リクナビNEXTのレジュメ機能を使えば、キーワードを選ぶだけで応募書類を簡単に作成できます。AIによる職務要約の自動生成やPDFダウンロードにも対応しており、転職活動の効率化に役立つ機能が豊富です。本記事では、レジュメ機能の基本や作成手順を詳しく解説します。
リクナビNEXTのレジュメ機能とは?基本を解説

転職活動で避けて通れないのが、履歴書や職務経歴書といった応募書類の作成です。「何を書けばいいかわからない」「文章をまとめるのが苦手」と悩む方も多いのではないでしょうか。
リクナビNEXTには、そうした悩みを解決してくれる「レジュメ」機能が搭載されています。ここでは、レジュメ機能の基本的な仕組みや入力項目、対応サービスについて詳しく解説します。
レジュメ機能の概要と仕組み
リクナビNEXTの「レジュメ」機能とは、リクルートの求職活動支援サービス共通で使える職務経歴書作成機能のことです。一般的な転職活動における「レジュメ」は応募書類全般を指しますが、リクナビNEXTでは独自のフォーマットに沿って情報を入力するだけで、応募書類が自動的に作成される仕組みになっています。
最大の特徴は、経験職種を選択するとそれに応じたキーワードが候補として表示される点です。経験業界や部署名、業務内容、ポジションなどを選択肢から選ぶだけで書類が完成するため、一から文章を考える手間がかかりません。
また、入力した情報はリクルートIDに紐づいてWeb上で保存・管理されます。パソコンでもスマートフォンでもアクセスでき、いつでも内容の確認や更新が可能です。作成したレジュメはPDF形式でダウンロードできるため、企業から職務経歴書の提出を求められた際にもすぐに対応できます。
レジュメに入力できる11の項目
リクナビNEXTのレジュメでは、転職活動に必要な情報を大きく11の項目に分けて入力します。具体的な項目は以下のとおりです。
| No. | 入力項目 | 内容の概要 |
|---|---|---|
| 1 | 現在の年収 | 現職または直近の年収を入力 |
| 2 | 希望条件 | 希望する職種・勤務地・年収などを設定 |
| 3 | 転職・仕事探しの意欲 | 転職活動の状況や時期の目安を入力 |
| 4 | こだわり条件 | 働き方や福利厚生など重視する条件を選択 |
| 5 | アピールポイント | 自分の強みや仕事への姿勢を記載 |
| 6 | スキル | 経験職種に応じたスキルキーワードを選択 |
| 7 | 資格 | 保有している資格・免許を入力 |
| 8 | 語学力 | 英語をはじめとする語学レベルを記載 |
| 9 | 職務要約 | 経歴全体を簡潔にまとめた要約文(AI自動作成可) |
| 10 | 職歴 | 在籍企業・業種・業務内容などの詳細 |
| 11 | 学歴 | 最終学歴や卒業年月などの情報 |
特筆すべきは、スキル・経験に関するキーワードが約1万4,000件も用意されている点です。職種に紐づいて表示されるため、「自分のスキルをどう表現すればいいかわからない」という方でも、候補の中から選ぶだけで適切にアピールできます。
また、職務要約の欄ではAIによる自動作成機能が利用可能です。入力済みの職歴情報をもとに、読みやすく要約された文章をワンタップで生成してくれるため、文章作成に自信がない方でも安心して使えるでしょう。
リクルートの複数サービスで共通利用できる
リクナビNEXTのレジュメ機能が便利な理由のひとつが、リクルートグループの複数サービスで共通利用できる点です。一度レジュメを作成すれば、サービスごとに何度も同じ情報を入力し直す必要がありません。
レジュメ機能に対応しているサービスは以下のとおりです。
| 対応サービス名 | サービスの特徴 |
|---|---|
| リクナビNEXT | 国内最大級の転職サイト |
| リクルートダイレクトスカウト | ハイクラス向けスカウトサービス |
| リクルートエージェント(※一部ユーザー) | キャリアアドバイザー付き転職支援 |
| タウンワーク | アルバイト・パート求人サイト |
| はたらいく | 地域密着型の転職サイト |
| とらばーゆ | 女性向け転職サイト |
| フロム・エー・ナビ | 求人情報サイト |
| HOT PEPPER Beauty WORK | 美容業界向け求人サイト |
| サンカク | 社会人向けインターンサービス |
| リクナビ | 新卒向け就職サイト |
| 物流・ドライバー 求人サーチ | 物流業界特化型の求人サイト |
