リクナビNEXTに登録したいけれど、会社にばれないか不安を感じていませんか?結本記事では、登録がばれる原因や企業側に公開される情報の範囲をわかりやすく解説したうえで、ばれないための具体的な5つの対策を紹介します。
リクナビNEXTに登録すると会社にばれるのか?

「転職活動を始めたいけど、リクナビNEXTに登録したことが今の会社にばれたらどうしよう……」。在職中の転職活動で、多くの方が最初に感じる不安ではないでしょうか。
結論から言うと、リクナビNEXTは転職希望者のプライバシーに配慮した設計になっており、正しく設定すればばれるリスクは極めて低いです。ただし、仕組みを理解しないまま利用すると、思わぬ形で勤務先に知られてしまう可能性もゼロではありません。
ここでは、リクナビNEXTの情報公開の仕組みを正しく理解し、安心して転職活動を進めるために知っておくべきポイントを解説していきます。
個人情報は企業側に公開されない仕組み
リクナビNEXTでは、会員登録時に氏名や住所、電話番号、メールアドレス、生年月日といった個人情報を入力します。しかし、これらの「個人を直接特定できる情報」は、企業側には一切公開されない仕組みになっています。
公式サイトでも、氏名・生年月日・性別・メールアドレス・電話番号・住所は非公開と明記されています。つまり、登録しただけでは、勤務先の人事担当者があなたの名前を検索して見つけ出すといったことは起こりません。
求人を検索・閲覧するだけの利用であれば、企業側にあなたの存在が伝わることはまずないため、安心して情報収集に活用できます。「まずは求人をチェックしたいだけ」という段階であれば、会社にばれるリスクはほぼないと考えてよいでしょう。
スカウト機能の利用でばれるリスクがある
一方で注意が必要なのが、リクナビNEXTの「スカウト機能(オファー機能)」を利用するケースです。スカウト機能をオンにすると、登録したレジュメ情報が求人企業や転職エージェントに匿名で公開され、興味を持った企業からオファーが届く仕組みになっています。
このとき、氏名や連絡先こそ非公開ですが、職務経歴や経験職種、スキル、希望条件などは企業側から閲覧可能です。もし現在の勤務先がリクナビNEXTを使って採用活動を行っている場合、人事担当者があなたのレジュメを目にする可能性があります。
たとえ名前が表示されなくても、社歴や職務内容、在籍年数などの組み合わせから「この人はうちの社員ではないか」と推測されてしまうリスクがあるのです。特に社員数が少ない企業に勤めている方は、経歴情報だけで個人が特定されやすいため、より慎重な対策が求められます。
企業側から見えるレジュメ情報の範囲
では具体的に、スカウト機能をオンにした場合、企業側からはどのような情報が見えるのでしょうか。リクナビNEXTのレジュメ公開情報を整理すると、以下のような区分になっています。
企業に公開される情報としては、年齢(生年月日から自動算出)、最終学歴・出身大学、経験職種・業種、職務経歴の概要、保有資格・スキル、希望勤務地・希望年収といった転職活動に関わる情報が挙げられます。
一方、企業に公開されない情報としては、氏名・フリガナ、生年月日(年齢のみ公開)、性別、住所、電話番号、メールアドレスなど、個人を直接特定できる情報が該当します。
ここで見落としがちなのが、職務経歴に記載した「勤務先の社名」の扱いです。リクナビNEXTでは職務経歴の社名を公開・非公開に設定できますが、デフォルトのまま公開状態にしていると、社名がそのまま企業側に表示されてしまいます。社名と経歴の組み合わせは、個人を特定するうえで非常に有力な手がかりになるため、必ず非公開設定にしておくことをおすすめします。
なお、生年月日自体は非公開ですが、そこから算出された年齢は公開される点にも注意が必要です。年齢、学歴、職種、在籍期間といった情報が重なると、社内で「あの人ではないか」と推測される可能性があることを覚えておきましょう。
リクナビNEXTの登録がばれる5つの原因

リクナビNEXTは個人情報の保護に配慮された設計になっていますが、それでも「会社にばれてしまった」というケースは実際に存在します。多くの場合、ばれる原因はシステムの問題ではなく、利用者側の設定漏れや不注意によるものです。
ここでは、リクナビNEXTの登録が勤務先にばれてしまう代表的な5つの原因を解説します。事前に把握しておくことで、安心して転職活動を進められるようになるでしょう。
