女の転職type」を30年以上運営してきたキャリアデザインセンターによる転職エージェントです。長年のメディア運営で築いた企業とのつながりが、そのまま求人の質につながっています。

公表されている実績は転職支援34万人、年収アップ率79%、定着率97.4%と、年収交渉の強さが際立ちます。首都圏でIT営業・法人営業を狙う人にとっては、優先度の高い1社です。

年収交渉に強い理由

年収アップ率が高い背景には、企業ごとの給与レンジを把握したうえで交渉に入る体制があります。営業職は成果連動のインセンティブ設計が企業ごとに大きく異なるため、基本給とインセンティブの配分をどう交渉するかで、実際の手取りは大きく変わります

私自身、採用側で年収提示を検討する場面に立ち会ってきましたが、エージェントから「他社の提示状況」と「候補者が重視している条件」が具体的に共有されると、提示額を上げる判断はしやすくなります。交渉材料を整理して伝えてくれるエージェントかどうかは、初回面談で見極めてください。

こんな人におすすめ

  • 首都圏で法人営業・IT営業のポジションを探している人
  • 年収アップを最優先で転職したい人
  • IT・Web業界の営業職にキャリアチェンジしたい人

注意点

求人が首都圏に集中しているため、地方での転職を考えている人には不向きです。全国の求人を比較したい場合は、リクルートエージェントやワークポートとの併用を検討してください。

セールスキャリアエージェント|経営層とのリレーションで高年収求人を狙う

項目内容
営業職の求人数非公表(常時2,000件以上の紹介可能求人を保有)
タイプ営業特化型(少数精鋭)
得意な営業領域管理職・マネジメント経験者向けの営業ポジション
おすすめの年代・経験30〜40代の営業経験者
未経験の可否不可(営業経験者が対象)
対応エリア関東中心(全国の求人も取り扱い)
サポート内容面接想定質問に基づく選考対策、キャリアプラン提案、条件交渉
運営会社株式会社セールスキャリアエージェント
公式サイトURLhttps://www.sales-career-agent.co.jp/

セールスキャリアエージェントは、営業職の転職支援に特化した少数精鋭型のエージェントです。数多くの企業の中から独自基準で厳選した優良企業のみを紹介する方針をとっており、求人数の多さではなく質で勝負するタイプのサービスといえます。

累計の転職支援実績は5,000名以上。リクナビNEXT主催のエージェントランキングでは、提携する550社以上のエージェントの中で、ユーザー総合満足度・紹介求人案件満足度・カウンセリング対応満足度の3部門でトップ10入りの表彰を受けています。

経営層との直接的なつながりが求人の質を決める

このエージェント最大の強みは、社長・取締役クラスとの直接的なリレーションです。人材紹介では、求人の入り口が人事部か経営層かによって、紹介されるポジションの重さが変わります。経営層と直接つながっていると、まだ求人票になっていない「これから作るポジション」の相談が持ち込まれるため、他社にはない案件に出会える可能性があります。

初年度から年収500万円を超える求人が多数という点も、経営層ルートならではの特徴です。加えて、求人票にないポジションを企業側に提案する独自のアプローチも行っているため、行きたい企業が明確に決まっている人にとっては相性の良いサービスです。

こんな人におすすめ

  • 30〜40代で管理職・マネジメント経験がある営業パーソン
  • 求人数よりも紹介される企業の質を重視したい人
  • 年収500万円以上のポジションを狙いたい人

注意点

厳選型のため、求人数そのものは大手に及びません。「選択肢を広く見たい」というニーズには応えられないので、リクルートエージェントやdodaと組み合わせて、質と量の両輪で進めるのが現実的です。また、営業未経験者向けの求人は期待できません。

マーキャリNEXT CAREER|SaaS・デジタルセールスへキャリアチェンジしたい人向け

項目内容
営業職の求人数非公表(SaaS・ベンチャー系の非公開求人が中心)
タイプ営業特化型(SaaS・デジタルセールス特化)
得意な営業領域インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセス・マーケティング
おすすめの年代・経験20〜30代の法人営業経験者
未経験の可否SaaS未経験は可(営業経験は必要)
対応エリア全国
サポート内容スキルの棚卸し、適性診断、SaaS企業向けの書類・面接対策
運営会社株式会社エムエム総研
公式サイトURLhttps://next.mar-cari.jp/

