リクナビNEXTグッドポイント診断とは?強みがわかる無料診断を解説

「自分の強みって、結局なんだろう?」——転職活動を始めると、多くの人がこの壁にぶつかります。職務経歴書の自己PR欄でペンが止まり、面接で「あなたの長所は?」と聞かれて言葉に詰まる。私自身、採用責任者として何百枚もの応募書類に目を通してきましたが、強みをうまく言語化できずに損をしている候補者は本当に多いと感じます。

そんなときに役立つのが、リクナビNEXTの「グッドポイント診断」です。約300問の質問に答えるだけで、18種類の中からあなたの強みが5つ、しかも無料で明確になります。

この記事では、グッドポイント診断の特徴ややり方、診断結果を転職活動に活かす方法、受ける前に知っておきたい注意点まで、採用する側・される側の両方を経験してきた視点で徹底解説します。

目次

リクナビNEXTグッドポイント診断とは?無料の自己分析ツール

グッドポイント診断は、大手転職サイト「リクナビNEXT」が提供している無料の自己分析ツールです。選択式の質問に答えていくだけで、自分では気づきにくい強みや長所を客観的に把握できます。

「自分の強みがわからない」「自己PRが書けない」と悩む人にとって、強みを言葉にしてくれる診断は、転職活動の最初の一歩としてうってつけです。まずは、どんなツールなのか基本を押さえておきましょう。

18種類の強みから5つを診断してくれる

グッドポイント診断では、あらかじめ用意された18種類の強みの中から、あなたに当てはまる5つが選び出されます。

ポイントは「5つに絞られる」という点です。強みを10個も20個も並べられても、どれを軸にアピールすればいいか迷ってしまいます。採用担当者の立場から見ても、強みが5つに整理されていると人物像がイメージしやすく、書類選考や面接でぐっと印象に残りやすくなります。

それぞれの強みには解説文が添えられているため、「なぜ自分にこの強みがあるのか」を理解したうえで、自己PRの言葉に落とし込めるのも大きな魅力です。

約300問の本格診断を完全無料で受けられる

質問数は約300問と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、すべて選択式で直感的に答えられる形式です。文章を書く必要は一切なく、提示された問いに当てはまる度合いを選んでいくだけなので、想像よりスムーズに進みます。

これだけの設問数を無料で受けられる自己分析ツールは、ほかにほとんど存在しません。有料の診断ツールと比べてもボリュームは引けを取らず、転職活動のコストを抑えたい人にとってありがたい存在です。

診断結果は8,568通りで自分だけの強みがわかる

18種類から5つを選ぶ組み合わせは、なんと8,568通りにのぼります。

つまり、画一的な「あなたは○○タイプです」という結果ではなく、自分だけの強みの並びが見えてくるということです。すでに自覚していた“納得”の強みもあれば、思いもよらなかった“意外”な強みが出てくることもあります。この意外性こそ、自己分析の幅を広げてくれる診断の面白さです。

提供元はリクルートで信頼性が高い

グッドポイント診断を開発・提供しているのは、人材ビジネスで長年の実績を持つリクルートです。採用や適性評価のノウハウを蓄積してきた企業が設計しているからこそ、無料ツールでありながら高い納得感が得られます。

私は広告代理店やスタートアップで採用にも関わってきましたが、応募者から信頼できる第三者の分析が添えられていると、それだけで「自己理解が進んでいる人だ」という安心感につながります。提供元の信頼性は、診断結果を応募書類で使う際の説得力にも直結するのです。

グッドポイント診断でわかる18種類の強み一覧

診断を受ける前に、どんな強みが用意されているかを知っておくと、結果のイメージがつかみやすくなります。ここでは18種類の強みを、性質ごとに3つのグループに分けて紹介します。