スカウト機能で勤務先にレジュメが公開される
リクナビNEXTの登録がばれる原因として最も多いのが、スカウト機能を通じたレジュメの公開です。
スカウト機能をオンにすると、あなたの職務経歴や経験職種、スキルなどのレジュメ情報が、リクナビNEXTに登録している求人企業や転職エージェントに対して匿名で公開されます。このとき、勤務先企業もリクナビNEXTで採用活動を行っていた場合、人事担当者がスカウト検索であなたのレジュメを閲覧できてしまうのです。
氏名こそ表示されませんが、出身大学や在籍企業の業種、経験年数、職位などの情報は確認できます。社員数が少ない企業であれば、これらの情報を組み合わせるだけで「誰のレジュメか」は容易に推測できてしまいます。スカウト機能を使う場合は、後述するブロック設定を必ず行いましょう。
関連会社や取引先のブロック設定を忘れている
リクナビNEXTには、特定の企業に対して自分のレジュメを非公開にできる「企業ブロック機能」が備わっています。現在の勤務先については自動的にブロックされる仕組みになっていますが、ここで見落としやすいのがグループ会社や取引先の存在です。
たとえば、親会社・子会社・関連会社の人事部門がリクナビNEXTを利用していた場合、ブロック設定をしていなければ、あなたのレジュメがそのまま閲覧されてしまいます。取引先の担当者がたまたまレジュメを見つけ、勤務先に情報が伝わるというケースも考えられます。
ブロック設定は最大10社まで登録できるため、勤務先だけでなく、グループ企業や主要な取引先も漏れなく設定しておくことが重要です。
職務経歴書に個人が特定される情報を記載している
ブロック設定をしっかり行っていても、レジュメの記載内容が詳細すぎると、ブロック対象外の企業経由で情報が広まるリスクがあります。
特に注意したいのは、以下のような情報です。現在の勤務先の社名をそのまま公開設定にしている場合はもちろん、担当したプロジェクト名や具体的な商品名、社内での受賞歴、特殊な役職名なども個人を特定する手がかりになり得ます。
たとえば「従業員50名のIT企業で、○○プロジェクトのリーダーを担当」と書いてしまうと、社内の人間が見ればほぼ確実に誰かわかってしまいます。レジュメには実績をアピールしたい気持ちがある一方で、個人が特定されない範囲で情報を記載するバランス感覚が求められます。社名は非公開に設定し、職務内容も業種や職種の一般的な表現にとどめるのが安全です。
登録後に勤務先がリクナビNEXTを利用し始めた
意外と盲点になりやすいのが、あなたがリクナビNEXTに登録した時点では勤務先がリクナビNEXTを利用していなかったものの、後から利用を開始したというケースです。
企業ブロック機能は、リクナビNEXTに登録済みの企業のみが対象となります。そのため、登録時にブロック設定の検索で勤務先が表示されず「安心だ」と思っていても、その後勤務先がリクナビNEXTで採用活動を始めると、ブロックされていない状態でレジュメが公開されてしまうのです。
この事態を防ぐためには、定期的にブロック設定を見直し、勤務先や関連企業が新たにリクナビNEXTに登録していないかを確認する習慣が大切です。転職活動中は月に1回程度、ブロック企業の設定画面をチェックすることをおすすめします。
会社支給のPCやスマホからアクセスしている
リクナビNEXTの設定をどれだけ完璧にしていても、会社支給の端末からアクセスしていればばれるリスクは一気に高まります。
多くの企業では、社用PCや社用スマホにログ管理ソフトやMDM(モバイルデバイス管理)を導入しています。これにより、社員がどのサイトにアクセスしたか、どのアプリをインストールしたかを情報システム部門が把握できる状態になっているのです。
また、会社のWi-Fiを経由して個人のスマホからリクナビNEXTにアクセスした場合も、通信ログから閲覧履歴が記録される可能性があります。さらに、スマホの通知画面にリクナビNEXTからのメールやプッシュ通知が表示され、近くにいた同僚に見られてしまうという物理的なリスクも見逃せません。
転職サイトの利用は、必ず個人所有の端末かつプライベートな通信環境で行うのが鉄則です。
リクナビNEXTの登録がばれないための5つの対策