マーキャリNEXT CAREERは、BtoBマーケティング支援を手がけるエムエム総研が運営する、SaaS・デジタルセールス職に完全特化した転職エージェントです。

扱う職種はインサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセス、マーケティングの4領域に絞られています。公表実績は書類選考通過率90%、1次面接突破率61%と、特化型ならではの高いマッチング精度を示しています。

「訪問営業からSaaS営業へ」の王道ルート

いま営業職のキャリアチェンジで最も需要が大きいのが、訪問中心の営業からSaaSのデジタルセールスへの転換です。ただし、この転換には壁があります。SaaS企業が見ている評価軸が、既存の営業職と根本的に違うからです。

SaaS企業の選考では、売上金額よりも商談化率、受注率、ARR、チャーンレートといった指標への理解が問われます。運営元がBtoBマーケティング支援の実務を持っているため、こうしたKPIの文脈を踏まえた書類・面接対策を受けられるのが、このサービスを使う実質的な理由です。

私自身、スタートアップで広告部門を率いていた際に営業職の採用に関わりましたが、「数字を追った経験」ではなく「どの指標を、なぜ追ったのか」を語れる候補者は明確に評価が変わりました。この言語化を伴走してもらえる意味は大きいでしょう。

こんな人におすすめ

  • 訪問営業からSaaS・IT営業にキャリアチェンジしたい人
  • インサイドセールスやカスタマーサクセスに挑戦したい人
  • スタートアップのコアメンバーポジションを狙いたい人

注意点

SaaS・デジタルセールス以外の営業職は対象外です。メーカー営業や金融営業など従来型の営業職を希望する場合は、求人紹介を受けられない可能性があります。また完全な営業未経験からの利用は難しいため、その場合はhape Agentやハタラクティブを検討してください。

ASSIGN(アサイン)|キャリアプランから逆算して営業職を選びたい若手に

項目内容
営業職の求人数非公表(若手ハイエンド向けの非公開求人が中心)
タイプ若手ハイエンド特化型
得意な営業領域コンサル営業・無形商材営業・IT/Web業界の営業
おすすめの年代・経験20〜30代前半(大手・上場企業出身者が中心)
未経験の可否職種未経験は可(一定の職務経験は必要)
対応エリア全国
サポート内容価値観分析にもとづくキャリアプラン設計、選考対策、長期伴走支援
運営会社株式会社アサイン
公式サイトURLhttps://assign-inc.com/

ASSIGN(アサイン)は、20〜30代の若手ハイエンド層に特化した転職エージェントです。最大の特徴は、初回面談で求人票の提案を行わないという方針にあります。

まず本人の価値観を掘り下げ、将来なりたい姿を定義し、そこから逆算して必要なスキルと経験を明確にしたうえで、初めて転職先を提案します。短期的な転職支援ではなく、長期のキャリア支援を打ち出しているサービスです。

「なんとなく営業を続けるか迷っている」人の整理役

営業職の転職相談で最も多いのが、「営業を続けるべきか、職種を変えるべきか決めきれない」という悩みです。この状態で求人を見ても判断できません。ASSIGNのようにキャリアプランから入るアプローチは、この迷いを整理する場として機能します。

創業メンバー全員がコンサルティングファーム出身という背景もあり、コンサル業界やIT/Web業界の求人に強みがあります。営業経験を活かしてコンサルタントや事業企画に転じたいというニーズにも応えられる点は、営業特化型エージェントにはない価値です。

こんな人におすすめ

  • 営業を続けるか職種転換するか迷っている20代
  • 大手・上場企業出身で、次のキャリアを戦略的に設計したい人
  • コンサル業界やIT業界への転身も視野に入れている人