たとえば、リクナビNEXTで自分のペースで求人に応募しながら、リクルートエージェントではキャリアアドバイザーから書類添削や面接対策のアドバイスを受け、さらにリクルートダイレクトスカウトで企業からのスカウトを待つといった併用も可能です。
転職活動では複数のチャネルを活用することで出会える求人の幅が広がり、自分に合った企業を見つけやすくなります。レジュメを一度しっかり作り込んでおけば、こうした複数サービスの併用がスムーズに進められるでしょう。
リクナビNEXTレジュメ機能の4つのメリット

リクナビNEXTのレジュメ機能は、単なる入力フォームではありません。転職活動の負担を大きく軽減してくれる便利な仕組みが数多く備わっています。ここでは、レジュメ機能を使うことで得られる4つの代表的なメリットを詳しく紹介します。
キーワード選択で応募書類を簡単作成
従来の職務経歴書作成では、学歴や職歴、スキル・経験などをすべて自分の言葉で一から書き上げる必要がありました。何をどこまで書くべきか迷ってしまい、作成に何時間もかかった経験がある方も少なくないでしょう。
リクナビNEXTのレジュメ機能では、まず経験職種を選択すると、その職種に関連するキーワードが候補として自動表示されます。たとえば、経験業界・部署名、具体的な業務経験、ポジション・役職などが一覧で提示されるため、該当するものを選んでいくだけで応募書類の骨格が完成します。
この仕組みは「伝わりやすい文章を作るのが苦手」「自分の経験をどう表現すればいいかわからない」という方にとって大きな助けになります。表示されるキーワードは約1万4,000件にのぼり、職種ごとに最適化されているため、自分では思いつかなかった表現やアピールポイントに気づけることもあるでしょう。
文章力に自信がなくても、選択操作だけで採用担当者に伝わるレジュメが作れる点は、リクナビNEXTならではの強みです。
AIが職務要約を自動で生成してくれる
職務要約とは、これまでの経歴全体を簡潔にまとめた文章のことです。採用担当者が最初に目を通す部分であり、職務経歴書の中でも特に重要な項目のひとつとされています。しかし、自分のキャリアを短い文章で的確にまとめるのは意外と難しいものです。
リクナビNEXTのレジュメ機能には、入力済みの職歴情報をもとにAIがワンタップで職務要約を自動作成してくれる機能が搭載されています。自分で文章構成を考える必要がないため、作成にかかる時間と労力を大幅に短縮できます。
さらに、業務内容についてもAIによる自動生成が可能です。音声または文字入力で4つの質問に答えるだけで、AIが読みやすい文章に整えてくれます。たとえばデザイナー職であれば、担当プロダクトの範囲やチーム体制、達成した成果などが具体的に文章化されるイメージです。
「何を書けばいいかわからない」という状態からでも、AIのサポートによって採用担当者の目に留まるレジュメを短時間で仕上げられるのは、大きなメリットといえるでしょう。
PDF形式でダウンロード・提出できる
作成したレジュメは、PDF形式でいつでもダウンロードすることができます。応募企業から職務経歴書の提出を求められた場合、レジュメをダウンロードしてそのまま送付するという使い方が可能です。
ダウンロードの手順もシンプルで、ログイン後にマイページへアクセスし、「レジュメを確認・編集」ボタンから進み、「レジュメダウンロード」をクリックするだけで完了します。パソコンからでもスマートフォンからでも操作できるため、外出先で急に書類が必要になった場合にもすぐに対応できるでしょう。
別途WordやExcelで職務経歴書を作成・管理する手間が省けるうえ、PDF形式なのでレイアウトが崩れる心配もありません。応募のたびに書類を一から用意する必要がなくなるため、複数企業への同時応募もスムーズに進められます。
キャリアの棚卸しとスキルの言語化に役立つ
レジュメ機能のメリットは、応募書類の作成だけにとどまりません。入力プロセスそのものが、キャリアの棚卸しやスキルの言語化として機能する点も見逃せないポイントです。
レジュメ作成の過程では、これまでの経験職種を選択し、職種に応じた経験業界・部署、業務経験、ポジション・役職を一つひとつ確認していきます。さらにAIからの質問に答えて業務内容を生成することで、自分のキャリア全体が自然と整理されていきます。
この作業を通じて「自分はこんな経験を積んできたのか」「このスキルは転職市場でもアピールできるのか」といった新たな気づきが得られることも珍しくありません。
経験を活かした転職を目指す場合は、応募先の業界・職種に関連する経験を中心にアピール内容を調整すると効果的です。一方、キャリアチェンジを検討している場合は、業種を問わず活かせるポータブルスキル(課題解決力、マネジメント経験、コミュニケーション力など)を軸にレジュメを整理するとよいでしょう。
