Google広告に強い広告代理店おすすめ12選。料金・選び方を代理店経営者が解説

「Google広告を代理店に任せたいが、数百社ある中でどこを選べばいいか分からない」——そんな悩みを持つ経営者・マーケ担当者は少なくありません。

私は大手広告代理店でアカウントプランナー、スタートアップで広告部門のマネージャーを経験し、2022年に株式会社イールドマーケティングを創業しました。現在もAI/Webマーケティング支援の現場でGoogle広告アカウントを運用しています。その立場から言えるのは、「どの代理店でも成果は同じ」では決してないということです。キーワード設計、アカウント構造、品質スコア改善、P-MAXのアセットグループ設計、GA4・拡張コンバージョンの計測設計——こうした実装の積み重ねが成果を大きく左右します。

本記事では、Google広告に強い広告代理店を厳選し、それぞれの得意分野・料金体系を比較しながら紹介します。あわせて、代理店経営者の視点から「失敗しない選び方」も解説します。自社の予算規模・課題に合うパートナーを見極める判断材料としてご活用ください。

目次

Google広告に強い広告代理店おすすめ12選

大手総合系から少額・中小特化系まで、タイプの異なる12社を選定しました。自社の予算規模と課題(獲得重視か、LP改善もセットか、SEOも併用したいか等)を意識しながら読み進めてください。

アナグラム株式会社

項目内容
会社名アナグラム株式会社
得意分野/特徴運用型広告コンサルに特化。担当者一貫制(非分業)でスピード改善。多言語(英・独)対応。Google Premier Partner
料金体系運用手数料:月額広告費の20%〜(少額・高額予算は固定費・テーブル方式あり)。詳細は要問い合わせ
公式HPhttps://anagrams.jp/

「本当のお客様は誰なのか?」という問いを起点に、ビジネス理解から入る運用型広告コンサルティング企業です。『いちばんやさしいリスティング広告の教本』をはじめ書籍出版やブログでの情報発信も積極的で、一次情報の厚みは業界随一といえます。

営業と運用者を分けない一人担当制のため、意思決定が速く、改善提案の質も高いのが特徴です。原則すべての広告アカウントに閲覧権限を付与してくれるほか、クライアント名義アカウントでの運用にも対応。社内にデータ資産を残したい企業や、将来的な内製化を見据える企業にも向いています。

株式会社キーワードマーケティング

項目内容
会社名株式会社キーワードマーケティング
得意分野/特徴検索意図に基づくキーワード設計・広告文設計に強み。運用型広告の長期実績。内製化支援(教育・コンサル)も提供。Google Premier Partner
料金体系運用手数料:要問い合わせ(公式サイト参照)
公式HPhttps://www.kwm.co.jp/

社名の通り、キーワード構造の設計と広告文のマッチング精度を徹底的に追求する運用スタイルが強みの専門会社です。ユーザーの検索意図に沿ったキーワード設計で、問い合わせや資料請求といったコンバージョン獲得に定評があります。

運用代行だけでなく、インハウス運用支援・教育や運用型広告コンサルティングといった内製化支援メニューも提供しています。BtoB・BtoC問わず幅広い業種に対応しており、「まず外部に任せつつ、社内にノウハウを蓄積したい」という企業に適しています。

株式会社カルテットコミュニケーションズ

項目内容
会社名株式会社カルテットコミュニケーションズ
得意分野/特徴中小・少額予算に特化(名古屋拠点)。運用者と直通の透明性の高い運用体制。閲覧用アカウント発行。広告費の下限金額なし。Google Partner/Yahoo!セールスパートナー
料金体系運用手数料:月額広告費に応じた段階制の固定手数料(月額3万円〜が目安)。広告費20万円以下でも対応。※短期スポット等で初期費用が発生する場合あり
公式HPhttps://quartet-communications.com/

リスティング広告運用に特化し、4,200社超の運用実績を持つ専門会社です。多くの代理店が採用する「広告費の20%」ではなく、段階ごとに固定額を設定した手数料体系が最大の特徴。広告費を増やしても手数料が比例して膨らまないため、費用対効果を保ちやすい設計になっています。

広告費の下限金額がなく、月額5万円程度から始められるため、少額から試したい中小企業に向いています。営業を挟まず運用担当者と直接やり取りでき、閲覧用アカウントの発行や月次レポートなど透明性の高い運用体制も安心材料です。