注意点

若手ハイエンド層に対象が絞られているため、経歴によっては支援対象外となる可能性があります。また、初回から求人紹介を受けたい人にはプロセスが遠回りに感じられるかもしれません。すぐに転職先を決めたい場合は、リクルートエージェントなど求人紹介型を併用してください。

リクルートエージェント|業界最大級の営業求人数で選択肢を最大化

項目内容
営業職の求人数全体で公開・非公開合わせて約90万件以上(営業職の構成比が最大)
タイプ大手総合型
得意な営業領域メーカー・商社・IT・不動産・人材など全業界の営業職
おすすめの年代・経験全年代(20代から40代以上まで)
未経験の可否可(未経験歓迎の営業求人が豊富)
対応エリア全国
サポート内容提出書類の添削、面接力向上セミナー、企業別の面接対策、年収交渉
運営会社株式会社リクルート
公式サイトURLhttps://www.r-agent.com/

リクルートエージェントは、求人数において国内最大級を誇る総合型転職エージェントです。営業職は全職種の中でも求人数が最も多い領域であり、選択肢を最大化したいなら外せない1社といえます。

未経験歓迎の営業求人も豊富に扱っているため、経験者・未経験者を問わず登録する価値があります。「まず1社目に登録するならここ」という位置づけで問題ありません。

大手を使う本当のメリットは「相場観」

大手総合型を使う価値は、求人数そのものよりも転職市場の相場観を得られる点にあります。膨大な転職支援データをもとに、あなたの経歴でどの業界・どのポジションが現実的か、想定年収はいくらかを提示してもらえます。

この相場観がないまま特化型1社だけで進めると、提示された条件が良いのか悪いのか判断できません。逆に相場観を持ったうえで特化型の非公開求人にアクセスすれば、条件の良し悪しを自分で見極められます。総合型を「ものさし」として使うという発想を持ってください。

こんな人におすすめ

  • とにかく多くの営業求人を比較検討したい人
  • 自分の市場価値や想定年収の相場を知りたい人
  • 営業職以外の職種も並行して検討したい人

注意点

求人数が多いぶん、一人あたりのサポート密度は特化型に劣ります。担当者が営業職の実務に詳しいとは限らないため、営業特有の評価軸を踏まえたアドバイスを求めるなら、SQiL Career AgentやhapeAgentとの併用が前提です。また紹介求人の数が多く、選別に時間を取られる点も理解しておきましょう。

doda|エージェントとスカウトを同時に使える万能型

項目内容
営業職の求人数全体で20万件以上(営業職は主要カテゴリの一つ)
タイプ大手総合型+転職サイト+スカウトの複合型
得意な営業領域全業界の営業職(IT・メーカー・人材など)
おすすめの年代・経験全年代
未経験の可否
対応エリア全国
サポート内容キャリアカウンセリング、書類添削、面接対策、スカウトサービス、年収査定
運営会社パーソルキャリア株式会社
公式サイトURLhttps://doda.jp/

dodaは、転職サイト・転職エージェント・スカウトサービスの3つを1つの登録で使い分けられる複合型サービスです。

営業職の転職では「担当者に相談しながら進めたいが、自分でも求人を探したい」というニーズが強く、dodaの構造はこれに最も適しています。在職中で時間が取れない人にとって、自分のペースで動ける選択肢があるのは大きな利点です。

スカウト機能で市場価値を測る

dodaのスカウトサービスは、経歴を登録しておくと企業やエージェントからオファーが届く仕組みです。これは応募のためだけでなく、自分の経歴がどの業界・どの年収レンジから声をかけられるかを測る指標として使えます。

営業職は成果が数値で表れる職種なので、職務経歴書の書き方次第でスカウトの質が大きく変わります。まず登録してスカウトの反応を見て、期待より少なければ書き方を見直す。この検証サイクルを回せるのがdodaの実用的な使い方です。

こんな人におすすめ

  • エージェントのサポートと自己応募を併用したい人
  • 在職中で転職活動に時間を割きにくい人
  • 自分の市場価値をスカウトで確かめたい人

注意点

登録後のメール通知量が多い傾向があります。求人メールとスカウトメールが混在するため、通知設定を最初に調整しておかないと必要な連絡を見落としかねません。また、担当者による対応品質のばらつきは大手共通の課題です。