行動力・実行力に関する強み

物事を前に進める力、決断して動く力に関する強みです。具体的には「決断力」「挑戦心」「継続力」「俊敏性」「状況適応力」「高揚性」が含まれます。

変化の速い環境で成果を出してきた人や、目標に向かって粘り強く取り組んできた人に出やすいタイプです。営業職や企画職など、自ら動いて結果を作るポジションを志望する人にとっては、強力なアピール材料になります。

思考力・分析力に関する強み

物事をじっくり考え、冷静に判断する力に関する強みです。「独創性」「現実思考」「慎重性」「バランス」「冷静沈着」「自己信頼」「悠然」がこのグループにあたります。

リスクを見極めながら堅実に判断したい職種や、新しいアイデアを生み出すクリエイティブな仕事との相性が良い強みです。企画・分析・管理系の職種を目指す人は、ここで出た強みを自己PRの軸にすると説得力が増します。

対人関係に関する強み

人との関わりの中で力を発揮するタイプの強みです。「親密性」「社交性」「受容力」「感受性」「柔軟性」が含まれます。

相手の気持ちをくみ取ったり、チームの潤滑油として動いたりする場面で活きる強みで、接客・サービス・人事・マネジメントなど、人と向き合う仕事で重宝されます。チームワークを重視する企業に応募する際の、心強い裏付けになるでしょう。

グッドポイント診断を受ける4つのメリット

グッドポイント診断は「受けて終わり」ではなく、転職活動の様々な場面で武器になります。実際に利用者からも高い評価が集まっており、ここでは特に効果の大きい4つのメリットを紹介します。

自分の強みを客観的に言語化できる

最大のメリットは、なんとなく感じていた自分の長所を、はっきりとした言葉で示してもらえる点です。

良い口コミでも「自分の強みを言葉にできた」という声が目立ちます。自己分析を白紙の状態から始めると、つい主観的になったり、ありきたりな表現にとどまったりしがちです。診断という客観的な切り口が入ることで、自分一人では出てこなかった的確な言葉が手に入ります。採用書類を読む側としても、地に足のついた言葉で強みが語られていると、それだけで信頼度が上がります。

自己PRや志望動機にそのまま活かせる

診断で出た5つの強みと解説文は、自己PRや志望動機を組み立てる際の土台になります。

「何を書けばいいかわからない」という最初のハードルを越えられるため、応募書類の作成スピードが格段に上がります。さらに、強みに紐づくキーワードが手元にあると、求人票で求められている人物像と自分の強みを照らし合わせやすくなり、企業ごとにアピールを最適化する作業もスムーズになります。

応募書類に診断結果を添付して差別化できる

リクナビNEXTには、企業へ応募する際にグッドポイント診断の結果を書類と一緒に添付できる機能があります。

これは他のツールにはない大きな強みです。職務経歴書だけでは伝わりにくい性格的な強みや人物像を、第三者の客観的なデータとして企業に届けられます。採用担当者を経験した立場から言えば、診断結果が添えられている応募者には「準備をしっかりしている」「自己理解が深い」という印象を持ちやすく、他の候補者との差別化につながります。面接でも話題にしやすく、会話のきっかけになる点も見逃せません。

向いている仕事を考える材料になる

診断結果は、自己PRだけでなくキャリアの方向性を考えるヒントにもなります。

5つの強みを眺めることで、「自分はどんな環境で力を発揮しやすいのか」が見えてきます。現在の仕事に違和感を抱いている人なら、強みと今の業務とのギャップに気づくこともあるでしょう。適職をズバリ当ててくれる診断ではありませんが、仕事選びの視点を増やし、求人を探す際の軸を作る材料として十分に役立ちます。

グッドポイント診断のやり方3ステップ

「興味はあるけど、やり方がわからない」という声も少なくありません。しかし手順はとてもシンプルで、会員登録から診断完了まで3つのステップで完結します。

リクナビNEXTに無料会員登録する

実際の登録の画面

まずはリクナビNEXTへの会員登録が必要です。登録に必要なのは氏名・メールアドレス・生年月日・パスワードなど基本的な項目のみで、5分程度で完了します。

「まだ本格的に転職を考えていない」という人も心配はいりません。メールの配信設定は後から変更でき、求人への応募も必須ではないため、診断だけを目的に登録しても問題なく利用できます。