転職の方向性がまだ定まっていない段階でも、まずレジュメを作成してみることで自分の強みや市場価値を客観的に把握でき、転職活動の第一歩を踏み出しやすくなります。
リクナビNEXTレジュメの作成手順を解説

リクナビNEXTのレジュメ機能は便利だとわかっていても、「具体的にどうやって作ればいいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。実際の作成手順は非常にシンプルで、初めての方でも迷わず進められるよう設計されています。
ここでは、アカウント登録から完成までの流れを4つのステップに分けて解説します。
ステップ1:アカウント登録を行う
まずはリクナビNEXTの公式サイトにアクセスし、アカウント登録を行います。登録に必要なのはメールアドレスのみで、費用は一切かかりません。
登録フォームにメールアドレスを入力して送信すると、入力したアドレス宛に確認メールが届きます。メール内に記載されたURLをクリックすれば、すぐにレジュメの作成画面へ案内されます。
すでにリクルートIDを持っている方は、そのIDでログインすれば新たに登録し直す必要はありません。リクルートIDはリクルートグループの各サービスで共通のアカウントなので、過去にリクルートエージェントやタウンワークなどを利用したことがあれば、同じIDでそのままリクナビNEXTを使い始められます。
なお、登録の際に「転職エージェントも登録」というオプションが表示されます。チェックを入れるとリクルートエージェントのサポートも同時に受けられるようになるため、書類添削や面接対策のアドバイスがほしい方は併せて登録しておくとよいでしょう。リクナビNEXTのみを利用したい場合は、チェックを外してそのまま進めば問題ありません。
ステップ2:プロフィール・希望条件を入力
アカウント登録が完了したら、レジュメの作成画面に移ります。最初に入力するのは、プロフィールと希望条件に関する基本情報です。
プロフィール欄では、氏名や連絡先、最終学歴といった基本的な情報を記入します。派遣社員や契約社員として勤務している方は、在籍企業と派遣先・委託先を分けて記載するようにしましょう。
続いて、転職先に求める希望条件を入力します。ここでは希望する職種や勤務地、年収帯に加え、転職時期の目安や仕事探しの意欲度なども設定できます。さらに「こだわり条件」として、リモートワークの可否やフレックスタイム制、福利厚生など、働き方に関する細かな希望も登録可能です。
希望条件を正確に入力しておくことで、リクナビNEXT上での求人マッチング精度が上がるだけでなく、企業やエージェントから届くスカウトの質も向上します。「あとから変更すればいい」と空欄のまま進めてしまうと、ミスマッチなスカウトが増える原因にもなるため、この段階でできるだけ丁寧に入力しておくことをおすすめします。
ステップ3:職務経歴・スキルを入力する
レジュメ作成の中で最も重要なのが、職務経歴とスキルの入力です。ここで入力した内容が応募書類の核となり、企業の採用担当者が最も注目する部分になります。
まず、経験社数や各社の在籍期間、社名、業種、担当職種、年収などの基本的な職歴情報を入力します。次に経験職種を選択すると、その職種に紐づいた経験業界・部署名、業務経験、ポジション・役職などのキーワードが候補として表示されます。該当する項目を選んでいくだけで、職歴欄の骨格が出来上がる仕組みです。
業務内容をさらに具体的に記載したい場合は、AIによる自動生成機能も活用できます。音声もしくは文字入力で4つの質問に答えるだけで、AIが読みやすく整った業務内容の文章を生成してくれます。自分で文章を一から考える必要がないため、作成にかかる時間を大幅に短縮できるでしょう。
スキルや資格、語学力の欄も忘れずに入力しましょう。スキル欄には約1万4,000件のキーワードが用意されており、職種に応じて関連性の高いものが表示されます。自分では当たり前だと思っていたスキルが、転職市場では高く評価されるケースもあるため、該当するものはできるだけ漏れなく選択しておくのがポイントです。
ステップ4:AIで職務要約を作成して完成
すべての項目を入力し終えたら、最後にAIで職務要約を作成してレジュメを仕上げます。
職務要約とは、これまでの職務経歴を短い文章で簡潔にまとめたものです。採用担当者が応募書類に目を通す際、最初に読まれることが多いため、経歴全体の印象を左右する重要な項目といえます。
