リクナビNEXTのレジュメで落ちる原因と通過率を上げる対策

リクナビNEXTでレジュメを送っても書類選考に落ち続けていませんか。実はリクナビNEXTの書類選考通過率は平均約50%で、2人に1人は落ちているのが現実です。

本記事では、レジュメで落ちる5つの原因と通過率を上げる6つの書き方のコツを徹底解説します。

目次

リクナビNEXTのレジュメ選考の仕組みと通過率

リクナビNEXTで求人に応募したのに、なかなか書類選考を通過できないと悩んでいませんか。実は、リクナビNEXTのレジュメ選考には他の転職サイトとは異なる特徴があります。

まずは選考の仕組みや通過率の実態を正しく理解し、自分が落ちている原因を把握することが大切です。ここでは、リクナビNEXTの書類選考がどのように行われているのかを詳しく解説します。

リクナビNEXTの書類選考の流れ

リクナビNEXTの書類選考は、一般的な転職活動とは少し異なる流れで進みます。

まず、リクナビNEXTに会員登録する際に「レジュメ」と呼ばれるプロフィール情報を入力します。このレジュメには、職務経歴・スキル・自己PR・希望条件などの項目が含まれており、求人に応募するとこの登録情報がそのまま企業の採用担当者に送信される仕組みです。

つまり、一般的な転職活動のように応募のたびに履歴書や職務経歴書を個別に作成・送付するのではなく、事前に登録したレジュメの内容で書類選考が行われるのがリクナビNEXTの大きな特徴です。

企業側では、送られてきたレジュメをもとに「求める人材要件とマッチしているかどうか」を判断します。人気企業の場合は数十件から数百件もの応募が集まるため、採用担当者は限られた時間の中で効率的にレジュメを確認しています。

書類選考にかかる期間の目安は1〜2週間程度です。対応が早い企業であれば2〜3日で結果が届くこともありますが、慎重に選考を進める企業では2週間以上かかるケースもあります。なお、リクナビNEXTの求人ページには「採用までの流れ」に選考期間の目安が記載されているため、応募前に確認しておくとスケジュール管理がしやすくなるでしょう。

また、注意しておきたいのが結果通知の方法です。企業によっては「合格者のみに連絡する」というケースも少なくありません。応募後しばらく経っても連絡がない場合は、残念ながら不通過の可能性が高いと考えた方がよいでしょう。

レジュメの平均通過率は約50%

リクナビNEXTの書類選考通過率は、実際のところどのくらいなのでしょうか。

リクナビNEXTが転職経験者を対象に実施したアンケート調査によると、20〜30代の転職成功者における書類選考の通過率は平均で約50%という結果が出ています。言い換えれば、2回応募して1回は落ちる計算です。

同調査では、転職成功者の平均応募数は7.5社、面接に進んだ企業は平均3.4社、最終的に内定を獲得したのは平均1.4社というデータも示されています。このことから、書類選考の段階で約半数がふるいにかけられていることがわかります。

ただし、この50%という数字はあくまで平均値です。応募する企業の人気度や募集ポジション、求められる経験・スキルのレベルによって通過率は大きく変動します。たとえば、大手企業や人気求人には多数の応募が集中するため、通過率はさらに低くなる傾向があります。

一方で、転職成功者の約6割は1〜4社の応募で転職先が決まっているというデータもあります。数を打てばいいというわけではなく、自分の経験・スキルにマッチした企業に的を絞って応募することで、少ない応募数でも内定を勝ち取ることは十分に可能です。

通過率が低くなりやすい人の特徴

書類選考になかなか通過できない人には、いくつかの共通した特徴があります。自分に当てはまるものがないか確認してみてください。

経歴やスキルが募集要件とマッチしていない人は、どれだけレジュメを丁寧に作成しても通過は難しくなります。たとえば、即戦力を求めるポジションに未経験で応募している場合や、必須スキルを満たしていない求人に応募し続けているケースです。この場合は、レジュメの改善よりも応募先の見直しが先決です。

レジュメの記入が不十分な人も通過率が下がりやすい傾向にあります。「とりあえず登録だけしておこう」と最低限の情報しか入力していない状態では、採用担当者にあなたの強みが伝わりません。特に職務経歴や自己PRの欄が空欄に近い状態では、意欲が低いと判断されてしまうこともあります。

30代後半〜40代以降の方は、20代と比べて選考基準が厳しくなる傾向があります。年齢が上がるほど、企業は即戦力としての専門性やマネジメント経験を求めるため、求められるハードルが高くなるのです。