マイページから診断をスタートする

プロフィール入力後のマイページ

会員登録が完了したら、リクナビNEXTにログインしてマイページへアクセスします。

パソコンの場合は画面右上の「マイページ」から、スマートフォンの場合はメニューやサイトマップから辿れます。マイページ内に「グッドポイント診断」の項目が表示されるので、「診断スタート」のボタンを押せばすぐに始められます。スマホでも受けられますが、画面を落ち着いて見られる環境のほうが集中しやすいでしょう。

5つの強みと解説レポートを確認する

質問にすべて回答すると、あなたの5つの強みと、それぞれの解説がレポートとして表示されます。

このレポートはマイページに保存され、いつでも見返せます。面接の前日や履歴書を作成するタイミングで読み返すと、伝えるべきエピソードの整理がしやすくなります。一度受ければ転職活動のたびに参照できる、長く使える資産になるのが嬉しいポイントです。

診断結果を転職活動に活かす3つの方法

診断結果は、ただ眺めるだけでは効果が半減します。5つの強みを応募書類や面接で使える言葉に変えてこそ、本当の価値が発揮されます。採用する側の視点も交えながら、活かし方のコツを紹介します。

強みを具体的なエピソードと結びつける

診断で出た強みは、そのまま貼り付けるのではなく、過去の具体的な経験と結びつけて語るのが鉄則です。

たとえば「継続力」という強みが出たなら、「3年間、毎月の目標を一度も下回らずに達成し続けた」といった事実を1行添えるだけで、抽象的な言葉が一気に説得力を持ちます。私が書類を見る際も、強みを裏づけるエピソードがあるかどうかで評価は大きく変わりました。「状況・行動・結果」の順に短くまとめると、読み手に伝わりやすくなります。

面接では1〜2つに絞って伝える

5つの強みをすべて並べてしまうと、かえって印象がぼやけてしまいます。

面接では、応募職種との接点が強い強みを1〜2つに絞って語るのが効果的です。最初の一文だけ「私の強みは○○です」と決めておくと、話が散らからず、落ち着いて自分の言葉で続けられます。あれもこれもとアピールするより、一点を深く語れる候補者のほうが、面接官の記憶に残りやすいものです。

採用担当者目線で響く言葉に変換する

意外と見落とされがちなのが、「その強みが、応募先の仕事でどう役立つのか」まで翻訳することです。

採用責任者として多くの候補者を見てきて感じたのは、強みを語れる人は多くても、「その強みが自社にどう貢献するか」まで言える人は少ない、ということです。たとえば「親密性」なら、ただ人当たりが良いと伝えるのではなく、「顧客との長期的な信頼関係を築き、リピート率向上に貢献できる」と職務に結びつける。求人票が求める人物像から逆算して言葉を選ぶと、診断結果は一気に“刺さる”武器に変わります。

グッドポイント診断を受ける前の注意点

メリットの多いグッドポイント診断ですが、受ける前に知っておきたいポイントもあります。事前に押さえておけば、安心して診断に臨めます。

途中保存ができないため時間を確保する

グッドポイント診断は途中保存ができない仕様です。回答の途中でブラウザを閉じると、最初からやり直しになる可能性があります。

所要時間はおよそ30分が目安です。3部構成でそれぞれに制限時間が設けられているため、通信が安定した環境で、まとまった時間を確保してから取り組みましょう。スキマ時間に少しずつ進める、という受け方には向いていません。

