失業保険・傷病手当金・求職活動実績など、退職前後に直面する公的制度の実務情報を一次情報ベースで発信

株式会社イールドマーケティング(本社:東京都千代田区、代表取締役:木本旭洋)は、自社が運営するオウンドメディア「イールドマーケのデジマブログ」において、既存の「キャリア」カテゴリー配下に新たに「退職」カテゴリーを開設したことをお知らせいたします。

退職カテゴリーページ

カテゴリー開設の背景

退職は、多くの働く人にとって人生で数回しか経験しない出来事です。にもかかわらず、退職の前後には失業保険(雇用保険の基本手当)の受給手続き、健康保険の切り替え、傷病手当金の申請、再就職手当の判断、ハローワークでの求職活動実績づくりなど、期限が定められた実務が短期間に集中します。判断を誤ったり手続きが遅れたりすると、本来受け取れたはずの給付を受け取れなくなるケースも少なくありません。

一方で、これらの制度に関する正確な情報は、厚生労働省やハローワーク、全国健康保険協会など複数の公的機関のサイトに分散しており、しかも制度の説明が前提知識のある人向けに書かれていることが多いのが実情です。検索して調べようとしても、断片的な情報や、根拠が不明確な情報、あるいは特定のサービスへの誘導を主目的とした情報に行き当たり、結局「自分のケースではどうなるのか」が分からないまま不安を抱え続けてしまう。当社が運営するメディアに寄せられる反応や、検索キーワードの需要調査を通じて、こうした状況が広く存在していることが明らかになりました。

また、当社はこれまでも「イールドマーケのデジマブログ」において、キャリアや転職に関する情報を発信してまいりましたが、「転職」という枠組みだけでは拾いきれない領域があることも見えてきました。次の仕事が決まっている人のための情報と、まだ次が決まっていない人、あるいは体調を崩して働くこと自体が難しくなっている人のための情報は、必要とされる内容がまったく異なります。後者に必要なのは、キャリア論ではなく、生活を支えるための制度の具体的な使い方です。

この課題に応えるため、当社は「退職」を独立したカテゴリーとして切り出し、退職の前後に発生する手続きと公的給付に特化した情報を体系的に整理・発信していく方針を決定いたしました。

退職カテゴリーの概要と掲載記事

「退職」カテゴリーは、キャリアカテゴリーの下層カテゴリーとして設置し、既存の「転職」カテゴリーと並列する構成としています。退職を検討している方、すでに退職された方、退職後に失業保険を受給中の方が、自身の状況に応じた情報にたどり着けるよう設計しました。

公開時点では、以下のテーマの記事を掲載しています。

失業保険(雇用保険の基本手当)に関する記事として、自己都合退職でも早期に受給する方法と最短の受給日、手続きの流れを整理した記事、失業保険を一度受給した場合に加入期間がどう扱われるのか、二回目の受給にはどのような条件が必要になるのかを解説した記事を掲載しています。

傷病手当金については、病気やケガで働けなくなった際に支給されない8つのケースを取り上げ、不支給となる理由とその際の対処法を解説しています。健康保険から支給される給付でありながら要件が細かく、誤解されやすい制度であるため、実際に判断を誤りやすい論点に絞って整理しました。

再就職手当については、「もらわない方がいい」という言説が一定数存在することを踏まえ、損をする人と得をする人の判断基準を具体的に示す記事を掲載しています。制度を一律に推奨するのではなく、読者自身が自分のケースに当てはめて判断できる形にしている点が特徴です。

求職活動実績に関する記事群は、当カテゴリーの中でも特に厚みを持たせた領域です。失業保険の受給には認定日ごとに一定回数の求職活動実績が必要となりますが、「何をすれば実績として認められるのか」が分かりにくく、認定日直前に慌てる方が非常に多いテーマです。求職活動実績の基本的な作り方を7つの方法に整理した記事、ハローワークで実績を作る6つの方法をまとめた記事、転職サイトからのネット応募を軸に最短で実績を作る手順と書き方を解説した記事、ハローワークの職業相談で実績を作る際の質問例と当日の流れを解説した記事、求職活動実績として認められるオンラインセミナーのおすすめ12選と証明書の発行方法をまとめた記事、そして認定日までに実績が足りない場合に間に合わせる方法を解説した記事を掲載しています。加えて、大手転職エージェントのオンラインセミナー受講が求職活動実績として認められるのかという個別の疑問にも、一本の記事で正面から回答しています。