転職回数が多い人やブランクが長い人も、書類上で不利に働きやすいポイントです。ただし、転職理由やブランク中の活動を職務経歴書で適切に説明できていれば、マイナス評価を最小限に抑えることは可能です。

人気企業ばかりに応募している人も要注意です。知名度の高い企業や好条件の求人にはライバルが殺到するため、相対的に通過のハードルが上がります。競争率の低い中小企業やニッチな業界にも目を向けることで、選考通過のチャンスは大きく広がるでしょう。

これらの特徴に心当たりがある方は、次章で紹介するレジュメの改善策を実践することで、通過率を改善できる可能性があります。

リクナビNEXTのレジュメで落ちる5つの原因

リクナビNEXTのレジュメで何度も落ちてしまう場合、そこには必ず原因があります。採用担当者は日々大量のレジュメに目を通しているため、少しでも気になる点があれば容赦なく不通過の判断を下します。

ここでは、レジュメ選考で落ちる代表的な5つの原因を紹介します。自分のレジュメに当てはまるものがないか、一つずつチェックしてみてください。

職務経歴の内容が曖昧で具体性がない

レジュメで落ちる最も多い原因が、職務経歴の記載内容に具体性が欠けているケースです。

採用担当者がレジュメで最も重視しているのは、「この人はどんな仕事をしてきて、どんな成果を出してきたのか」という点です。しかし、多くの求職者が「営業を担当していました」「事務作業全般を行っていました」のように、業務内容をざっくりとしか記載していません。これでは、あなたの実力や仕事への取り組み方が採用担当者にまったく伝わりません。

たとえば営業職であれば、「法人営業として新規開拓を担当」と書くだけでは不十分です。「従業員100名以上の製造業を対象に法人営業を担当し、月間新規アポイント20件を獲得。入社2年目には年間売上目標の130%を達成した」のように、対象顧客・業務規模・具体的な数値を盛り込むことで、採用担当者はあなたの仕事ぶりを明確にイメージできるようになります。

事務職やバックオフィス系の職種でも同様です。「経理業務を担当」ではなく、「従業員200名規模の企業で月次決算・年次決算を担当。業務フローの見直しにより、決算処理の所要日数を5日から3日に短縮した」というように、業務の範囲と改善実績をセットで書くことがポイントです。

数字で表せる実績がないと感じる方も多いかもしれませんが、担当した案件数・対応した顧客数・改善にかかった期間など、探せば数値化できる要素は意外とあるものです。まずは自身の業務を振り返り、定量的に語れるポイントを洗い出してみましょう。

応募企業の求める人物像とミスマッチ

レジュメの内容がどれだけ充実していても、応募先の企業が求めるスキルや経験とかけ離れていれば書類選考を通過することはできません。

リクナビNEXTでは、同じレジュメを使って複数の企業に一括で応募できる手軽さがある反面、企業ごとにレジュメの内容を最適化せずにそのまま応募してしまう人が少なくありません。しかし、企業はそれぞれ異なる人材要件を設定しており、「即戦力の経験者が欲しい企業」と「ポテンシャル重視で育成前提の企業」では、評価するポイントがまったく異なります。

たとえば、求人票に「マネジメント経験必須」と記載されているポジションに、チームリーダーの経験がない状態で応募しても通過は難しいでしょう。逆に、未経験歓迎の求人に対して専門的すぎる経歴をアピールしても、「うちの社風には合わないかもしれない」と敬遠される可能性があります。

ミスマッチを防ぐためには、応募前に求人票を隅々まで読み込むことが欠かせません。「募集要項」「求める人物像」「必要なスキル・経験」の欄を確認し、自分の経歴やスキルとの接点がどこにあるのかを整理したうえで応募することが大切です。

接点が見つからない場合は、その求人への応募を見送る判断も必要です。手当たり次第に応募するよりも、マッチ度の高い求人に絞ってレジュメをカスタマイズする方が、結果的に通過率は大きく向上します。

自己PRが弱くアピール不足になっている

自己PR欄は、採用担当者があなたの人柄や仕事への姿勢を判断する重要な項目です。ここが弱いと、職務経歴がどれだけ立派でも「この人に会ってみたい」と思ってもらえません。

よくある失敗パターンが、「コミュニケーション能力に自信があります」「責任感を持って仕事に取り組みます」のような抽象的な表現だけで終わっているケースです。こうした言葉は誰でも書けるため、他の応募者との差別化にはなりません。

自己PRで大切なのは、強みを裏付ける具体的なエピソードとセットで伝えることです。「コミュニケーション力がある」と言いたいのであれば、「クレーム対応率の高い顧客を担当し、定期的な訪問と迅速なフォローを徹底した結果、1年後には取引額を前年比150%まで拡大した」のように、行動と成果をセットで語りましょう。