作成方法は非常に簡単で、職務要約欄にあるAI自動作成ボタンをタップするだけです。それまでに入力した職歴やスキルの情報をもとに、AIが要点を押さえた要約文を自動で生成してくれます。
生成された文章はそのまま使うこともできますが、自分ならではのアピールポイントや補足したい実績があれば、手動で加筆・修正を加えるとより完成度の高いレジュメになります。たとえば、数字で示せる成果(売上前年比120%達成、チーム10名のマネジメント経験など)を追記すると、採用担当者の目に留まりやすくなるでしょう。
職務要約の作成が完了すれば、レジュメは完成です。内容を一通り見直したうえでPDF形式でダウンロードし、実際の応募書類として活用しましょう。レジュメの内容はいつでも編集・更新できるため、転職活動の進捗や応募先の傾向に合わせて定期的にブラッシュアップしていくことが大切です。
スカウト率を上げるレジュメの書き方のコツ

リクナビNEXTのレジュメは、求人への応募に使えるだけでなく、企業やエージェントからスカウトを受け取るための重要なツールでもあります。レジュメの内容が充実しているほど採用担当者の目に留まりやすくなり、質の高いスカウトが届く可能性が高まります。
ここでは、スカウト率を上げるために押さえておきたいレジュメの書き方のコツを4つ紹介します。
職務経歴は具体的な実績・数値を入れる
採用担当者がレジュメで最も重視するのは、職務経歴の具体性です。「営業を担当しました」「プロジェクトを推進しました」といった抽象的な記述だけでは、どの程度の成果を出した人物なのか判断できません。
スカウトしたいと思わせるレジュメにするためには、実績を数字で示すことが欠かせません。たとえば「法人営業として新規開拓を担当し、年間売上1,200万円を達成(目標達成率120%)」「15名のチームリーダーとして部門の離職率を前年比50%削減」のように、規模感や達成度合いが伝わる書き方を意識しましょう。
数値化が難しい業務であっても、「担当クライアント数30社」「月間対応件数200件以上」など、業務のボリュームを示す数字を入れるだけで説得力は大きく変わります。
企業の採用担当者は日々多くのレジュメに目を通しています。その中で「この人に会ってみたい」と思わせるには、具体的な数字で裏付けされた実績が最も効果的です。
経験職務チェック欄を漏れなく記載する
リクナビNEXTのレジュメには、過去の経験職種について詳細を記載する「経験職務チェック」の欄が用意されています。この欄は企業の採用担当者が特に注目するポイントのひとつであり、ここの記載が不十分だとスカウトの機会を逃してしまう可能性があります。
経験職務チェックでは、経験した業界や部署、担当した業務領域、役職などを選択形式で登録できます。該当する項目が複数ある場合は、すべてにチェックを入れておくことが重要です。
たとえば、営業職の経験がある方でも「新規開拓」「既存顧客フォロー」「提案営業」「代理店営業」など、細かく分けると複数の業務に携わっていたケースは珍しくありません。一つだけ選んで終わりにするのではなく、経験したものはすべて登録しておくことで、企業側の検索条件にヒットする確率が上がります。
レジュメを作成した後に改めて見直し、抜け漏れがないかチェックする習慣をつけておくとよいでしょう。
定期的にレジュメを更新して鮮度を保つ
意外と見落としがちなのが、レジュメの更新頻度です。実は、レジュメの最終更新日は企業の採用担当者にも表示されています。登録してから長期間放置されたレジュメよりも、定期的に更新されているレジュメのほうが「転職意欲が高い求職者だ」と判断され、スカウトが届きやすくなります。
目安として、3か月に1回程度はレジュメの内容を見直して更新することをおすすめします。大きな経歴の変化がなくても、新たに取得した資格を追加する、直近の業務実績を反映させる、希望条件を現在の状況に合わせて調整するなど、小さな修正でも更新日は最新になります。
また、転職市場のトレンドや応募先の傾向に合わせてアピールポイントの優先順位を変えるのも効果的です。たとえば、DX推進の経験がある方であれば、その経験を目立つ位置に配置し直すだけでもスカウトの質が変わる可能性があります。
レジュメは一度作ったら終わりではなく、転職活動を通じて育てていくものと考えて、こまめなメンテナンスを心がけましょう。
自己PRは成果と再現性を意識して書く
レジュメのアピールポイント欄や自己PR欄は、自分の強みを自由に伝えられる貴重なスペースです。しかし「コミュニケーション力があります」「責任感が強いです」といった漠然とした表現では、他の求職者との差別化が難しく、採用担当者の印象にも残りにくいでしょう。