リクナビNEXTの仕組み上、何も対策をしなければ勤務先に転職活動を知られるリスクがあることは前述のとおりです。しかし、リクナビNEXTにはプライバシーを守るための機能がしっかり用意されており、適切に設定すればばれる可能性を限りなくゼロに近づけることができます。
ここからは、リクナビNEXTの登録が会社にばれないために実践すべき5つの対策を、優先度の高い順に解説していきます。登録後すぐに設定できるものばかりなので、一つひとつ確認しながら進めてみてください。
企業ブロック機能で勤務先・関連会社を設定する
最も重要な対策が、リクナビNEXTの「レジュメ公開ブロック設定(企業ブロック機能)」の活用です。この機能を使えば、指定した企業のアカウントからはあなたのレジュメが一切表示されなくなり、スカウト検索の結果にも出てこなくなります。
設定方法はシンプルで、マイページの「各種設定」からブロックしたい企業名を検索し、該当企業を登録するだけです。最大10社までブロック設定が可能なので、現在の勤務先だけでなく、グループ会社や主要な取引先も忘れずに登録しておきましょう。
なお、現在の勤務先については自動的にブロックされる仕組みになっていますが、関連会社や取引先は自分で設定しなければブロックされません。「親会社だけブロックして子会社を忘れていた」というケースは意外と多いため、登録直後に関連企業を洗い出して設定することが大切です。
ただし、ブロック対象として検索できるのはリクナビNEXTに現在登録している企業に限られます。ばれたくない企業が後からリクナビNEXTに登録した場合、自動ではブロックされないため、定期的にブロック設定を見直す習慣をつけておくと安心です。
職務経歴の社名を非公開にする
企業ブロックと並んで重要なのが、職務経歴に記載する勤務先の社名を非公開にする設定です。リクナビNEXTでは、過去および現在の勤務先名を公開するか非公開にするかを自分で選択できます。
社名が公開されていると、たとえ氏名が非表示でも「この会社の、この年齢の、この職種の人」という情報だけで個人を特定される可能性があります。特に社員数が数十名規模の中小企業に勤めている方は、社名と在籍年数の組み合わせだけでほぼ本人が絞り込まれてしまいます。
社名を非公開に設定すると、企業側の画面には業種や企業規模の目安だけが表示される形になります。スカウトの受信率に多少影響が出る可能性はありますが、ばれるリスクと天秤にかければ、非公開にしておくのが賢明な判断です。
企業ブロック機能を設定している場合でも、社名は非公開にしておくことをおすすめします。ブロックの対象外となっている企業を経由して情報が伝わる可能性もゼロではないため、二重の対策として社名非公開は必ず設定しておきましょう。
スカウトサービスが不要なら機能をオフにする
「自分のペースで求人を探したい」「スカウトは特に必要ない」という方は、スカウトサービス自体をオフにするのが最も確実な対策です。スカウト機能をオフにすれば、そもそもレジュメが企業側に公開されなくなるため、勤務先にばれるリスクはほぼなくなります。
設定方法は、マイページの「各種設定」から「スカウトサービス」の項目に進み、レジュメの公開をオフにするだけです。オフにした後も、求人の検索や応募は通常どおり行えるので、転職活動に大きな支障はありません。
もちろん、スカウト機能には「自分では見つけられなかった企業からオファーが届く」「自分の市場価値を把握できる」といったメリットもあります。ばれるリスクとスカウトのメリットを比較したうえで、どちらを優先するか判断するとよいでしょう。
まずはスカウトをオフにした状態で転職活動を始め、応募したい求人がなかなか見つからない場合に、企業ブロックと社名非公開の対策をしっかり施したうえでスカウトをオンにする——という段階的な使い方もおすすめです。
通知設定をオフにしてメール・アプリ通知を管理する
意外と見落としがちなのが、リクナビNEXTからの通知による「うっかりばれ」です。スマホのプッシュ通知やメールの受信画面に「リクナビNEXT」の文字が表示された瞬間を、たまたま近くにいた同僚や上司に見られてしまうケースは珍しくありません。
対策としては、まずリクナビNEXTアプリのプッシュ通知をオフに設定しましょう。あわせて、リクナビNEXTからのメール通知も必要最低限の内容に絞り、受信頻度を下げておくと安心です。
さらに徹底するなら、リクナビNEXTの登録メールアドレスは会社のメールアドレスではなく、プライベート用のアドレスを使用してください。会社のアドレスで登録してしまうと、社内のメール監視システムに検知される可能性もあります。