株式会社オーリーズ

項目内容
会社名株式会社オーリーズ
得意分野/特徴NPS経営・非分業制。1担当あたりの支援社数を最大4社に制限し伴走品質を担保。BtoB・インハウス支援にも強い
料金体系料率型・タイムチャージ型・成果報酬型・ハイブリッド型から選択可(料率は相場と同水準)。詳細は要問い合わせ
公式HPhttps://allis-co.com/

運用者の評価基準を売上ノルマではなく顧客推奨度(NPS)に置く、独自の「NPS経営」を掲げる運用型広告のエージェンシーです。積極的な新規営業を行わず、顧客からの紹介で成長してきた点が信頼の裏付けといえます。

提案から運用まで同じ担当者が一貫対応する非分業制を採り、1担当あたりの支援社数を絞ることで事業理解の時間を確保。手数料の安さではなく「支援開始後の費用対効果の高さ」で選ばれており、腰を据えた長期パートナーを求める企業に向いています。

株式会社グラッドキューブ

項目内容
会社名株式会社グラッドキューブ
得意分野/特徴Google Premier Partner(Premier Partner Awards 複数部門で最優秀賞)。自社AI解析ツール「SiTest」を活用したLPO・データドリブン運用に強み。東証上場企業
料金体系運用手数料:要問い合わせ(明瞭な料金体系を提示)。広告費50万円以上は初期費用・最低契約期間なしで契約可能なプランあり
公式HPhttps://www.glad-cube.com/

Google Premier Partner Awardsで複数部門の最優秀賞を受賞している、実績豊富な上場企業です。自社開発のAI搭載Webサイト解析ツール「SiTest(サイテスト)」を活用したデータドリブンな運用が最大の強みで、ヒートマップ解析でLPのどこが読まれ、どこで離脱したかを可視化し、精度の高いLPOを実現します。

「広告で集客し、サイトで接客する」という一連の流れを科学的に改善できるため、広告とLP改善をセットでCVRを引き上げたい企業に最適です。動画・LP制作まで自社で対応できる体制も魅力です。

株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ

項目内容
会社名株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズ
得意分野/特徴Google Premier Partner。認知〜獲得までフルファネル対応。大規模〜中小まで幅広いレンジに対応。SEO・Webマーケ全般の知見も豊富
料金体系運用手数料:料率型(運用額の20%が中心)。詳細は要問い合わせ
公式HPhttps://www.plan-b.co.jp/

Google Premier Partnerとして、認知から獲得まで領域を問わないフルファネルのソリューション提供が魅力の代理店です。運用額の大きい大規模アカウントと中小規模アカウントの双方で培った知見を活かし、幅広い予算レンジに対応します。

KPI達成率と顧客満足度を運用者の評価基準に据え、見込み顧客の発掘から営業引き継ぎまでを担うデマンドジェネレーション領域も支援可能です。SEOなど他施策と組み合わせた総合的なWeb集客支援を求める企業にも向いています。

株式会社デジタルアスリート

項目内容
会社名株式会社デジタルアスリート(旧・株式会社リスティングプラス)
得意分野/特徴少額〜中小・ベンチャー支援に強い。LP・動画制作を運用代行費のみでフルサポート。約2,400社超の支援実績
料金体系運用代行費:月間広告費50万円以下は一律10万円/50万円以上は広告費×20%
公式HPhttps://ppc-master.jp/

創業時から中小・ベンチャー企業を中心に支援し、少額予算から段階的に売上を伸ばすことを得意とする代理店です。広告運用だけでなく、SNS運用・LP改善・CRM改善までファネル全体を見据えた提案が強みです。

特筆すべきは、LP制作・動画制作から改善までを「広告運用代行費のみ」でサポートする体制。制作費がネックで改善が止まりがちな企業でも、追加コストを抑えてクリエイティブを磨き込めます。運用担当・サポート担当・品質チェック担当の3名チーム制で、管理画面の共有など透明性の高い運用も安心材料です。

株式会社ユニアド

項目内容
会社名株式会社ユニアド
得意分野/特徴Google Premier Partner。少額コンサルメニューあり。インハウス支援に対応。丁寧なレポート・運用に定評
料金体系運用手数料:運用費の20%(請求金額の合計が50万円以下の場合は一律10万円)
公式HPhttps://www.uniad.co.jp/