また、自己PRは応募する企業が求めている人物像に合わせて内容を調整することも重要です。企業が「チャレンジ精神のある人」を求めているなら、新しい業務に自ら手を挙げて取り組んだ経験を前面に出すなど、求人票のキーワードを意識しながら書くと効果的です。

自分の強みがわからないという方は、リクナビNEXTが提供している「グッドポイント診断」を活用してみるのも一つの手です。約30分の本格的な自己分析ツールで、自分では気づきにくい長所を客観的に把握できます。

誤字脱字や空欄が多く印象が悪い

レジュメの中身以前の問題として、誤字脱字や未記入の項目が多いと、それだけで大きなマイナス印象を与えてしまいます。

採用担当者の立場で考えてみてください。日々何十通ものレジュメに目を通す中で、誤字だらけの応募書類を見たら「仕事でも同じようにミスが多いのでは」「志望度が低いのでは」と感じるのは自然なことです。特にビジネスマナーを重視する企業では、誤字脱字ひとつで不通過の判断材料になることもあります。

ありがちなミスとしては、企業名や業界用語の漢字間違い、「です・ます」と「だ・である」の混在、変換ミスによる誤字などが挙げられます。パソコンやスマートフォンでの入力では予測変換に頼りがちですが、変換候補をそのまま選択して確認を怠ると思わぬミスにつながります。

空欄が多いレジュメも同様に問題です。リクナビNEXTのレジュメには複数の入力項目がありますが、「あとで書こう」と空欄のまま放置してしまうと、そのまま応募してしまうことがあります。入力可能な項目はできる限り埋め、採用担当者に「この人は真剣に転職活動に取り組んでいる」と感じてもらうことが大切です。

レジュメを作成したら、送信前に必ず全体を通して読み返しましょう。できれば一晩置いてから見直すと、作成直後には気づかなかった違和感やミスを発見しやすくなります。家族や友人など第三者に読んでもらうのも効果的な方法です。

レジュメの文章量が多すぎる・少なすぎる

レジュメの文章量も、選考の通過・不通過を左右する重要な要素です。多すぎても少なすぎても、採用担当者に良い印象を与えることはできません。

文章量が多すぎるレジュメは、要点が埋もれてしまい、採用担当者が最も知りたい情報にたどり着けなくなります。経歴を漏れなく伝えようとするあまり、すべての業務内容を細かく記載してしまうケースがこれに当たります。採用担当者が一人のレジュメに費やす時間は限られているため、ダラダラと長い文章は読み飛ばされてしまうリスクが高くなります。

一方で、文章量が少なすぎるレジュメは、情報不足で判断材料が足りません。「営業職3年」「事務経験あり」のような一言で済ませてしまうと、スキルや実績がまったく見えず、採用担当者は「会って話を聞いてみよう」という気持ちになれません。また、空白が目立つレジュメは志望度の低さを疑われる原因にもなります。

適切な文章量の目安としては、職務経歴欄は直近の職歴を中心に要点を絞って記載し、自己PR欄は200〜400文字程度にまとめるのがバランスの良い形です。すべての経歴を均等に書くのではなく、応募先の求人に関連する経験やスキルを重点的にアピールし、それ以外は簡潔にまとめるメリハリが大切です。

レジュメの通過率を上げる書き方6つのコツ

レジュメで落ちる原因がわかったら、次は具体的な改善に取り組みましょう。リクナビNEXTの書類選考は、レジュメの書き方を少し工夫するだけで通過率が大きく変わることも珍しくありません。

ここでは、採用担当者に「この人に会ってみたい」と思わせるレジュメを作るための6つの実践的なコツを紹介します。

実績は数字を使って具体的に記載する

レジュメの通過率を上げるうえで最も効果的なのが、実績を数字で語ることです。定量的なデータが入っているだけで、採用担当者に与える説得力は格段に上がります。

たとえば「売上アップに貢献しました」という表現では、どの程度の成果なのかがまったく伝わりません。しかし「前年比120%の売上を達成し、チーム内で1位の成績を獲得」と書けば、成果の規模感と社内での評価が一目で理解できます。

数字で表現できる要素は、売上や達成率だけではありません。担当した顧客数、プロジェクトの規模、業務改善で削減できた時間やコスト、対応件数の推移など、日々の業務を振り返れば数値化できるポイントは多くあります。