スマホのロック画面に通知内容が表示される設定になっている場合は、ロック画面での通知プレビューを非表示にしておくことも効果的です。こうした小さな対策の積み重ねが、思わぬ場面でのばれを防いでくれます。
個人のスマホ・PCからのみアクセスする
最後に、最も基本的でありながら最も重要な対策が、リクナビNEXTへのアクセスを個人のデバイスに限定することです。会社支給のPCやスマホからリクナビNEXTにアクセスするのは絶対に避けましょう。
多くの企業では、業務用端末の閲覧履歴やアクセスログを管理・監視しています。IT部門がWebフィルタリングを導入している場合、転職サイトへのアクセスが自動的に記録され、上司や人事に報告される可能性があります。これはリクナビNEXTの設定では防ぎようがありません。
同様に、会社のWi-Fiに個人のスマホを接続した状態でリクナビNEXTを閲覧するのも危険です。ネットワーク管理者がアクセスログを確認すれば、どの端末がどのサイトにアクセスしたかを把握できるためです。
会社にいるときにリクナビNEXTをチェックしたい場合は、必ず個人のスマホでモバイルデータ通信(4G/5G)を使ってアクセスするようにしましょう。また、周囲の目がある場所での操作も避け、通勤中や自宅など、プライベートな空間で利用するのが安全です。
リクナビNEXT以外で転職活動がばれるケース

リクナビNEXTの設定を万全にしていても、日常の何気ない行動が原因で転職活動がばれてしまうことがあります。実際のところ、転職サイト経由でばれるよりも、こうした「サイト以外の要因」で発覚するケースのほうが多いとも言われています。
せっかくリクナビNEXTの対策を徹底しても、別のところで足がつけば意味がありません。ここでは、リクナビNEXTとは直接関係のない場面で転職活動がばれる代表的な3つのケースを紹介します。自分に当てはまるものがないか、あらためて確認してみてください。
会社のWi-Fiで転職サイトを閲覧している
前章でも触れましたが、会社のWi-Fiを使って転職サイトを閲覧するのは非常にリスクの高い行為です。リクナビNEXTに限らず、dodaやマイナビ転職など、どの転職サイトにアクセスしても同じ危険があります。
企業のネットワーク環境では、社員のインターネット利用状況をログとして記録しているケースが少なくありません。情報セキュリティに力を入れている企業であれば、Webフィルタリングシステムを導入し、転職サイトへのアクセスを自動的に検知・記録している場合もあります。
「個人のスマホだから大丈夫」と思っていても、会社のWi-Fiに接続している時点で通信内容が把握される可能性があるのです。昼休みにスマホで求人情報をチェックする程度であっても、会社のネットワークを経由していれば記録に残ります。
転職サイトを閲覧する際は、必ずモバイルデータ通信に切り替えるか、自宅や外出先など会社のネットワークとは無関係な環境で行いましょう。また、転職関連のメール確認も同様に、会社のWi-Fi環境下では避けるのが無難です。
同僚や知人に転職活動を話してしまう
転職活動がばれる原因として、実はもっとも多いのが「人づて」です。信頼できる同僚だからと軽い気持ちで打ち明けた情報が、いつの間にか上司や人事の耳に入っていた——というケースは想像以上に多く起こっています。
本人に悪気はなくても、「あの人、転職考えてるらしいよ」という話題は職場の中で広まりやすいものです。特に少人数の部署では、一人に話しただけで全員に知れ渡るリスクがあります。どれほど親しい間柄でも、同じ職場の人間に転職活動の話をするのは避けるべきです。
また、社外の知人に話す場合にも注意が必要です。業界が同じであれば取引先を通じて情報が伝わる可能性がありますし、共通の知り合いがいれば思わぬルートで勤務先に届くこともあります。
転職の相談をしたい場合は、転職エージェントのキャリアアドバイザーや、業界の異なる友人など、現在の職場とまったく接点のない相手に限定するのが鉄則です。内定が出て退職の意思を固めるまでは、職場関係者には一切話さないという姿勢を徹底しましょう。
SNSや行動の変化で周囲に気づかれる
直接的な情報漏洩がなくても、日常の行動やSNSの変化から転職活動を勘づかれることがあります。本人は意識していなくても、周囲は意外と細かい変化を見ているものです。