Google Premier Partnerに認定された運用型広告の代理店で、リスティング広告からSNS・動画広告まで幅広く対応します。手数料は運用費の20%で、請求合計が50万円以下なら一律10万円という分かりやすい料金体系です。

「Google広告少額コンサルティング」など、少額から始めたい企業やインハウス化を目指す企業向けのメニューも用意されています。まずは小さく始めつつ、将来的に社内へノウハウを蓄積したい企業に向いています。

アユダンテ株式会社

項目内容
会社名アユダンテ株式会社
得意分野/特徴広告運用・SEO・アクセス解析(GA4/GTM)を横断する技術力に強み。Cookie規制下の計測基盤構築も対応。Google マーケティング プラットフォーム認定パートナー
料金体系運用手数料:要問い合わせ(公式サイト参照)
公式HPhttps://ayudante.jp/

SEOと運用型広告の双方にプロフェッショナルを擁し、検索を軸にビジネスを長期的に安定成長させるコンサルティングが強みの技術志向な代理店です。GA4やGoogleタグマネージャー、サーバーサイドGTMといった計測領域に精通し、Cookie規制で失われがちなコンバージョン計測の回復支援まで踏み込めるのが特徴です。

広告運用にとどまらず「集客に効く検索語句を元にコンテンツの切り口を提案する」など、SEOと広告を横断した提案が受けられます。CV計測やデータ基盤から土台を整えたい企業、SEOと広告を両輪で伸ばしたい企業に適しています。

株式会社ジオコード

項目内容
会社名株式会社ジオコード
得意分野/特徴SEO・リスティング広告運用・Web制作をワンストップで自社内対応。2005年SEO発祥で分析力に定評。東証スタンダード上場(証券コード7357)
料金体系運用手数料:要問い合わせ(公式サイト参照)
公式HPhttps://www.geo-code.co.jp/ads/

2005年にSEOコンサルティングから事業をスタートし、現在はSEO・Web広告運用・サイト制作をワンストップで提供する東証スタンダード上場企業です。すべての運用を自社内で行うことで培われた技術力と分析力が強みです。

リスティング広告に加え、DSP・SNS・アフィリエイト・動画広告まで幅広く対応し、記事LPを活用した大型予算の運用実績もあります。GA4分析やLPO改善を軸に広告以外まで含めた提案が可能なため、集客チャネルをまとめて一社に任せたい企業や、上場企業ならではの体制・信頼性を重視する企業に向いています。

株式会社サイバーエージェント

項目内容
会社名株式会社サイバーエージェント
得意分野/特徴国内最大級のネット広告実績。700名以上の運用者・クリエイティブ専門部隊を擁し、AIを活用した広告効果測定・クリエイティブ最適化に強い。大規模予算・統合マーケ向け。東証プライム上場
料金体系大規模予算向け(公式では非公開・要問い合わせ)。運用型広告は月額運用費30万円程度〜、手数料は広告費の10〜20%が目安
公式HPhttps://www.cyberagent.co.jp/

国内最大級のインターネット広告実績を誇る大手総合系です。全国の拠点に700名以上の広告運用者が在籍し、クリエイティブ専門部隊や制作子会社を持つため、ブランディングを含む統合的な提案が可能です。

AIを活用した広告効果測定・クリエイティブ最適化に強く、SNS・動画・アプリマーケティングまで横断対応します。テレビCMなど既存のブランド資産とデジタル施策を組み合わせたい企業や、まとまった予算で認知と獲得を同時に狙いたい大規模キャンペーンに最適です。少額予算では対応が難しい場合があるため、予算規模を踏まえて検討しましょう。

株式会社Union

項目内容
会社名株式会社Union
得意分野/特徴Google・Yahoo!正規代理店。薬機法管理者が在籍し、審査の厳しい薬事・医療系に対応。LP制作〜運用までワンストップ。最低出稿費用なし・継続率95%
料金体系運用手数料:広告費の20%。最低出稿費用なし(料金体系・契約期間は柔軟に対応)
公式HPhttps://union-company.jp/

2012年創業、新宿を拠点にWebマーケティングを手がける代理店です。Google・Yahoo!の正規代理店として認定されており、リスティングを軸にSNS・動画・アフィリエイトまでワンストップで対応します。