ワークポート|地方の営業求人も含めて幅広く比較したい人に

項目内容
営業職の求人数全体で13万件以上(営業職の取り扱いも豊富)
タイプ総合型(IT・未経験転職に強み)
得意な営業領域IT営業・法人営業・地方の営業職
おすすめの年代・経験全年代(20〜30代が中心)
未経験の可否可(未経験転職の支援実績が豊富)
対応エリア全国(国内に多数の拠点)
サポート内容転職コンシェルジュによる求人紹介、書類作成支援ツール、面接対策
運営会社株式会社ワークポート
公式サイトURLhttps://www.workport.co.jp/

ワークポートは、全国に拠点を展開する総合型の転職エージェントです。もともとIT・ゲーム業界に強みを持っていましたが、現在は幅広い職種を扱っており、営業職の求人も豊富です。

特筆すべきは地方求人のカバー範囲です。営業職は全国に求人が存在する職種でありながら、大手エージェントの求人は首都圏に偏りがちです。UIターンや地方での転職を考えているなら、登録先の候補に入れておく価値があります。

未経験転職とスピード感が強み

ワークポートは未経験からの転職支援に実績があり、紹介から選考までのスピードが速いことでも知られています。営業職は採用ニーズが常時発生している職種なので、スピード感のあるエージェントとの相性は良好です。

また、応募書類の作成をサポートするツールを提供しており、職務経歴書の作成に苦手意識がある人でも形にしやすい環境が整っています。

こんな人におすすめ

  • 地方やUIターンで営業職を探している人
  • 未経験から営業職・IT営業に挑戦したい人
  • できるだけ早く転職を決めたい人

注意点

紹介のスピードを重視する運営方針のため、希望とやや異なる求人が含まれることがあります。紹介を受けた際は、営業スタイルや評価制度を自分で確認する姿勢が必要です。譲れない条件は初回面談で明確に伝えておきましょう。

ビズリーチ|年収600万円以上のハイクラス営業ポジションを狙う

項目内容
営業職の求人数全体で約15万件(ハイクラス求人が中心)
タイプハイクラススカウト型
得意な営業領域営業マネージャー・事業責任者・経営幹部クラス
おすすめの年代・経験30〜50代の営業経験者
未経験の可否不可(実績のある経験者が対象)
対応エリア全国
サポート内容ヘッドハンター・企業からの直接スカウト、公募求人への応募
運営会社株式会社ビズリーチ
公式サイトURLhttps://www.bizreach.jp/

ビズリーチは、職務経歴を登録しておくとヘッドハンターや企業から直接スカウトが届くハイクラス向けのスカウト型サービスです。営業職では、マネージャー職や事業責任者クラスのポジションが多く流通しています。

一部機能は有料プランが必要ですが、スカウトを受け取ること自体は無料で可能です。転職の意思が固まっていない段階でも、市場価値の把握を目的に登録しておく価値があります。

「転職しない前提」でも登録する意味がある

営業職は成果が数字で示せるぶん、ヘッドハンターから見て評価しやすい職種です。実績を具体的に記載しておけば、想定以上の年収帯からスカウトが届くことも珍しくありません。

採用側の立場で言えば、ビズリーチ経由で獲得したい人材は「今すぐ転職したい人」ではなく「良い条件なら動く人」です。だからこそ、今すぐの転職を考えていなくても登録しておくことで、選択肢を持った状態で現職に臨めます。これは交渉力にもつながります。

こんな人におすすめ

  • 年収600万円以上のポジションを狙う営業経験者
  • 営業マネージャー・事業責任者クラスを目指す人
  • すぐの転職は考えていないが市場価値を知りたい人

注意点

未経験者や若手層には求人が限られます。20代前半で実績がまだ蓄積されていない段階では、スカウトが届きにくい可能性があります。また、届いたスカウトの中には条件が合わないものも含まれるため、取捨選択の手間はかかります。