「数字にできる実績なんてない」と感じる方も、以下のような視点で棚卸しをしてみてください。

  • 担当していた業務の規模(顧客数・案件数・予算額など)
  • 目標に対する達成度(達成率・順位・前年比など)
  • 業務効率化の成果(所要時間の短縮・コスト削減額など)
  • チームやプロジェクトの人数規模

これらを意識するだけで、職務経歴欄の説得力は飛躍的に向上します。

STAR法で説得力のある経歴を書く

実績を数字で書くことに加え、エピソードの伝え方にもフレームワークを取り入れると、さらに説得力が増します。おすすめなのが「STAR法」と呼ばれる手法です。

STAR法とは、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Result(結果)の4つの要素で構成されるフレームワークで、あなたが「どのような場面で、何を求められ、どう行動し、どんな成果を出したのか」を論理的に伝えることができます。

具体例を見てみましょう。

悪い例: 「営業として売上向上に貢献しました。新規顧客の開拓にも積極的に取り組みました。」

STAR法を使った良い例: 「担当エリアの売上が前年比で15%減少している状況下で(S)、新規顧客の獲得による売上回復が求められた(T)。業界セミナーへの参加や既存顧客からの紹介を活用し、月10件以上の新規アポイントを継続的に実施(A)。結果として半年間で新規取引先を8社獲得し、エリア売上を前年比105%まで回復させた(R)。」

このように、背景から結果までの流れを構造的に書くことで、採用担当者はあなたの思考力や課題解決能力まで読み取ることができます。すべての経歴をSTAR法で書く必要はありませんが、最もアピールしたい実績については、この型を使って丁寧に記載するとよいでしょう。

業界・職種別のアピールポイント例

効果的なアピールの仕方は、業界や職種によって異なります。採用担当者が「見たい情報」を押さえたうえで、自分の経歴を整理することが重要です。

営業職の場合は、数字との親和性が高い職種です。売上実績・達成率・新規開拓件数・顧客単価の向上額など、成果を定量的に示しやすいのが強みです。加えて、担当した業界や商材の特性、営業スタイル(新規中心かルート営業かなど)を明記することで、企業が求める営業像との適合度が伝わります。

事務・管理部門の場合は、業務改善の実績が有効なアピール材料になります。「請求書処理のフローを見直し、月間作業時間を20時間削減した」「Excelマクロを導入し、データ集計の工数を半減させた」など、効率化や正確性に関する具体的な取り組みを記載しましょう。

エンジニア・IT職の場合は、使用技術・開発環境・プロジェクト規模が判断材料になります。使用言語やフレームワークを明記したうえで、「5名チームのリードエンジニアとして要件定義から実装まで担当」のように、役割と技術範囲をセットで示すと効果的です。

販売・サービス職の場合は、売上や接客件数に加えて、リピート率の向上やクレーム対応の改善など、顧客満足に関わる取り組みをアピールするとよいでしょう。「接客コンテストで全国上位入賞」など、社内外での評価実績があれば積極的に記載してください。

求人ごとに自己PRをカスタマイズする

リクナビNEXTでは同じレジュメで複数企業に応募できますが、すべての企業に同じ自己PRを使い回すのは避けるべきです。企業ごとに求める人物像は異なるため、自己PRの内容もそれに合わせて調整する必要があります。

具体的には、応募先の求人票に記載されている「求める人物像」「必要なスキル・経験」を読み込み、自分の経歴の中からその企業に最も刺さるポイントを選んで前面に押し出します。

たとえば、「リーダーシップを発揮できる人材」を求めている企業には、チームをまとめた経験や後輩指導の実績を中心に書きます。一方、「コツコツと正確に業務を遂行できる人材」を求めている企業には、ミスなく業務をこなした実績や継続的な改善の取り組みをアピールする方が響きます。

自己PRを毎回ゼロから書き直す必要はありません。ベースとなる自己PRを3〜4パターン用意しておき、応募先の求人内容に合わせて最適なものを選んで微調整するのが効率的です。この一手間をかけるだけで、採用担当者に「この人はうちの会社をちゃんと理解して応募してくれている」と感じてもらえます。

職務要約は冒頭3行で惹きつける

採用担当者が最初に目を通すのがレジュメ冒頭の職務要約です。ここで興味を引けなければ、その後の詳細な経歴を読んでもらえない可能性があります。

職務要約は、あなたのキャリア全体を3〜5行程度で簡潔にまとめたダイジェストです。ここでは細かい業務内容を列挙するのではなく、「どんな領域で」「何年の経験があり」「どのような成果を出してきたか」を端的に伝えることを意識しましょう。