スカウト率を高める自己PRを書くためには、「成果」と「再現性」の2つを意識することがポイントです。
まず「成果」については、職務経歴と同様に具体的なエピソードと数値を盛り込みます。どのような課題に対して何を行い、どんな結果を出したのかをストーリーとして伝えると、採用担当者がイメージしやすくなります。
次に「再現性」とは、その成果を転職先でも発揮できるかどうかという視点です。前職で成果を出せた理由や、自分なりに工夫したプロセスを言語化しておくと、「うちの会社でも活躍してくれそうだ」と感じてもらいやすくなります。
たとえば「週次の1on1ミーティングを導入し、チームの応対品質スコアを平均80点から90点へ改善した。メンバーの課題を早期に把握し、個別にフォローする仕組みを構築したことが成果につながった」という書き方であれば、成果の大きさと取り組みの再現性が同時に伝わります。
自己PRは自分を売り込む場であると同時に、企業に「一緒に働くイメージ」を持たせる場でもあります。読み手の視点に立ち、入社後の活躍が想像できる内容を目指しましょう。
レジュメ公開ブロック機能で会社バレを防ぐ

転職活動を始めるにあたって「現在の勤務先に転職活動していることがバレたらどうしよう」と不安を感じる方は多いのではないでしょうか。リクナビNEXTでは、レジュメを登録すると企業やエージェントからスカウトを受け取れるようになりますが、その際に自分の情報が現職の会社に見られてしまうリスクを心配する声も少なくありません。
そうした不安を解消してくれるのが「レジュメ公開ブロック」機能です。この機能を活用すれば、特定の企業に対してレジュメを非公開に設定でき、安心して転職活動を進められます。
レジュメ公開ブロックの設定方法
レジュメ公開ブロックとは、指定した企業に対してレジュメ情報が表示されないようにする機能です。あらかじめブロックしておけば、その企業の採用担当者がスカウト候補を検索しても、自分のレジュメは一切表示されません。
設定方法はシンプルで、以下の手順で進めます。
まず、リクナビNEXTにログインし「各種設定」のメニューを開きます。その中にある「レジュメ公開」および「レジュメ公開ブロック」のメニューに進み、ブロックしたい企業の社名を入力します。該当する企業を選択して登録すれば、設定は完了です。
なお、リクナビNEXTのスカウト機能では、氏名やメールアドレス、生年月日、住所、電話番号といった個人を特定できる情報はもともと伏せられた状態でレジュメが公開されています。つまり、ブロック設定をしていない企業に対しても、匿名の状態でレジュメが表示される仕組みです。
ただし、職歴欄に記載した社名や業務内容から個人が推測される可能性はゼロではありません。確実に現職の会社からの閲覧を防ぎたい場合は、レジュメ公開ブロック機能を必ず設定しておきましょう。
非公開にすべき企業の選び方
レジュメ公開ブロックを設定する際、「どの企業をブロックすればいいのか」と迷う方もいるかもしれません。基本的には、以下のような企業を優先的にブロック対象として登録することをおすすめします。
最も優先度が高いのは、現在勤務している企業です。在籍中の会社にレジュメを見られてしまうと、転職活動が発覚するリスクに直結します。まずは現職の企業を確実にブロックしておきましょう。
次に検討したいのが、取引先やグループ企業です。日常的にやり取りのある取引先の採用担当者が偶然レジュメを目にした場合、現職の関係者に情報が伝わってしまう可能性があります。親会社や子会社、業務提携先など、自分の転職活動を知られたくない関連企業もあわせて登録しておくと安心です。
また、過去に在籍していた企業をブロックするかどうかは状況によって判断が分かれます。円満に退職しており問題がなければブロックの必要はありませんが、前職との関係性に懸念がある場合は念のため登録しておくのがよいでしょう。
ブロック設定は後からいつでも追加・変更できるため、まずは現職と主要な取引先を登録し、転職活動を進める中で必要に応じてブロック対象を見直していくのが現実的な進め方です。安心して転職活動に集中するためにも、レジュメ公開ブロック機能は登録直後に設定しておくことを強くおすすめします。
レジュメ機能でよくある質問と注意点

リクナビNEXTのレジュメ機能は直感的に操作できるよう設計されていますが、実際に使い始めると細かな疑問が出てくることもあります。ここでは、レジュメ機能に関して多く寄せられる質問と、知っておきたい注意点をまとめて解説します。
レジュメの内容はいつでも変更できる?