いずれの記事も、制度の概要をなぞるだけでなく、「実際にどう動けばよいのか」という行動レベルまで落とし込むことを編集方針としています。

退職カテゴリーの3つの特徴

第一に、公的機関の一次情報を根拠とした制度解説を徹底しています。厚生労働省、ハローワーク、全国健康保険協会などが公開している情報を確認したうえで記事を作成し、制度の要件や数値については出典を明示する方針を取っています。制度改正が行われた領域についても、現行制度として正確に記載することを編集ルールとしています。

第二に、手続きの現場で実際に発生する疑問に踏み込んでいます。制度の説明だけであれば公的機関のサイトを読めば足ります。当カテゴリーが担うのは、その先にある「認定日まであと数日しかないがどうすればよいか」「職業相談では何を聞けばよいのか」「オンラインセミナーの受講証明書はどう発行するのか」といった、実務的で具体的な疑問への回答です。読者が記事を読み終えた直後に次の行動を起こせる状態をつくることを目指しています。

第三に、執筆・監修体制です。当カテゴリーの記事は、当社代表取締役の木本旭洋自身が執筆・監修を行っています。木本は大手広告代理店でのアカウントプランナー、スタートアップでの広告部門マネージャーを経験したのち、フリーランスを経て2022年に当社を創業しました。会社員(大手企業とスタートアップの双方)、フリーランス、経営者、そして採用責任者という立場をすべて経験しており、退職する側と受け入れる側の双方の視点を持っています。制度を外側から解説するのではなく、実際にこれらの立場を経験した人間の視点から情報を届けられることが、当メディアの一貫した差別化要素です。

「イールドマーケのデジマブログ」について

イールドマーケのデジマブログ」は、株式会社イールドマーケティングが運営するオウンドメディアです。Webマーケティング、AI、キャリアに関する情報を、経験と一次情報をベースに発信しています。

現在の主なカテゴリー構成は、AI、IT資格、Webマーケティング、キャリア(下層に転職・退職)となっており、今回の退職カテゴリー開設により、キャリア領域のカバー範囲が大きく広がることとなります。

今後の展開

当社は今後、退職カテゴリーの記事本数を継続的に拡充してまいります。具体的には、失業保険と国民健康保険・国民年金の関係、健康保険の任意継続、離職票の取り扱い、会社都合退職と自己都合退職の違いによる受給条件の差、傷病手当金と失業保険の関係、就職困難者の認定など、退職前後に発生する制度横断的なテーマを順次公開していく予定です。

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あわせて、既存の「転職」カテゴリーとの内部連携を強化し、退職手続きを終えた読者が次のキャリアを検討する段階へスムーズに移行できる導線を整備してまいります。退職から再就職までを一つの連続したプロセスとして捉え、その全期間を通じて役立つ情報を提供することが当メディアの目標です。

代表取締役 木本旭洋 コメント

私自身、会社員、フリーランス、経営者、そして採用する側と、働き方に関わるほぼすべての立場を経験してきました。その過程で強く感じたのは、退職という場面で人が必要としている情報は、キャリア論や精神論ではなく、期限のある手続きをどう進めるかという極めて実務的な情報だということです。

失業保険の求職活動実績ひとつを取っても、制度を知らないまま認定日を迎えてしまい、本来受け取れたはずの給付を受け取り損ねる方がいます。制度は用意されているのに、情報が届いていないために使われていない。これは非常にもったいない状況です。

退職カテゴリーでは、公的機関の情報を正確に踏まえたうえで、読者の方が今日から何をすればよいのかまで書き切ることを徹底していきます。退職は決してネガティブな出来事ではなく、次に進むための一つの過程です。その過程を、お金や手続きの不安によって曇らせないための情報を、これからも積み重ねてまいります。