ハタラクティブ|未経験・第二新卒から営業職に挑戦する人の入口

項目内容
営業職の求人数非公表(未経験歓迎求人を中心に保有)
タイプ未経験・若手特化型
得意な営業領域未経験歓迎の法人営業・個人営業
おすすめの年代・経験20代・第二新卒・既卒・フリーター
未経験の可否可(社会人未経験でも利用可能)
対応エリア全国(首都圏・関西・東海・福岡が中心)
サポート内容マンツーマンのカウンセリング、書類添削、面接対策、入社後フォロー
運営会社レバレジーズ株式会社
公式サイトURLhttps://hataractive.jp/

ハタラクティブは、20代・第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職・転職支援サービスです。未経験歓迎の求人を中心に扱っており、社会人経験が浅い段階から営業職に挑戦したい人の入口として機能します。

営業職は未経験採用の門戸が最も広い職種の一つです。ポテンシャル採用を前提とした求人を多く扱うハタラクティブは、この領域と相性が良いといえます。

未経験だからこそ「入社後」を確認する

未経験から営業職に入る際、最も重要なのは入社後の研修体制と評価制度です。同じ未経験歓迎でも、教育体制が整った企業と、いきなり数字を求められる企業では、その後のキャリアがまったく変わります。

ハタラクティブは担当者が企業に直接足を運んで情報を収集しており、求人票に書かれていない職場の実態を確認できます。カウンセリングの際は、研修期間・同行の有無・インセンティブの比率の3点を必ず質問してください。

こんな人におすすめ

  • 社会人経験が浅く、未経験から営業職に挑戦したい20代
  • 第二新卒・既卒・フリーターから正社員を目指したい人
  • 何から始めればいいかわからず、相談から始めたい人

注意点

対象年齢が20代中心であるため、30代以上の利用には向きません。また、ハイクラス求人や年収の大幅アップを狙う用途にも適していません。営業経験がすでにある人は、hape AgentやSQiL Career Agentを優先してください。

【タイプ別】営業職の転職エージェントおすすめの選び方

12社をすべて登録する必要はありません。ここでは状況別に、優先度の高い組み合わせを整理します。

未経験から営業職に転職したい人におすすめの3社

未経験から営業職を目指す場合、「未経験歓迎求人の量」と「入社後の定着支援」の2軸で選びます。

サービス名選ぶ理由
ハタラクティブ社会人経験が浅くても相談でき、未経験歓迎求人が中心
hape Agent未経験歓迎の営業求人を1万件以上保有、面接対策90分の手厚さ
リクルートエージェント未経験歓迎の営業求人も母数が最大で、比較検討ができる

未経験の転職で最も避けたいのは、入社後にミスマッチが判明することです。求人票の「未経験歓迎」という表記だけでは、研修体制の実態はわかりません。担当者に企業の教育制度を確認してもらえるエージェントを選んでください。

20代・第二新卒で営業職を続けたい人におすすめの3社

すでに営業経験があり、20代のうちに環境を変えたい場合は、若手支援の実績が豊富なサービスが適しています。

サービス名選ぶ理由
hape Agent20〜30代前半の営業転職が中心層、面談時間が長く相談しやすい
マイナビ転職 営業エージェント20代の支援実績が豊富、選考対策が丁寧
ASSIGN営業を続けるか迷っている段階からキャリアプランを設計できる

20代の転職では、「なぜ今の会社を辞めるのか」を前向きに整理できているかが選考の分かれ目になります。この整理を一緒にやってくれる担当者かどうかを、初回面談で見極めてください。

営業経験者が年収アップを狙う場合におすすめの3社

営業実績があり、年収を上げることが最優先なら、特化型の交渉力と総合型の相場観を組み合わせるのが鉄則です。

サービス名選ぶ理由
SQiL Career Agent営業スキルの言語化で市場価値を最大化、年収アップ事例が豊富
リクルートエージェント想定年収の相場をつかむためのものさしとして使う
ビズリーチスカウトの提示年収から、自分の市場価値を客観的に測る

年収交渉は、複数社から並行して内定または内定見込みを得ている状態が最も強いカードになります。1社ずつ順番に受けるのではなく、選考時期を揃えることを意識してください。