最大の特徴は、薬機法(旧薬事法)のプロフェッショナルである薬事法管理者が在籍している点。広告審査の厳しい薬事・医療・美容系でも、ガイドラインに沿った表現でリスクを抑えた運用が可能です。担当窓口を必ず2名以上で構成し、最低出稿費用なし・料金体系や契約期間を柔軟に調整できる点も、審査の厳しい業種で代理店を探す企業に向いています。

Google広告に強い広告代理店の選び方

12社を紹介してきましたが、大切なのは「有名だから」ではなく「自社の課題と予算に合うか」で選ぶことです。代理店経営者の視点から、失敗しないための7つのチェックポイントを解説します。

Google正規代理店(Google Partner/Premier Partner)に認定されているか

Google Partnersは、運用実績や認定資格の取得状況に応じてGoogleが代理店を評価する公式プログラムです。とくにPremier Partnerは上位数%に与えられる称号で、最新情報やサポートへのアクセスに優れます。

ただし認定はあくまで「最低基準を満たしているか」を示す足切りに過ぎません。認定の有無に加えて、実際に誰が運用するか・品質スコアやCV計測の話ができるかまで確認することが重要です。

自社の予算規模・最低出稿額に合っているか

大手代理店は媒体とのパイプや実績が豊富な一方、最低出稿額が月50〜100万円以上と高く、少額案件は受け付けていないこともあります。逆に中小・少額特化の代理店なら、月5〜10万円程度から柔軟に対応してくれます。

「自社の予算規模に合った会社か」を必ず確認し、同程度の予算・似た属性のクライアントでの成功事例があるかを聞き出しましょう。

料金体系(手数料率型・固定型・成果報酬型)と手数料率で比較する

運用代行費の相場は広告費の20%前後ですが、料金体系は主に3種類あります。広告費に一定率を掛ける「手数料率型」、毎月定額の「固定型」、成果に応じて課金される「成果報酬型」です。

固定型は広告費を増やしても手数料が膨らまず、予算管理がしやすいのがメリット。「内掛け(手数料込み)」か「外掛け(手数料別)」かで総支払額が変わるため、見積もり時に必ず確認しましょう。

自社と同業種での運用実績があるか

Google広告は業種・商材によって勝ちパターンが大きく異なります。同業種での運用実績がある代理店なら、業界特有の広告審査ルールや競合環境を踏まえた提案が可能で、配信初期から効果的な設定が期待できます。

薬事・医療、金融、不動産、BtoB SaaSなど、審査やリードタイムに特徴のある業種ほど、実績の有無が成果を左右します。

広告アカウントの開示・契約終了後の譲渡に対応しているか

管理画面を開示してくれるか、契約終了後にアカウントを譲渡してもらえるかは、透明性と将来のリスクを左右する重要なポイントです。

アカウントを開示しない、所有権を譲らない代理店は、運用のブラックボックス化や乗り換え時のトラブルにつながります。契約前に「アカウントは自社名義で持てるか」を確認しておきましょう。

LP制作・LPO・コンバージョン計測設計まで対応できるか

広告で集客できても、ランディングページの質が低ければ成果にはつながりません。LP制作・LPO(最適化)まで一貫対応できる代理店なら、集客と接客を連動させてCVRを引き上げられます。

あわせて、GA4連携や拡張コンバージョンといった計測設計に強いかも確認を。Cookie規制で計測が難しくなる中、土台となる計測精度が運用結果を大きく左右します。

運用担当者と直接コミュニケーションが取れる体制か

営業担当と運用担当が分かれていると、要望が正確に伝わらなかったり、レスポンスが遅れたりするストレスが生じます。運用者と直接やり取りできる非分業体制なら、意思疎通がスムーズで改善スピードも上がります。

レポートの頻度や改善提案の質、担当者との相性も含めて、長く伴走できるパートナーかを見極めましょう。

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この記事を書いた人

木本旭洋のアバター 木本旭洋 株式会社イールドマーケティング代表取締役

株式会社イールドマーケティング代表。大手広告代理店でアカウントプランナー、スタートアップで広告部門のマネージャーを経験後、2022年に当社を創業。AI/Webマーケティング支援を得意としている。会社員(大手とスタートアップ)/フリーランス/経営者/採用責任者すべて経験しておりキャリア情報も発信。

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