悪い例: 「大学卒業後、株式会社〇〇に入社し、営業部に配属されました。その後、主に法人営業を担当し、さまざまな業界のお客様を担当してきました。」

良い例: 「法人営業として8年間、IT業界を中心に100社以上の顧客を担当。新規開拓営業に強みを持ち、直近3年間は年間売上目標を毎年120%以上達成。2023年度には営業部門のMVPを受賞。」

良い例では、経験年数・業界・顧客規模・実績・受賞歴が冒頭の3行に凝縮されています。採用担当者がこの数行を読むだけで、あなたのキャリアの概要と強みが即座に把握できる構成です。

職務要約は「レジュメの顔」ともいえる部分です。ここに最もインパクトのある実績を配置することで、採用担当者の関心を引き、続きを読んでもらえる確率が大きく高まります。

読みやすいレイアウトと体裁を意識する

レジュメの内容がどれだけ優れていても、読みにくいレイアウトではその魅力が伝わりません。採用担当者は限られた時間で多くのレジュメを確認するため、視認性の良さは選考結果に直結します。

まず意識したいのが、適切な段落分けです。一つの段落にすべてを詰め込むのではなく、職務経歴・スキル・自己PRなど、項目ごとに明確に区切りましょう。リクナビNEXTのレジュメ入力画面では自由記述欄もありますが、長文をぎっしり書き連ねると一気に読みにくくなります。

箇条書きの活用も効果的です。業務内容やスキルの羅列には箇条書きを使い、自己PRやエピソードの説明には文章を使うなど、情報の種類に応じて使い分けるとメリハリが生まれます。

また、レジュメ作成後にはPDFでダウンロードして見た目を確認することをおすすめします。入力画面上では問題なく見えていても、実際に企業が確認する画面やPDF出力の状態では改行位置がずれたり、文字が詰まって見えたりすることがあります。採用担当者が見る状態と同じ画面で最終チェックすることで、見落としを防げます。

キーワードを求人票から拾って盛り込む

レジュメの通過率を高める隠れた重要テクニックが、求人票に記載されているキーワードをレジュメに自然に盛り込むことです。

企業の採用担当者は、求人票に掲載した「求める経験・スキル」に合致するかどうかを基準にレジュメを評価しています。つまり、求人票に書かれている言葉と同じキーワードがレジュメにも含まれていれば、マッチ度が高いと判断されやすくなるのです。

たとえば、求人票に「法人向けソリューション営業の経験」と記載されている場合、レジュメにも「ソリューション営業」「法人営業」というキーワードを入れます。自分の経歴で「提案営業」と表現していたとしても、求人票の表現に寄せて書き直すだけで通過率が変わることがあります。

具体的な手順としては、まず応募する求人票の「仕事内容」「求める人物像」「必須スキル」の欄から重要なキーワードを3〜5個ピックアップします。次に、それらのキーワードを職務経歴・スキル欄・自己PRに自然な形で散りばめます。

第三者に添削してもらいブラッシュアップ

自分一人で完璧なレジュメを作ることには限界があります。客観的な視点を取り入れるために、第三者に添削してもらうことは通過率アップの最も確実な方法の一つです。

自分で書いたレジュメは、どうしても主観的な視点に偏りがちです。本人にとっては当たり前の経験でもアピール材料として書き漏らしていたり、逆に重要でない情報を長々と記載していたりするケースは珍しくありません。第三者の目を通すことで、こうした過不足に気づくことができます。

最も効果的なのは、転職エージェントに添削を依頼する方法です。転職エージェントは日常的に企業の採用基準に触れているため、「どの情報を強調すべきか」「どの表現が企業に響くか」を的確にアドバイスしてくれます。リクナビNEXTと同じリクルートが運営するリクルートエージェントであれば、同時登録も可能で、プロのキャリアアドバイザーによる書類添削を無料で受けられます。

転職エージェントを利用しない場合でも、信頼できる友人や家族に読んでもらうだけで十分な効果があります。「読んでみて意味が伝わるか」「この人に会いたいと思うか」という率直な感想をもらうことで、改善すべきポイントが明確になるでしょう。

レジュメは一度作って終わりではなく、応募結果を見ながら継続的にブラッシュアップしていくことが大切です。書類選考に落ちるたびに原因を分析し、添削と修正を繰り返すことで、通過率は着実に向上していきます。