SaaS・IT営業へキャリアチェンジしたい人におすすめの2社

サービス名選ぶ理由
マーキャリNEXT CAREERSaaS・デジタルセールスに完全特化、KPI文脈の選考対策が受けられる
SQiL Career Agent無形商材・IT営業の求人が豊富、スキルの再定義ができる

SaaS営業への転換で問われるのは、既存の営業経験をSaaSの指標に翻訳できるかです。訪問件数や売上金額ではなく、商談化率や継続率といった観点で自分の経験を語れるかが選考の焦点になります。

管理職・ハイクラス営業を目指す人におすすめの2社

サービス名選ぶ理由
ビズリーチ営業マネージャー・事業責任者クラスのスカウトが届く
セールスキャリアエージェント経営層とのリレーションによる非公開の管理職ポジション

ハイクラス層では、公募されている求人よりも表に出ないポジションの割合が高くなります。スカウト型と経営層ルートのエージェントを併用することで、この非公開領域にアクセスできます。

地方・UIターンで営業職を探す人におすすめの2社

サービス名選ぶ理由
ワークポート全国に拠点があり、地方の営業求人も幅広く取り扱う
リクルートエージェント求人の母数が最大で、地方求人の選択肢も確保しやすい

地方転職では、求人数そのものが限られることを前提に動く必要があります。首都圏中心のエージェントに絞ると選択肢が一気に狭まるため、全国対応のサービスを軸にしてください。

営業職の転職エージェントで失敗しない選び方3つのポイント

サービスの知名度や求人数だけで選ぶと、登録後に後悔します。判断軸は次の3つです。

「営業求人が多い」ではなく「営業の商材・スタイル」で選ぶ

営業職と一口に言っても、実態は大きく異なります。

  • 商材:有形(メーカー・不動産)か無形(IT・人材・金融)か
  • 顧客:法人か個人か
  • スタイル:新規開拓かルートセールスか、訪問型かインサイドセールスか

これらの組み合わせによって、必要なスキルも年収レンジも変わります。求人数の多さは、あなたに合う求人があることを保証しません。自分が希望する組み合わせの求人を、そのエージェントが本当に持っているかを初回面談で確認してください。

担当者が営業職の評価制度を理解しているかを見極める

エージェントの良し悪しは、会社よりも担当者で決まります。初回面談で次の質問をぶつけてみてください。

  • 「この業界の営業職は、いまどんな採用トレンドですか」
  • 「私の経歴だと、どのポジションで評価されやすいですか」
  • 「インセンティブの比率は、企業によってどう違いますか」

具体的な企業名や数字が返ってくる担当者は信頼できます。逆に「営業は求人が多いので大丈夫ですよ」といった一般論しか返ってこない場合は、深く進めないほうが賢明です。担当者の変更を申し出るか、別のエージェントに切り替えましょう。

特化型と総合型を必ず組み合わせて登録する

特化型は専門性が高い一方で求人の幅が狭く、総合型は求人数が多い一方でサポートが浅くなりがちです。この弱点は互いに補完できます。

さらに、複数社に登録することで同じ経歴に対する評価の違いが見えてきます。A社では想定年収500万円、B社では600万円と言われたなら、その差の理由を掘り下げることで自分の強みが明確になります。

営業職の転職エージェントは併用が前提|おすすめの組み合わせパターン

経験者向け:営業特化型+大手総合型+スカウト型の3社

SQiL Career Agent + リクルートエージェント + ビズリーチ

営業経験者にとって最も再現性の高い組み合わせです。特化型で営業キャリアの解像度を上げ、総合型で相場を確認し、スカウト型で市場からの評価を受け取ります。3方向から情報が入るため、判断を誤りにくくなります。

未経験向け:未経験特化型+大手総合型の2社

ハタラクティブ + リクルートエージェント

未経験の場合は、まず相談のハードルが低いサービスで方向性を固め、そのうえで求人数の多い総合型で選択肢を広げます。いきなり大手だけに登録すると、紹介求人が絞られて自信を失うケースがあるので注意してください。