診断は1回のみで受け直しできない

公式では、ひとり1回の利用が原則と案内されています。気軽に何度もやり直せるわけではない点に注意が必要です。

もし、2回目をやりたい場合は、別のメールアドレス、別のリクルートIDを発行してログインをする必要があります。

ストレングスファインダーとの違いを理解しておく

強み診断ツールとしてよく比較されるのが「ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)」です。混同されやすいですが、両者は性質がはっきり異なります。

比較項目グッドポイント診断ストレングスファインダー
料金無料有料(おおよそ2,000円前後〜)
強みの種類18種類から5つを抽出34資質から上位を提示
提供元リクルートGallup社
向いている人手軽に・無料で自己分析したい人資質を深く掘り下げたい人

最大の違いは料金です。グッドポイント診断はリクナビNEXTに無料登録すれば完全無料で受けられるのに対し、ストレングスファインダーは受け方によって費用が発生します(最新の料金は公式サイトでご確認ください)。

使い分けの目安は、「初めて自己分析する」「無料で気軽に試したい」ならグッドポイント診断、「本格的に資質を深掘りしたい」ならストレングスファインダーです。私自身、複数の診断を比較してきた経験から言えるのは、両方を受けて共通して出てきた強みは“本物”の確度が高いということ。余力があれば突き合わせてみると、自己理解が一段深まります。

リクナビNEXTの適職診断との違いを押さえておく

意外と知られていませんが、リクナビNEXTにはグッドポイント診断とは別に「適職診断」というツールも用意されています。「リクナビNEXT 適職診断」で検索するとグッドポイント診断が出てくるため同じものだと誤解されがちですが、両者はまったくの別物です。

比較項目グッドポイント診断適職診断
わかること自分の強み(5つ)仕事選びの価値観・性格傾向
設問数約300問全22問
所要時間約30分約3分
主な使いどころ自己PR・面接対策仕事の方向性・求人探し

グッドポイント診断が「自分の強み」を深掘りするツールなのに対し、適職診断は「仕事選びで何を大切にしているか」という価値観や隠れた性格傾向を明らかにするツールです。適職診断は全22問・約3分で完了する手軽さが魅力で、診断後には自分の価値観にマッチしやすい求人の検索キーワードも提示されます。

おすすめは、転職活動の段階に応じて使い分けることです。方向性がまだ漠然としている段階では適職診断で「どんな仕事が合うか」を整理し、応募準備に入る段階でグッドポイント診断を受けて「その仕事で何をアピールできるか」を言語化する。2つの結果を揃えておけば、自分を多角的に理解でき、書類や面接での説得力が一段と高まります。

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まとめ:グッドポイント診断で自分の強みを見つけて転職を成功させよう

リクナビNEXTのグッドポイント診断は、約300問に答えるだけで18種類の中から5つの強みを無料で診断してくれる、本格的な自己分析ツールです。

提供元はリクルートで信頼性が高く、診断結果は応募書類への添付や自己PR、面接対策にそのまま活かせます。採用する側を経験してきた立場から見ても、客観的な強みの裏づけがある応募者は印象に残りやすく、他の候補者との差別化につながります。

大切なのは、診断結果を眺めて終わらせないことです。強みを具体的なエピソードと結びつけ、応募先の仕事でどう役立つかまで翻訳すれば、5つの強みはあなたの転職活動を後押しする確かな武器になります。

無料で受けられるツールなので、転職を少しでも考えているなら、まずは気軽に試してみてはいかがでしょうか。自分でも気づかなかった強みとの出会いが、新しいキャリアの第一歩になるかもしれません。

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この記事を書いた人

木本旭洋のアバター 木本旭洋 株式会社イールドマーケティング代表取締役

株式会社イールドマーケティング代表。大手広告代理店でアカウントプランナー、スタートアップで広告部門のマネージャーを経験後、2022年に当社を創業。AI/Webマーケティング支援を得意としている。会社員(大手とスタートアップ)/フリーランス/経営者/採用責任者すべて経験しておりキャリア情報も発信。

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