レジュメで落ちた後にやるべき対処法

リクナビNEXTのレジュメ選考で不通過になると、気持ちが落ち込んでしまうものです。しかし、落ちた後の行動次第で、その後の転職活動の結果は大きく変わります。

ここでは、レジュメで落ちた後に取るべき具体的な対処法を3つ解説します。落ちたことを次のチャンスにつなげるために、ぜひ参考にしてください。

落ちた企業へ再アプローチは可能か

「どうしてもこの企業で働きたい」という強い思いがある場合、書類選考で落ちた後に再アプローチできないかと考える方もいるでしょう。

結論から言うと、再アプローチで選考を覆すことは不可能ではないものの、可能性としてはかなり低いのが現実です。企業が書類選考で不通過にしたということは、現時点でのあなたの経歴やスキルが募集要件にマッチしないと判断されたことを意味します。リクナビNEXTのメッセージ機能を使って熱意を伝えたとしても、レジュメに記載のないスキルや経験がなければ結果が変わる可能性は低いでしょう。

ただし、完全に望みがないわけでもありません。再チャレンジを考える場合は、前回の応募から最低でも3ヶ月程度の期間を空けることが推奨されています。その間に新しいスキルを習得したり、関連する実務経験を積んだりして、前回とは明らかに異なるアピールができる状態を作ることが大切です。

再応募の際には、「前回からどのように成長したか」を具体的に伝えられるよう準備しましょう。同じ内容のレジュメで再応募しても結果は変わりませんので、成長の証を示せなければ再応募は見送り、別の企業に目を向ける方が効率的です。

なお、未経験歓迎のポジションであれば、スキルマッチングよりも人物重視で選考が進むケースもあるため、メッセージで意欲を伝えることで面接の機会を得られる可能性もゼロではありません。一方、経験者採用のポジションではスキルマッチが最優先されるため、熱意だけでは覆しにくいと認識しておきましょう。

応募後に連絡がない場合の対応方法

リクナビNEXTで求人に応募したのに、いつまで経っても企業から連絡が来ないという状況に不安を感じる方は少なくありません。

まず知っておいていただきたいのは、企業によって結果通知の方針が異なるという点です。「合否に関わらず全員に連絡する企業」と「合格者のみに連絡する企業」の2パターンが存在します。後者の場合、不通過の連絡は一切届かないため、待ち続けても結果がわからないまま時間だけが過ぎてしまいます。

書類選考にかかる期間の一般的な目安は1〜2週間程度です。早い企業では2〜3日で連絡が届くこともありますが、選考が慎重な企業では2週間以上かかることもあります。リクナビNEXTの求人ページに記載されている「採用までの流れ」で回答期間の目安を事前に確認しておくと、不要な不安を減らせるでしょう。

目安の期間を過ぎても連絡がない場合は、リクナビNEXTのメッセージ機能を使って問い合わせることが可能です。問い合わせの際は、応募した求人名と応募日を明記し、選考状況の確認と結果連絡の目安を尋ねる程度の簡潔な内容にとどめましょう。催促するような印象を与えないよう、丁寧な文面を心がけることがポイントです。

ただし、2週間以上連絡がなく、問い合わせても返答がない場合は、残念ながら不通過と判断してよいでしょう。一つの結果に固執して転職活動全体が停滞してしまうのは避けたいところです。結果を待つ間も並行して他の求人に応募し続けることで、転職活動のスピードを落とさずに済みます。

転職エージェントを活用して書類添削を受ける

レジュメで落ち続けている方にとって、最も即効性のある対処法が転職エージェントの活用です。プロの視点で書類を添削してもらうことで、自分では気づけなかった改善点が明確になります。

リクナビNEXTは自分で求人を探して応募する「転職サイト」型のサービスであるため、キャリアアドバイザーによるサポートは基本的に受けられません。そのため、書類の質に問題があっても自分で気づきにくく、同じ失敗を繰り返してしまうケースが多いのです。

転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーがあなたの経歴やスキルをヒアリングしたうえで、レジュメや職務経歴書の添削を行ってくれます。採用担当者がどのようなポイントを重視しているかを熟知しているプロだからこそ、「何を書くべきか」「何を削るべきか」を的確にアドバイスしてもらえるのが大きなメリットです。

特におすすめなのが、リクナビNEXTと同じリクルートが運営するリクルートエージェントです。リクナビNEXTの会員登録画面から同時に登録でき、書類添削だけでなく面接対策や求人紹介まで一貫したサポートを無料で受けられます。

リクナビNEXTでの自主応募と転職エージェント経由の応募を並行して進めることで、応募できる求人の幅が広がるだけでなく、エージェント経由では企業に推薦状を添えてもらえるため書類選考の通過率が上がりやすくなります。