結論から言うと、リクナビNEXTのレジュメは作成後いつでも内容を変更・更新できます。
変更方法は簡単で、リクナビNEXTにログイン後、「レジュメ情報」のページにアクセスし、修正したい項目の「確認・変更する」をクリックするだけです。プロフィール情報、職務経歴、スキル、希望条件など、すべての項目を自由に編集できます。
登録済みのメールアドレスを変更したい場合も同様に、「各種設定」から「レジュメ情報」の「プロフィール項目」内で新しいアドレスを入力すれば反映されます。
ただし、一点注意しておきたいのは、レジュメの内容を変更するとリクルートの他サービスにも変更が反映されるという点です。レジュメはリクルートIDに紐づいて管理されているため、リクナビNEXTで修正した内容はリクルートエージェントやリクルートダイレクトスカウトなど、連携サービス側にも同期されます。特定のサービスだけ別の内容にすることはできないため、変更する際はその点を踏まえて全体のバランスを確認するようにしましょう。
希望職種の選択肢に合うものがない場合は?
レジュメ作成時に希望職種や経験職種を選択する際、「自分の仕事にぴったり当てはまる選択肢がない」と感じるケースは少なくありません。特にニッチな業界や新しい職種に就いている方は、用意された選択肢の中に完全に一致するものが見つからないことがあります。
このような場合は、自分の業務内容に最も近い職種を選択しましょう。選択肢はあくまでカテゴリとしての分類であり、具体的な業務内容は職歴欄やアピールポイント欄で補足できます。
たとえば「カスタマーサクセス」という職種がそのまま選択肢にない場合でも、「営業系」や「コンサルタント系」など近い職種を選んだうえで、職務経歴の業務内容欄に実際の業務を具体的に記載すれば、採用担当者に正確な経歴を伝えることは十分に可能です。
また、応募したい企業の募集職種と自分の希望職種を一致させたい場合にも、同様の考え方で対応できます。完璧にマッチする選択肢がなくても、近い職種を選んだうえで業務内容やスキル欄で補足することで、企業側の検索条件にヒットしやすくなります。
リクルートエージェントとの連携はどうなる?
リクナビNEXTのレジュメ機能は、リクルートエージェントと密接に連携しています。リクナビNEXTで作成したレジュメは、リクルートエージェントにも共有される仕組みになっているため、両サービスを併用する際に改めて書類を作り直す手間がかかりません。
リクナビNEXTの登録時に「転職エージェントも登録」のオプションにチェックを入れた方は、レジュメ情報がそのままリクルートエージェントのキャリアアドバイザーにも共有されます。キャリアアドバイザーはレジュメの内容をもとに求人を紹介してくれるほか、応募書類の添削や面接対策といったサポートも受けられます。
この連携のメリットは、転職活動のチャネルを効率的に広げられる点にあります。リクナビNEXTでは自分のペースで求人を検索・応募しながら、リクルートエージェントではプロのアドバイスを受けつつ非公開求人の紹介も受けられます。さらにリクルートダイレクトスカウトで企業からのスカウトも待てるため、一つのレジュメをベースに多角的な転職活動が実現します。
ただし、前述のとおりレジュメの内容は連携サービス間で共有されるため、サービスごとに異なるアピール内容を設定することはできません。応募先の業界や職種に合わせて内容を調整したい場合は、レジュメとは別にWordやPDFで職務経歴書を個別に用意し、直接応募時に使い分けるという方法も検討してみてください。
まとめ:リクナビNEXTのレジュメ機能を活用して転職成功率を高めよう

本記事では、リクナビNEXTのレジュメ機能について、基本的な仕組みからメリット、具体的な作成手順、スカウト率を上げる書き方のコツ、会社バレを防ぐブロック機能まで幅広く解説してきました。
転職活動の第一歩は、自分のキャリアを整理し、企業に伝わる形でアウトプットすることから始まります。リクナビNEXTのレジュメ機能を上手に活用して、理想の転職を実現させましょう。