登録は2〜3社まで|増やしすぎると失敗する理由

併用を推奨していますが、上限は3社程度です。理由は3つあります。

  • 面談と連絡の負担:1社あたり初回面談だけで1時間前後、その後も定期的な連絡が発生します
  • 応募の重複:同じ企業に複数のエージェント経由で応募すると、企業側の心証が悪くなります
  • 意思決定の混乱:担当者ごとに異なるアドバイスを受け、判断軸がぶれます

まずは2社に登録し、担当者との相性を見て必要なら1社追加する。この進め方が現実的です。

営業職転職エージェントの登録から内定までの流れ

初めて転職エージェントを使う人向けに、全体の流れを整理します。

無料登録・キャリア面談

公式サイトのフォームから登録すると、数日以内に面談の案内が届きます。面談はオンラインまたは電話で行われるのが一般的で、所要時間は30分から60分程度です。

面談前に準備しておくと精度が上がるのは次の3点です。

  • 現職の営業実績(目標に対する達成率と順位)
  • 転職で叶えたい条件の優先順位(年収・商材・働き方など)
  • 譲れない条件(勤務地、転勤の可否、インセンティブ比率など)

求人紹介・書類添削

面談内容をもとに求人が紹介されます。ここで重要なのは、紹介された求人に対して率直にフィードバックを返すことです。「この商材は避けたい」「この評価制度は合わない」と伝えるほど、次の紹介精度が上がります。

書類添削では、営業実績の書き方を必ず相談してください。営業職の職務経歴書は、書き方ひとつで通過率が大きく変わります。

面接対策・選考

エージェント経由の応募では、企業ごとの過去の面接情報を得られるのが最大のメリットです。どんな質問が出るか、どこを重視するかを事前に把握できるかどうかで、準備の質は変わります。

複数社の選考を受ける場合は、選考時期をできるだけ揃えるよう調整を依頼してください。比較検討と年収交渉の両面で有利になります。

内定・年収交渉・入社後フォロー

内定後は、エージェントが年収や入社日の交渉を代行します。自分では言い出しにくい条件も、第三者を通せば伝えやすくなります。

営業職の場合、基本給とインセンティブの内訳を必ず書面で確認してください。提示された年収が、固定給なのか成果連動込みの想定額なのかで、実態は大きく変わります。

採用側の視点から見た、営業職の転職を成功させるコツ

ここからは、採用の意思決定側にいた経験をもとに、書類と面接で評価が変わるポイントをお伝えします。

営業実績は「達成率」と「再現性」で語る

営業職の職務経歴書で最も多い失敗は、売上金額だけを並べてしまうことです。

たとえば「年間売上5,000万円」と書かれていても、採用側にはその数字の価値が判断できません。市場が伸びていたのか、既存顧客の継続なのか、目標に対して何%だったのかがわからないからです。

評価されるのは次の書き方です。

  • 達成率:目標に対して何%だったか、部署内で何位だったか
  • プロセス:どんな課題があり、何を変えて成果につながったか
  • 再現性:その手法は他の環境でも通用するか

「新規開拓の初回接触率が低いという課題に対し、事前リサーチの型を作って共有した結果、アポ獲得率が1.5倍になった」という書き方であれば、転職先でも同じことができそうだと判断できます。採用側が知りたいのは過去の実績そのものではなく、自社で成果を出せるかどうかです。

職務経歴書に必ず入れるべき3つの数字

書類選考の通過率を上げるために、最低限この3つは記載してください。

  1. 目標達成率(例:3期連続で予算達成、達成率平均120%)
  2. 社内順位(例:営業部30名中2位)
  3. 担当領域の規模(例:担当顧客数40社、担当エリアの売上規模2億円)

順位や規模を書くことで、金額の絶対値ではなく相対的な実力が伝わります。順位が高くない場合でも、伸び率(前年比130%など)を示せば十分に評価対象になります。

エージェントに伝えると求人の質が上がる情報

担当者に伝える情報が曖昧だと、紹介される求人も曖昧になります。次の3点を具体的に共有してください。

  • 避けたい営業スタイル(テレアポ中心は避けたい、個人宅訪問は避けたいなど)
  • 年収の下限と、その根拠(現年収と生活コストから逆算した最低ライン)
  • 転職の期限(3か月以内、良い求人があれば動く、など)

特に期限の共有は重要です。急いでいないなら急いでいないと伝えたほうが、厳選された求人を待つという進め方が可能になります。

営業職の転職エージェントに関するよくある質問

営業職の転職エージェントは本当に無料で使える?