書類選考がなかなか通らないと感じたら、一人で悩み続けるよりもプロの力を借りる方が、結果的に転職成功への近道になるでしょう。

リクナビNEXTのスカウト機能を活用する方法

リクナビNEXTで書類選考になかなか通過できない方にぜひ活用してほしいのが、スカウト機能です。自分から応募するだけでなく、企業側からアプローチを受けることで、書類選考の通過率を大幅に高められる可能性があります。

ここでは、スカウト機能の仕組みと通過率が高い理由、そしてスカウトを受けやすくするためのレジュメ作成のポイントを解説します。

スカウト経由は通過率が高い理由

リクナビNEXTのスカウト経由で応募した場合、通常の自己応募と比べて書類選考の通過率が高くなる傾向があります。その理由は、スカウトの仕組み自体にあります。

通常の応募では、求職者がレジュメを一方的に送り、企業がそれを見て合否を判断します。一方スカウトでは、企業の採用担当者があらかじめ求職者のレジュメを確認したうえで「この人に応募してほしい」と判断してメッセージを送っています。つまり、スカウトが届いた時点で、企業はあなたの経歴やスキルにある程度の関心を持っているということです。

特に、採用担当者が個別にコメントを添えて送信しているスカウトは、あなたのレジュメをしっかり読み込んだうえでのアプローチです。こうしたスカウトに応募した場合の書類選考通過率は、通常応募よりもかなり高いとされています。

さらに、リクナビNEXTには「面接に来ませんか?」という特別なスカウトも存在します。これは企業がレジュメを確認し、書類選考は不要と判断した求職者にのみ送るオファーで、応募すればそのまま面接に進むことができます。書類選考で何度も落ちている方にとっては、選考ステップを一つスキップできる非常に有利なルートです。

スカウトを上手に活用すれば、自己応募だけでは出会えなかった企業との接点が生まれ、転職活動の可能性が大きく広がります。

スカウトが届きやすいレジュメの作り方

まず最も重要なのが、レジュメの各項目をできる限り埋めることです。職務経歴・スキル・資格・自己PRなど、入力可能な項目に空欄が多いと、検索結果に表示されにくくなるだけでなく、表示されても採用担当者の興味を引くことができません。

職務経歴欄では、業務内容だけでなく具体的な成果や実績を数値とともに記載しましょう。企業の採用担当者は、自社の募集ポジションにマッチする経験やスキルをキーワードで検索していることが多いため、業界用語や専門スキルは省略せずに正式名称で記載することがポイントです。

スキル・資格欄も重要な検索対象です。保有している資格や使用可能なツール・言語などは漏れなく登録しておきましょう。「TOEIC 750点」「日商簿記2級」「Python」「Salesforce」のように、採用担当者が検索しそうなキーワードを意識して記載すると、スカウトが届く確率が高まります。

自己PR欄には、応募したい業界や職種に関連する強みを端的にまとめます。複数の業界に興味がある場合でも、あれもこれもと書き過ぎるとアピールの軸がぼやけてしまいます。自分が最も強みを発揮できる領域に焦点を絞り、採用担当者が「この人はうちで活躍できそうだ」とイメージできる内容に仕上げましょう。

オファー機能との違いと活用ポイント

リクナビNEXTには複数の種類のスカウト・オファーが存在しており、それぞれ性質が異なります。違いを正しく理解することで、効率的に転職活動を進められます。

大きく分けると、リクナビNEXTのオファーは「自動送信型」と「個別送信型」の2種類に分類できます。

自動送信型は、求職者が登録した職種や勤務地などの条件にもとづいて、システムが自動的にマッチングして送信するオファーです。企業の採用担当者がレジュメの中身を個別に確認しているわけではないため、必ずしもあなたの経歴にぴったり合った求人とは限りません。選考が有利になるケースは少ないですが、自分では見つけられなかった求人に出会えるきっかけになることもあります。

一方、個別送信型は、採用担当者があなたのレジュメを実際に読んだうえで、個別にコメントを添えて送ってくるスカウトです。こちらは企業側がすでに一定の関心を持っているため、応募すれば書類選考の通過率が高くなります。特に「面接に来ませんか?」というオファーは書類選考が免除される面接確約型で、最も選考に有利なスカウトです。

活用のポイントとしては、届いたオファーの種類を見極めたうえで優先順位をつけることが重要です。個別コメント付きのスカウトや面接確約のオファーは積極的に応募を検討しましょう。自動送信型のオファーについても、求人内容を確認して自分の希望に合っていれば応募する価値はありますが、条件が合わないものに無理に応募する必要はありません。