たとえばSNSに関しては、転職系のアカウントをフォローしたり、キャリアに関する投稿に「いいね」をしたりするだけでも、同僚のタイムラインに表示されて気づかれる可能性があります。LinkedInのプロフィールを急に更新した場合も、転職活動を疑われるきっかけになりがちです。
行動面でも、「急に有給休暇を取る日が増えた」「終業後すぐに帰るようになった」「スーツで出勤する日がある(普段は私服の職場の場合)」といった変化は、周囲から見れば転職活動のサインに映ります。面接のために半休を取る場合は、不自然なパターンにならないよう日程を分散させる工夫が必要です。
転職活動中はSNSの公開範囲を見直し、転職関連の行動はなるべく目立たないようにしましょう。普段の働きぶりや態度を急に変えないことも、ばれないための大切なポイントです。「今までどおり」を意識して過ごすことが、結果として最大の防御策になります。
どうしてもばれたくない人は転職エージェントも検討

ここまで紹介した対策を実践すれば、リクナビNEXTの登録が会社にばれるリスクは大幅に下げられます。しかし、スカウト機能を活用する限り、不特定多数の企業にレジュメが公開される仕組みである以上、ばれる可能性を完全にゼロにすることは難しいのが正直なところです。
「万が一にもばれるわけにはいかない」「勤務先との関係上、絶対に知られたくない」という方は、転職エージェントの利用を検討してみてください。転職サイトとは根本的に異なる仕組みのため、情報漏洩のリスクを大きく減らすことができます。
転職エージェントなら企業が情報を検索できない
転職エージェントとリクナビNEXTのような転職サイトの最大の違いは、求職者の情報が企業に公開される仕組みにあります。
リクナビNEXTでは、スカウト機能をオンにすると多くの企業がレジュメを検索・閲覧できる状態になります。一方、転職エージェントでは、キャリアアドバイザーがあなたと面談し、希望や適性を把握したうえで、マッチする企業にだけ情報を提供する形式です。企業側がデータベースから求職者を自由に検索する仕組みではないため、勤務先の人事担当者があなたの情報を目にする可能性はほぼありません。
さらに、転職エージェントでは応募先の企業にあなたの情報を提出する前に、必ず本人の同意を得るプロセスがあります。「この企業には情報を出さないでほしい」と事前に伝えておけば、勤務先や関連会社に情報が渡ることは確実に防げます。
こうした仕組み上の違いがあるため、ばれるリスクを徹底的に排除したい方にとって、転職エージェントはリクナビNEXTよりも安全性の高い選択肢と言えるでしょう。
リクナビNEXTとエージェントの併用がおすすめ
とはいえ、転職エージェントにもデメリットはあります。紹介される求人はアドバイザーが選んだものに限られるため、自分のペースで幅広く求人を探したい方には物足りなく感じることもあるでしょう。また、アドバイザーとの相性が合わなかったり、希望と異なる求人を勧められたりするケースもゼロではありません。
そこでおすすめなのが、リクナビNEXTと転職エージェントの併用です。それぞれの強みを活かすことで、安全性と求人の幅を両立させることができます。
具体的には、リクナビNEXTでは本記事で紹介した対策を施したうえで求人検索や情報収集に活用し、転職エージェントでは非公開求人の紹介や応募書類の添削、面接対策といったサポートを受けるという使い分けが効果的です。リクナビNEXTのスカウト機能をオフにして求人閲覧のみに使えば、ばれるリスクを抑えながら豊富な求人情報にアクセスできます。
なお、リクナビNEXTを運営するリクルートは「リクルートエージェント」という転職エージェントサービスも提供しており、両サービスを連携して利用することも可能です。まずは転職エージェントに登録して相談し、自分に合った転職活動のスタイルを見つけていくとよいでしょう。
まとめ:リクナビNEXTは正しく設定すればばれずに安心して利用できる

本記事で解説してきたとおり、リクナビNEXTは個人を特定できる情報を企業に公開しない設計になっており、適切な設定を行えば勤務先にばれるリスクは極めて低くなります。
転職活動は、自分のキャリアをより良い方向に進めるための前向きな一歩です。ばれることへの不安から行動をためらうのではなく、正しい知識と対策を身につけたうえで、安心してリクナビNEXTを活用していきましょう。