はい、求職者側の利用料は無料です。転職エージェントは採用が決まった企業から成功報酬を受け取るビジネスモデルのため、求職者が費用を負担することはありません。この記事で紹介した12社もすべて無料で利用できます(ビズリーチのみ、一部機能に有料プランがあります)。

営業未経験でもエージェントは紹介してくれる?

紹介してもらえます。営業職は未経験採用の門戸が最も広い職種の一つで、ポテンシャル重視の求人が多数存在します。ただし、営業特化型の中には経験者向けに設計されたサービスもあるため、未経験の場合はハタラクティブやhape Agent、リクルートエージェントを選んでください。

在職中でも転職エージェントは利用できる?

問題なく利用できます。むしろ在職中の登録が一般的で、面談も平日夜や土日、オンラインで対応してもらえるケースがほとんどです。在職中であれば収入が途切れず、条件が合わなければ転職を見送る判断もできるため、リスクを抑えた進め方といえます。

断られた・紹介求人が少ない場合はどうすればいい?

紹介できる求人がないと言われるのは、そのエージェントの取り扱い領域とあなたの希望が合っていないだけです。営業職は求人が豊富な職種なので、別のエージェントに登録すれば状況が変わることは珍しくありません。

希望条件が厳しすぎる可能性もあるため、優先順位の見直しもあわせて行ってください。

営業職の転職にかかる期間はどのくらい?

登録から内定まで、一般的には2か月から3か月程度が目安です。内訳は、面談と求人選定に2週間から1か月、選考に1か月から1か月半、内定後の調整に2週間ほどとなります。

在職中で面接日程が組みにくい場合は、さらに時間がかかることもあります。転職希望時期から逆算し、3か月前には登録を済ませておくと余裕を持って進められます。

まとめ|営業職の転職は特化型+総合型の併用で成功率が変わる

営業職の転職でつまずく原因は、求人が少ないことではありません。求人が多すぎて、自分に合う1社を見極められないことにあります。

だからこそ、営業職の商材やスタイルを理解した特化型エージェントで解像度を上げ、総合型で相場と選択肢を確保するという二段構えが効きます。そして、あなたの営業実績を採用側が評価できる言葉に翻訳する作業こそ、エージェントを使う最大の価値です。

最後に、目的別のおすすめをもう一度整理します。

あなたの状況登録すべき組み合わせ
営業経験者で年収を上げたいSQiL Career Agent+リクルートエージェント+ビズリーチ
20代・第二新卒で営業職を続けたいhape Agent+マイナビ転職 営業エージェント
未経験から営業職に挑戦したいハタラクティブ+リクルートエージェント
SaaS・IT営業にキャリアチェンジしたいマーキャリNEXT CAREER+SQiL Career Agent
管理職・年収600万円以上を狙うビズリーチ+セールスキャリアエージェント
首都圏で法人営業を探したいtype転職エージェント+doda
地方・UIターンで営業職を探したいワークポート+リクルートエージェント

登録も面談もすべて無料で、転職を強制されることは一切ありません。まずは2社に登録して、担当者と話してみるところから始めてください。市場の相場観を得るだけでも、今後のキャリア判断の材料になります。

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この記事を書いた人

木本旭洋のアバター 木本旭洋 株式会社イールドマーケティング代表取締役

株式会社イールドマーケティング代表。大手広告代理店でアカウントプランナー、スタートアップで広告部門のマネージャーを経験後、2022年に当社を創業。AI/Webマーケティング支援を得意としている。会社員(大手とスタートアップ)/フリーランス/経営者/採用責任者すべて経験しておりキャリア情報も発信。

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