スカウト機能を最大限に活かすことで、自分から応募して書類選考で落ち続けるという悪循環から抜け出し、企業から求められる立場で転職活動を進められるようになります。通常の応募と並行してスカウトも活用し、内定獲得のチャンスを広げていきましょう。

リクナビNEXTと他の転職サービスの比較

リクナビNEXTでレジュメが通らないと感じたら、他の転職サービスとの違いを理解し、併用を検討することも有効な選択肢です。

転職サービスにはそれぞれ異なる特徴があり、書類選考の仕組みや通過率にも違いがあります。リクナビNEXTだけに頼るのではなく、自分の状況に合ったサービスを組み合わせることで、転職成功の可能性を大きく広げることができます。

転職エージェント併用で通過率を上げる

リクナビNEXTのレジュメでなかなか通過できない場合、最も効果的な打開策が転職エージェントの併用です。

リクナビNEXTのような転職サイトでは、求職者が自分でレジュメを作成し、企業に直接応募する形式です。書類の添削や面接対策といったサポートは基本的になく、選考対策はすべて自力で行う必要があります。そのため、レジュメの完成度がそのまま通過率に直結します。

一方、転職エージェントを利用すると、担当のキャリアアドバイザーがあなたの経歴やスキルをヒアリングしたうえで、企業ごとに最適化された応募書類の作成をサポートしてくれます。さらに、エージェントが企業の採用担当者に直接あなたを推薦してくれるケースもあり、レジュメだけでは伝わりにくい人柄やポテンシャルを補足してもらえるのは大きなメリットです。

リクナビNEXTと同じリクルートが運営するリクルートエージェントであれば、リクナビNEXT登録時に同時登録が可能です。業界最大級の求人数を保有しており、リクナビNEXTには掲載されていない非公開求人を紹介してもらえる点も見逃せません。

転職サイトとエージェントは競合するサービスではなく、それぞれの強みを活かして併用するのが最も賢い使い方です。自分で幅広く求人を探したい場合はリクナビNEXT、プロのサポートを受けながら確実に選考を進めたい場合はエージェントと、目的に応じて使い分けましょう。

doda・マイナビ転職との書類選考の違い

リクナビNEXT以外にも大手転職サイトは複数存在しますが、書類選考の仕組みや特徴はサービスによって異なります。主要3サイトの違いを把握しておくことで、自分に合ったサービスを選びやすくなります。

リクナビNEXTは、登録したレジュメ情報がそのまま書類選考に使われる仕組みが特徴です。求人数は業界トップクラスで、幅広い業界・職種の求人をカバーしています。一方で、利用者数も多いため人気求人には応募が集中しやすく、競争率が高くなりやすい面があります。

dodaは転職サイトとしての機能に加え、エージェントサービスも一体型で提供しているのが最大の特徴です。サイトから自分で応募することも、エージェント経由で書類添削を受けてから応募することもできます。エージェント機能を活用すれば、企業への推薦状付きで応募できるため、レジュメだけの勝負になりにくい点は大きなアドバンテージです。書類選考に自信がない方にとっては、dodaの併用は特に有効といえるでしょう。

マイナビ転職は、20代〜30代前半の若手層に強いサービスです。未経験歓迎やポテンシャル採用の求人が比較的多く、経歴やスキルに自信がない方でも書類選考を通過しやすい傾向があります。リクナビNEXTでは経験者向けの求人で落ち続けていた方が、マイナビ転職で未経験歓迎の求人に切り替えたことで選考が進み始めるケースも少なくありません。

重要なのは、一つの転職サイトに固執しないことです。同じ企業の求人が複数のサイトに掲載されていることもありますが、応募経路によって書類選考の通過率が変わることもあります。

まとめ:リクナビNEXTのレジュメ落ちを防ぎ書類選考を突破しよう

リクナビNEXTのレジュメで落ちる原因は、職務経歴の具体性不足・企業とのミスマッチ・自己PRの弱さ・誤字脱字や空欄・文章量のバランスの悪さの5つに集約されます。逆にいえば、これらのポイントを一つずつ改善するだけで、書類選考の通過率は着実に上がっていきます。

レジュメは一度作って終わりではなく、応募結果を振り返りながら何度もブラッシュアップしていくものです。今回紹介した6つのコツを実践し、書類選考の壁を突破して転職成功への一歩を踏み出してください。

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この記事を書いた人

木本旭洋のアバター 木本旭洋 株式会社イールドマーケティング代表取締役

株式会社イールドマーケティング代表。大手広告代理店でアカウントプランナー、スタートアップで広告部門のマネージャーを経験後、2022年に当社を創業。Webマーケティングを得意としている。

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